ニュース
『世界で一番ゴッホを描いた男』本予告が完成!複製画制作シーンは圧巻のビジュアル
『世界で一番ゴッホを描いた男』本予告が完成!複製画制作シーンは圧巻のビジュアル
© Century Image Media (China)
ゴッホの複製画を描くことに人生を捧げる男を追ったドキュメンタリー『世界で一番ゴッホを描いた男』が2018年10月20日(土)に公開される。この度、本作の本予告映像が完成した。
中国・深圳市近郊にある“大芬(ダーフェン)油画村”では、ゴッホをはじめとする有名画家のレプリカ制作が産業として確立しており、実に世界市場の6割を生産しているといわれている。本作は、そんな大芬で生きるひとりの画家チャオ・シャオヨンが、未だ経験がない“本物のゴッホの絵を見る”という夢を叶えるためアムステルダムを訪れるまでを描いた感動のドキュメンタリー。“大芬油画村”の極めて特殊な環境とユニークな複製画の制作過程、主人公の画家チャオ・シャオヨンの“芸術に人生を捧げた孤高の画家=ゴッホ”への溢れる畏敬の念と、ゴッホと共に生きる者としての複製画へのこだわりとプライド、そして“自分はゴッホの複製画制作に命を懸ける職人なのか?ゴッホの生き様を今に蘇らせるアーティストなのか?”と葛藤する姿などを描く。
本予告映像では、“大芬油画村”の複製画制作シーンの圧巻のビジュアルと、ゴッホへの溢れる畏敬の念を胸に“職人か芸術家か”を自問する画家チャオ・シャオヨンの葛藤などが収められ、本作の魅力を凝縮した予告映像となっている。
2016年のアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭でワールド・プレミアされた後、数多くの映画祭で上映されている本作。監督のユイ・ハイボーとキキ・ティンチー・ユイは父娘であり、父は著名な写真家、娘は自身の制作会社で監督・プロデューサーを務めるだけでなく、上海の学校で教鞭も執っている。
映画『世界で一番ゴッホを描いた男』は、2018年10月20日(土)より新宿シネマカリテ、伏見ミリオン座ほか全国順次ロードショー。
ストーリー概要
複製画制作で世界の半分以上のシェアを誇る油絵の街、中国大芬(ダーフェン)。出稼ぎでこの街にやって来た趙小勇(チャオ・シャオヨン)は独学で油絵を学び、20年もの間ゴッホの複製画を描き続けている。絵を描くのも食事も寝るのも工房の中。いつしか趙小勇はゴッホ美術館へ行くという夢ができた。本物のゴッホの絵画からゴッホの心に触れて何か気づきを得たい、今後の人生の目標を明確にしたいという思いと共に。どうしても本物のゴッホの絵画を見たいという想いは日増しに募り、ついに夢を叶えるためにアムステルダムを訪れるのだが…。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。