2017年10月17日

松坂桃李×三浦大輔、再び“性の極限”に挑む!R18映画『娼年』コメント到着!

松坂桃李×三浦大輔、再び“性の極限”に挑む!R18映画『娼年』コメント到着!

2016年に三浦大輔演出、松坂桃李主演で舞台化され、その過激さが話題を呼んだ石田衣良原作の『娼年』が、同タッグで映画化、2018年春に公開される。





このニュースのポイント


・直木賞候補となった石田衣良の小説「娼年」が映画化
・過激さから話題騒然となった、同名舞台の松坂桃李と三浦大輔監督が再タッグを組む
・2018年春、全国ロードショーとなる
・「娼年」シリーズの最新作 『爽年(そう・ねん)』の連載もスタートする

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原作は2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説。性の極限を描いたセンセーショナルな内容は大きな話題となり、多くの女性から共感を得た。

また昨年8月には三浦大輔演出、松坂桃李主演で舞台化され、原作に忠実にセックスを真っ向からから描いた内容と、松坂桃李の文字通りの体当たりの演技が話題騒然となり、チケット売り出しと同時にソールドアウト。開幕するとその評判を聞きつけた人々がわずかに売り出される当日券を求めた人が長蛇の列をなし、伝説の舞台となったことも記憶に新しい。

そして今回、満を持して舞台と同じ三浦×松坂のコンビで映画化が決定、舞台とはまた一味違う映像表現の限界に挑戦する。果たしてその全貌は?

すでに撮影が終了し、10月の完成を目指し、現在仕上げ作業中である今作。主演の松坂桃李と三浦大輔監督からコメントが到着した。

松坂桃李コメント


昨年、「娼年」という舞台に出演したことは自分の中で大きな出来事の一つでした。この作品の千秋楽の日、二度とできない、そう思えるほど、無の状態になりました。

だから映画化の話を聞いた時には、不安しかありませんでした。でも、舞台で表現できなかったこと、映像だからこそ残せるものが、映画「娼年」にはあると思いました。

撮影前に三浦監督に言われた言葉です。

“ようやくこれで石田衣良さんが産み出した「娼年」が完成する”と。

撮影を終えた今、僕自身もそう感じています。

舞台同様、無になりましたが。何より女性の方にこそ観ていただきたい作品です。

三浦大輔監督コメント


厳しい条件の中、全キャスト、スタッフが満身創痍で作り上げました。娼夫になる主人公の「領」は舞台に引き続き、松坂桃李君です。

舞台からさらに進化した、また新たな「領」を演じてくれ、やはり、この役は彼でしか成立し得ないと確信しました。映像化は色んな意味で舞台化よりさらに困難な作業になりましたが、原作の石田衣良さんの小説の意思を受け継ぎ、「性描写」に関しては一切妥協せず、でも、よりポップに描き切ったつもりでいます。

結果、あまり前例がない、新しいエンターテイメントが産まれた予感がしています。R18作品ですが(こればっかりはしょうがない)、幅広い人たち、特に女性の方々に観て欲しい気持ちでいっぱいです。「娼年」は女性の欲望を全肯定する物語です。公開をどうぞご期待ください!

『娼年』のあらすじ




主人公は、森中領(もりなかりょう、通称:リョウ)。大学生活にも退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。

リョウの中学校の同級生で、ホストクラブで働く田島進也(たじましんや、通称:シンヤ)がある日、ホストクラブの客として訪れた女性を、リョウの勤めるバーに連れてきた。

女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。

恋愛や女性に「興味がない」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香がオーナーである秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」に入るための試験であった。

最初こそ戸惑ったが、「娼夫」として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていくリョウ。

「女性は退屈だ」と言っていたかつての姿が嘘のように、どんな女性の欲望も引き出し、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していく。やがて静香に対しても想いを寄せるようになるのだが…。

また、「娼年」シリーズの最新作 『爽年(そう・ねん)』が、「小説すばる」11月号(10月17日発売)で連載がスタートすることも同時に発表された。

映画『娼年』は2018年春、全国ロードショー。

(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会

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