三浦春馬!窪田正孝!吉沢亮!『銀魂2』イケメン俳優の魅力!



(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 



2017年の邦画実写作品で1位の興行収入を獲得した映画『銀魂』。大ヒットを受けてシリーズ2作目となった映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』が現在全国にて公開中です。

前作に引き続いて出演した小栗旬、菅田将暉、柳楽優弥、吉沢亮、岡田将生さんらに加え、三浦春馬、窪田正孝、堤真一、勝地涼、夏菜さんが今回新たに登場しています。

主役級の役者が多数出演している豪華さと、すべてのキャラクターが埋もれることなく見せ場があるのが嬉しいポイント。

今回は、新たに加わった三浦さん、窪田さんを中心に、イケメンキャストをご紹介します。

三浦春馬(伊東鴨太郎) 




(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 



刀の腕前が優れていて土方十四郎(柳楽優弥)らと同じ真選組の一員ですが、実は黒い部分を持っていて、その野心のために勝手な行動に出ることもあります。

伊東の本性を知っている土方とはいがみ合いが続いており、その結末がどうなるのか、本作での重要な部分です。

子役から活躍し続けているイメージの強い三浦さんも、近年は舞台やミュージカルの出演が増えていて、この数年は映像作品への出演はゆるやかにしていた印象でした。実際、映画出演は2015年の『進撃の巨人』以来。

ファンにとっても待望の映画出演だったのではないでしょうか。
それに加えて、以前から演技派だった三浦さんが、以前に増してアクションなど多方面において技術を身につけてきたことが今作で見て取れます。

舞台やミュージカル「キンキーブーツ」への出演によって、全身を大きくつかったお芝居が映像作品でも良い影響を与えているはずです。大きく見せる部分と、繊細に心情を表す部分とのコントラストが素晴らしかったです。

いわゆる悪役としての一面を持ちながらも、観すすめるうちに感情移入してしまい、嫌いになりきれないのは、伊東というキャラクターはもちろんのこと、三浦さんのお芝居あってこそ。

そして相対する土方を演じる柳楽さんも、誰もが認める演技派。ストーリー上、土方と伊東が対峙するという点でも、実力ある同世代の役者ふたりの芝居合戦が観られたことは、これ以上ない贅沢です。

三浦さんは今年、『銀魂2』のほかに『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)ほか、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(12月28日公開)に出演しており、来年も主演作が公開予定。この後も大スクリーンで観られる機会があり、嬉しいですね。

窪田正孝(河上万斉) 




(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 




敏腕音楽プロデューサーでありながら、高杉晋助が率いる鬼平隊の一員でもあります。ひそかに銀時(小栗旬)らとの直接対決を望んでおり、その激しい戦いを見ることができます。

「千人斬りの万斉」という異名をつけられるほどで、窪田さんの身体能力が存分に生かされていた場面も多数ありました。剣の技術だけでなく、独自の武器を自在にあやつり、次々と人を倒していく様子は観ていて爽快感すらあります。

強さはもちろんですが、何よりの見どころは銀時との対決の場面で、心の内を叫ぶシーン。クールで音楽のノリを大事にする万斉が、銀時に向かって話す言葉には熱がこもっていました。

万斉も伊東とは違う角度で悪役ではありますが、窪田さんの叫びに圧倒され、ついうっとりしてしまいそうに。

放送中のドラマ「ヒモメン」(テレビ朝日)でヒモ男を演じている人と同一人物とは思えない力を出し切った熱演でした。

そして、前作に引き続き、高杉晋助を演じた堂本剛さんも安定の色っぽさがありましたね。万斉との絡みを待ち望んでいた人もいるのではないでしょうか。登場シーンはそれほど多くないながら、晋助も終盤まで登場しますのでお見逃しなく!



吉沢亮(沖田総悟) 




(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 




真選組の一番隊隊長にしてドS王子の沖田総悟は、前作に引き続きかっこよかった〜! この役は吉沢さんしかいない、と改めて思わせてくれる活躍ぶりでした。

前作はカブトムシ姿で登場してクスっと笑わせてくれましたが、今回は土方と伊東との戦いにおいて、沖田も人間的な一面を見せることも。クールでマイペースな沖田のアツい部分に触れたのかもしれません。

そしてアクションシーンで血が滴る場面もかっこいい。主役級の役者が揃うなかでも、存在感のあるお芝居で、この数年の活躍と成長を裏付けたようにも思います。

今年は『銀魂2』を合わせて全8本の映画に出演。最後に控えるのは10月5日公開予定の『あのコの、トリコ。』です。ドラマも合わせてとにかくいろんなキャラクターの吉沢さんを観る1年になりそうですが、キャラの強さとそのインパクトで言えば、銀魂での沖田総悟は他よりも頭一つ抜けているのでは。

大迫力のアクションもあるので、劇場のスクリーンで沖田をしっかりと目に焼き付けたいですね。

今作登場の堤真一さん、勝地涼さんほか笑って泣ける見どころたっぷりの2時間ちょい


ここでは紹介しきれなかった『銀魂2』から参加した堤真一さん演じる松平片栗虎、勝地涼さん演じる徳川茂茂は、最後までコメディ要素が強く、笑いっぱなしでした。



(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 




他にも岡田将生さん演じる桂小太郎はひょんなことから女装やラップを披露することになり、他にはない弾けたお芝居をしている場面もありました。エリザベスとの相性も抜群でしたね!



(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 




そして忘れてはならない銀時を演じた小栗旬さん、志村新八役の菅田将暉さん、神楽役の橋本環奈さん。3人のコンビネーションが抜群で、アクションあり、笑いあり、涙ありの『銀魂』をしっかりと支えつつ、3人の見せ場がたっぷりでした。昨年に引き続き、またスクリーンで観ることができて嬉しい限りです。



(C)空知英秋/集英社 (C)2018映画「銀魂2」製作委員会 




本編135分と少し長めではありますが、見始めてしまえばあっという間。原作の「銀魂」を知らない人も、昨年の映画『銀魂』を観ていない人にもわかりやすく、存分に楽しめる1本です。誰もが知っている笑える小ネタが満載で、観客の笑い声に包まれるような面白い場面もたくさんあります。

大スクリーンで観てこそ迫力のあるアクションシーンなど満載ですので、ぜひ劇場まで足を運んでくださいね。

(文:kamito努)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!