乃木坂46 能條愛未、映画『LION ライオン 25年目のただいま』を語る!
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今週の乃木坂週刊映画は、2017年4月に公開された『LION ライオン 25年目のただいま』について語って頂きました。あり得ない実話を映画化した本作、能條さんはどんな感想を持ったのでしょうか。
前回までの記事
・乃木坂46 能條愛未、19thシングル&アンダーライブを語る!
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・乃木坂46 能條愛未 映画『レ・ミゼラブル』(トム・フーパー監督版)を語る その2
・乃木坂46 能條愛未 映画『レ・ミゼラブル』(トム・フーパー監督版)を語る その1
→それ以前の記事はこちらから
『LION ライオン 25年目のただいま』とは?
25年間迷子だった男がGoogle Earthで起こした奇跡の実話を映画化したもの。
ストーリー
オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。
インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。
成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。
人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった“ただいま"を伝えるため、彼は遂に決意する。「家を探し出す―」と。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=5pC9WO_BIyU
驚きを感じ続けながら物語を見守った
まず、Google Earthを使用して自らの真実を探ったというあらすじを聞いて驚きました。映画を見始めてからも、冒頭から衝撃的な展開の連続で、「これが本当に実話なの?」と何度も思いました。
同時に主人公の子供時代の子役がとても可愛くて、あどけなさもあり心奪われました。
物語はどんどん進んでいくのですが、両親と離れ離れになって、その後様々な大人に出会って、時には人身売買に遭いそうにもなっていて、波乱万丈とはまさにこのことだと思いました。
変な大人に何度も遭遇していくので、見ている私も大人が出てくる度に「この人は怪しいに違いない」とどこか疑心暗鬼になっていました。
ただ、彼を大人に育ててくれたオーストラリア人はとても良いお方で、色々ありながらも多感な時期を幸せに過ごすことができたのかなと胸をなでおろしました。
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人を愛するということを私たちに問う映画なのかもしれない
映画の終盤はずっと鳥肌が立っていました。
まず何と言っても育ての親の心血注ぐ愛情にとても感動しました。実の子でなくとも、どこまでも愛情に溢れ実の子として育てようとしていました。
親に限らず、血の繋がっていない相手を愛することの凄さを感じました。恋愛の愛情とはまた違う、恋愛ではないけれど、心の底から相手のことを大切に思って、どこまでも愛情を注ぐ。
人間は感情がある生き物なので、そうであるならば、どこまでも愛情を注げる人間でいたいなと思いました。そのような“人を愛するということ”について、私たち自身にも問う映画なのかなと思いました。
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真実が明らかになった時の感動
映画のクライマックスで様々なことが明らかになります。
両親と離れてしまった時はまだ幼かったので、自分の名前を間違って覚えていることが明らかになったりと…。「ああ、本当に幼かったんだな。でも最後はきっとこれで良かったのかな」と心にじんわりと温かさを感じました。
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子を持つ親には是非見て頂きたい
本作はどなたが見ても堪能できるとても素敵な映画です。
その中でも子を持つ親の方には是非とも見てほしいです。自分の子の大切さを改めて実感すること間違いなしと思います。
既にDVDも発売されているとのことですので、是非みなさんチェックしてみてください。
(取材・構成:柳下修平/撮影:HITOMI KAMATA)
能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)
能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー
月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。
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