聖母のように佇む篠原涼子の瞳は何を問いかける?『人魚の眠る家』、第1弾ビジュアル解禁
©2018「人魚の眠る家」 製作委員会
東野圭吾作家デビュー30周年記念として書かれた小説「人魚の眠る家」が映画化され、2018年11月16日(金)に全国公開されることが決定。この度、第1弾ビジュアルが解禁となった。
水面から柔らかな光が差し込む水中に、ひとり佇む主人公・播磨薫子(篠原涼子)。胸には、安らかに眠るわが子を抱いているようだ。慈愛に満ちた微笑みを浮かべるその姿は聖母のようで、まっすぐにこちらを見つめるその瞳は、愁いを帯びながらも強い意志を感じさせる。「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか。」衝撃的な問いかけは何を意味するのか。愛する人へ捧げたその無償の行為は、善か、悪か、愛か、欲望か?東野圭吾の禁断のミステリーが、ついに幕を開ける。
また、篠原涼子演じる播磨薫子の妹・美晴役で山口紗弥加、薫子の娘・瑞穂に向き合う医師・進藤役で田中哲司という二人の実力派俳優が参加しているという情報が新たに解禁となった。
ストーリー概要
二人の子供を持つ播磨薫子(はりま・かおるこ:篠原涼子)と会社を経営する夫・和昌(かずまさ:西島秀俊)。すでに別居状態の夫婦は、娘の小学校受験が終わったら、離婚することになっていた。
そんなある日、二人の元に悲報が届く。娘の瑞穂(みずほ)がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。医師からは「脳死」という宣告が下され、回復の見込みはないという。脳死を受け入れ臓器提供を希望するか、心臓死をただ待つのか…究極の選択を迫られた二人は、話し合いの末に臓器提供を決断する。
ところが別れの瞬間、娘の手が一瞬動いたのを見た薫子は、娘が死んでいるという現実を受け入れられず、一転して臓器提供を拒否する。そんな娘と妻のためにと和昌は、自らが経営する会社の最先端技術を使い、前例のない延命治療を決意。
その甲斐あってか、娘はただ眠っているかのように美しく、肌つやも良くなり、体も徐々に成長してゆく。
しかしその決断は、やがて薫子の狂気を呼び覚ましてゆく。そんな妻の姿を目の当たりにした和昌は、果たして自分の選択が正しかったのか、本当に娘は生きているのか深く苦悩していく。
それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった二人の先には、衝撃の結末が待ち受けていた――。
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