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2017年12月26日

土屋太鳳から佐藤健へサプライズレター!『8年越しの花嫁』大ヒット舞台挨拶レポート

土屋太鳳から佐藤健へサプライズレター!『8年越しの花嫁』大ヒット舞台挨拶レポート




結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の奇跡の実話を描いた映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』。映画の大ヒットを記念した舞台挨拶が実施され、佐藤健、土屋太鳳が登壇した。

観客の大歓声に迎えられて登場した佐藤健と土屋太鳳。本日12月25日クリスマスの日を受け、佐藤が「こんな大切な日にお会いできて光栄です。メリークリスマスですね。」と話すと、土屋も「メリークリスマス!」と元気よく挨拶。

観客動員数70万人突破の大ヒットを受け、佐藤が「尚志さん麻衣さんのお話、実際にあった話にただただ誠実に向き合った結果なのかな、と思います。もっともっと広がっていけばいいな、と思います。」と、土屋が「麻衣さんの大切な8年間を演じさせていただきました。感動の声をお聞きして、インスタグラムで感想をみて、言葉だったり声の一つ一つに感動をいただいています。今まで見ていただいたからこその舞台挨拶、感謝しています。」と話し、イベントはスタート。

印象に残っているシーンを尋ねられると、佐藤は「演じてて、土屋さんが特殊メイクをして動けなくなっている時の空気感とかは今までにない空気感でした。絶妙な緊張感というか... でも僕は土屋さんをなんとか笑わせようとして(笑)(土屋さんが)笑うとメイクが取れちゃうから。ちょっかいをだす、っていうのをやっていました。」とエピソードを披露すると、土屋も「笑い、耐え切れると思いますか?(笑)本当に笑わせてくるので、愛情を感じましたね。ちょっと困りましたけど。(笑)」と述懐。

土屋は「いっぱいあるんですけど、最初のアーケードでのシーンはすごく難しくて、移動中の新幹線の中で(佐藤と)携帯でやり取りをしてギリギリまで作ったシーンでした。あとはあのシーンが酔っ払っているっていうシーンだったので、日本酒を飲まず、香りだけを嗅いでその雰囲気を出しました。」と振り返ると、佐藤も「そんなことあったね!」と懐かしんだ。

また本作では”結婚”が大きなテーマであることにかけ、理想の結婚式を尋ねられると佐藤が「結婚式に理想はなくて...男の人には共感してもらえるかもしれないんだけど、大切な人がやりたいっていうからやるんであって、大切な人の願いを叶えてあげる、ということだと思う。」と持論を展開。土屋は「相手の方によるな、と私も思います。健先輩の思いも素敵だな、と思うんですが、一緒に考えるのがいいかな、と思います。感謝をいっぱい伝えて、2人がおもてなしをするような式ができたらいいな、と思います。」と、こちらも土屋らしい理想の結婚式を披露。そこから佐藤も「尚志さんもウェディングプランナーの方に、『結婚式は感謝を伝える場所なんだ』と聞いてやりたくなったと言ってました。」と、モデルとなった尚志さんの話を引き合いに出した。

『8年越しの花嫁』presentsサプライズ人前式






続いて、「『8年越しの花嫁』presentsサプライズ人前式」にうつった。会場にいるカップルの名前を佐藤と土屋が読み上げ、高田さん、伊藤さんカップルが登壇。付き合って一昨日で”8年に”なる2人。今日のことは伊藤さんにはサプライズであり、「意味がわからない...」と伊藤さんは困惑&感激の様子。

そんな伊藤さんに高田さんから「結婚してください。」と手紙をもつ手を震わせながらプロポーズが。プロポーズを目の当たりにした土屋は「見ているこちらが感動しちゃって。私たちこそこの場にいれて幸せです。」と、佐藤は「かっちょいいねー!女性はストレートな言葉嬉しいと思いますね。」とそれぞれ感激の様子であった。そして、佐藤と土屋、そして会場の観客を前に人前式が行われた。誓いの言葉を佐藤と土屋が読み上げ、高田さん、伊藤さんが誓いの言葉を交わし、佐藤、土屋も結婚証明書にサイン。佐藤と土屋も「生プロポーズ初めてでした。ドキドキしました」と初めてのプロポーズ立会いの感動を改めて話した。

最後に締めの言葉となり、土屋が「麻衣さん、尚志さんのように戦っていらっしゃる方、支えていらっしゃる方がまだたくさんいらっしゃいます。その方にとってこの作品が心の燃料になりますよう、心のお守りとなりますよう、温かいものになりますよう、心から私はずっと寄り添っております。」と話したのち、佐藤へサプライズの手紙があることを明かし、「これまた緊張します。」と手紙の準備をすると、佐藤は「じゃあ家で読みます。(笑)」と照れている様子。

「聞きたい!」という観客の言葉を受け、土屋は「健先輩へ。健先輩にお返事を書こうと決めたものの、伝えたいことがありすぎて、何から書けば良いのか、三日間考え続けました。今日は思っていることをそのまま、まっすぐにしたためたいと思います。健先輩と初めてお会いしたのは8年前のことでした。なので8年越しに妻役を演じさせていただきました。心に刺さっている健先輩の言葉がありました。それは2012年に放送されたある番組での健先輩の言葉です。そのとき「変わらない愛はない。」と、健先輩はおっしゃいました。私はその時、この方に「変わらない愛はある」と伝えたいと思いました。TVに向かって話した私に、一緒に見ていた家族は笑っていたけど、私は本当に本気でした。その時すでにスターでいらした健先輩に伝えるといってもいつ伝えるんだろう、と思っていましたが、もしかしたらその時からこの作品でご一緒する未来があったのかもしれません。変わらない愛はあります。しかもそれは健先輩の心の中に。ファンの方に向き合い、感謝をして、スタッフさんを労う姿は熱く、暖かく、柔らかく、優しい、本当に豊かな変わらない愛を宿しています。その姿や言葉、舞台挨拶に元気よく出て行く楽しそうな背中、嬉しそうに観客の方を見つめる眼差し、役者として大切なたくさんのことを教えていただきました。心から心から感謝しています。健先輩の笑顔は本当に素敵です。なんでもわかるのに、仕事以外の自分のことだけよく分かっていないと思います。健先輩の笑顔は素敵です。健先輩の笑顔はたくさんの人を幸せにするんです。お誕生日プレゼントはおばあちゃんになるまで土屋太鳳は使いますよ!おばあちゃんになるまでずーっと健先輩の孫でいます。性別が違うだけで、コミュニケーションが取りにくくなる世界ではありますが、これからも同業の後輩の1人として、変わらぬ孫愛と一緒にお願いします。またその背中に辿り着けるよう、全力で追いかけていきたいと思います。」と涙で言葉をつまらせつつ手紙を読み上げた。

佐藤は「恥ずかしいの10乗くらいですね。びっくりしました。「変わらない愛はある」とまっすぐに本心から信じて伝えられる土屋さんを尊敬しています。映画も見ていただき、よかったな、と思っていただけましたら、力を貸していただけたら嬉しいです。ロマンチックな時期にこの映画を大切な人と見ていただき、グッと距離を縮めていただけると嬉しいです。」と話し、最後に「メリークリスマス」とそれぞれ観客に声をかけ、イベントは幕を閉じた。

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