神木隆之介に「潰してやる!」と橋本淳が宣言!?ドラマ「刑事ゆがみ」先輩後輩対談
──ちなみにオフィシャルサイトのインタビューで神木さんは、人の内面を天使と悪魔に例えてお話しされていました。そこで、お互いの天使と悪魔の部分だと思うところを教えてください。
橋本:隆ちゃんの天使の部分は、このビジュアルだったりとか、国民的息子っていう愛称とか。そう呼ばれてるらしいじゃない?
神木:その記事、親から送られてきた〜(照)!
橋本:みんなが小さい頃から見ていた隆ちゃんが、ここまで大きくなって、立派な俳優さんになったんだ、っていうのが天使な部分。
悪魔は、心の闇が深そうだなっていう面がちょいちょい出てくるところ(笑)。好奇心旺盛で趣味が多いけど、実は一人遊びが多いなと思って。
神木:なるほど。
橋本:将棋とか電車とか、ネットやゲームが好きって本人は明るくいうから、全然負の要素じゃないんだけど…それ、やっぱひとりでやるのかな、って思うと、ね。
その闇は、小出しに突っ込んでいって10話目くらいまでに引き出して行ければいいかなと思ってるけど。まぁ、今のところ悪魔な部分は感じないので、この先が楽しみですね(微笑)。
──これから連絡先を交換して、仲を深めていくうちに意外な面が見えてくるかもしれないですね。
橋本:…でも、交換しない方がいいのかな?
神木:なんで?
橋本:この距離感のままのほうが…。変に突っ込むと抜けられなくなるかもしれない。
神木:抜けられないって?
橋本:これ以上近づくと危ないな…!っていう求心力がありそう。
神木:「コップ洗いに来て」とか、甘えはじめるかも(笑)。
──神木さんから見た橋本さんは?
神木:あっちゃんは、ずっとお兄ちゃんみたいな感じなんです。
橋本:ふふっ。
神木:「ふふっ」じゃないよ! こういうところです! 心の中で「絶対思っていない」と思っているところが悪魔ですから(笑)!!
橋本:人のことをうがって見るからね。
神木:結構、斜めに見ていますよね(笑)。
橋本:見てる、見てる(笑)!
神木:そこが面白いんですよね。天使なところは、安定感がある人だなと思います。どんな話をしても、「うんうん」って聞いてくれているときもあれば、突っ込んでくれるときもあるし。
もちろん町尾さんと羽生の芝居でも、羽生が睨んだり、生返事したり、どんな対応をしても、それを全部受けてくれるから大丈夫、という安心感はあります。
けど、多分、今のほめ言葉を「絶対本心じゃない」と思っているあっちゃんは悪魔です!
橋本:いや、思ってるよ(声裏返り)。ありがとう、って100%受け止めてる。
神木:悪魔だ!
橋本:すごく、うれしいなぁ、っていう気持ちでいっぱいです(微笑)。
──では、お話を伺っている今はまだ撮影前ですが、最後に第6話の見どころを教えてください。
橋本:全部、隆ちゃんが言ってくれると思います(笑)。
神木:第6話は、いろいろと伏線が一番多い話だと思います。
橋本:確かにそうだね。
神木:折り返しということもあり、今後に大きく影響してくる回だと思います。最終回に向けて、本質に少しずつ触れていくような。
あとは、少年法を扱っているので、そこも結構難しいと思います。法というのは、誰をどう守るものなのか、というのが、いちばん難しいテーマになってくるのではないかなと。いろんな要素が重なって、本来守るべき人が守られないことがあるというのが浮き彫りになる話で、法ってなんだろうというのを考えさせられる話になっています。
それは、被害者、加害者も考えるべきことだし、警察側も考えなければいけないことで、結局は答えが出ないものだとしても、話し合うべきものではあるのかな、と思います。と、重苦しいことを言っていますが、ハードルを作らずに軽い気持ちで見て頂きたいです!
橋本:これまでの話とは、また違う匂いのする話になるんじゃないかな…。原作にあるストーリーなんですが、ドラマならではの部分もあって、それが重層的に深みを増しているので、原作を知っている人にも楽しんでもらえると思います。
エピソード自体は重めですけど、弓神さんと羽生くんのバディがいい感じになってきたタイミングでもあるので、シリアスな部分とコミカルな部分がいい感じのバランスで楽しめる回になる気がします。
1話完結のストーリーとしてはもちろん、初回から見返していただくと、また違った面白みがあると思います。なので、重い話だと構えずにまずは見ていただいて、楽しんでいただけるといいなと思います。
※二人が所属する事務所のアミューズが2005年から年末に行っている、若手俳優によるファン感謝祭イベント
これまでの「刑事ゆがみ」を見たい方はこちら
これからドラマを見るにあたって、ここまでの話を予習もしたい方はいるはず。予習は2通りの方法で可能です。
(1)民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
まず、「民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」」で、放送済みの最新話を無料で見ることができます。(つまり11月16日放送前なら第5話を見ることが可能)
(2)動画配信サービス「FOD」
「TVer(ティーバー)」では前週分しか見ることができませんが、動画配信サービスの「FOD」では放送済みの全話を鑑賞することが可能です。つまり第6話終了後も、第1話から見返すことができます。気になる方は「FOD」でチェックしてみてください。(※FODは月額もしくはポイント制の有料サービスです。)
「刑事ゆがみ」公式サイト
(撮影:結城さやか 取材・文:大谷和美)
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