2018年7月8日（日）、トレッサ横浜にて行われた「夏の交通事故防止運動・振り込め詐欺撲滅キャンペーン」イベントが開催された。同イベントにて、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で、パトレン3号/明神つかさを演じる奥山かずささんが、神奈川県・港北警察署一日警察署長に就任。トークショーと市民への呼びかけを行った。

警察官の制服を着て登壇した奥山さんに、2階まで人が集まった会場からは「かわいい！」との声が飛び交う。

1日警察署長の委任状を受け取ったあと、一旦来賓席についた奥山さんは、地元ダンススクールに所属する子供達のパフォーマンスなどを楽しんでいた。

そしていよいよ、トークショーがスタート。

司会から改めての紹介を受け、「今日は一日警察署長を努めさせていただきます」と挨拶したあと、敬礼を披露。

父親が警察官で、さらにパトレン3号を演じることになり、なにかと警察に縁があるという奥山さんは、「父が警察官だったこともあって、小さい頃から警察に憧れていて、進学するか警察学校に行くか迷っていたくらいでした。それが署長になれるなんて（笑）」と、喜びを語った。

また、「夏の交通事故防止運動・振り込め詐欺撲滅キャンペーン」を掲げているイベントということで、交通事故や振込詐欺に関するクイズにも回答した奥山さん。

さらに、交通事故に関するエピソードでは、交通事故にあった身近な人はいない、と話しながらも、「幼少期によく自転車で走り回っていたんですが、トラックと正面衝突しそうになって、かわしたときに転んでしまって、ヘルメットがひび割れて…。ヘルメットありがとう。と思いました」と明かし、やんちゃな子供時代を過ごしたという意外な一面ものぞかせた。

1日警察署長らしく、「ヘルメットで命が助かった経験があるので、ヘルメットをかぶりましょう！」と呼びかけると、子供達から「はーい！」と返事が返ってきて、奥山さんもにっこり。

続いては、白バイ隊員が事故に備えて着ている「エアージャケット」の実力を知るべく、奥山さんが「エアージャケット」の空気を入れるためのヒモを引くことに…。

しかし、2回、3回とチャレンジしてもヒモが抜けず、「ちょっと〜！」と白バイ隊員にツッコミを入れる姿も。

これは本来、事故の衝撃で引かれて空気が入るもののため、かなりの力が必要なのだとか。司会がヒモを引いてようやく膨らんだエアージャケットを触った奥山さんは、「すごい…！」とその強度にびっくり。

振り込め詐欺に関する話題では、奥山さんが「サギ撲滅の2本柱」を読み上げ。実家の両親も騙されないか心配だと話した奥山さんだったけれど、「合言葉を決めようと話してるんですが、その言葉をいつも忘れてしまうので、意味がなくて…。普段からコミュニケーションをとることが大事だと思います」と対策を明かした。

また、「ソフトボールをやっていたことから、イチロー選手が好きで、本も読んでいます。努力家な姿に励まされて、努力は実ると思って学生時代を過ごしてきました」という話題も飛び出したソフトボールにちなんで、華麗なバットスイングも披露！　サインボールの投げ込みも行い、会場は歓喜の声に包まれた。

最後に、「ルパンレンジャーより、パトレンジャーをご贔屓に、よろしくお願いします」とおどけた様子を見せながら、「快盗、警察、ギャングラー、そして探偵が加わって、さらに『ルパパト』が熱くなります！　レッド2人が不在のなか、私たちがどう頑張るかにも注目してください」と夏の劇場版をしっかりPRして、イベントを締めくくった。

（撮影：井嶋輝文、文：大谷和美）

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