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こんにちは。好きなものは、イケメン、酒、妄想、音楽！ シネマズPLUSライターの坂井彩花です。

さて、みなさんは「家売るオンナの逆襲」見てましたか？ ストーリーの面白さや北川景子さんの美しさももちろんですが、忘れてはならないイケメン俳優陣の存在。

しぶかっこいい仲村トオルさん、無邪気な熱血マンの工藤阿須加さん、キリッとした目つきがクールな松田翔太さん。違うジャンルのイケメンが慌てふためく本作ですが、やっぱり1番は千葉雄大さんでしょ。趣味がフェンシングでエリート営業マンだって…？

「結婚してください！」

ドラマが終わってしまっても、その魅力に溺れたい…。ということで、今回は千葉さんの素敵さを味わいつくす映画をご紹介します。

『兄に愛されすぎて困ってます』

土屋太鳳さんが主演で、実写化された『兄に愛されすぎて困ってます』。日本の深夜を騒がせたドラマがスクリーンにも飛び出して、きゃははうふふなわけですよ…。おにい役の片寄さんも千秋君役の草川君も、もちろんかっこいいんですけど私は千葉雄大さん一択！
総合病院院長の息子で研修医、そして主人公の初恋の相手と来たもんです。私もこんな人に初恋をささげたかった。

■『兄に愛されすぎて困ってます』千葉キュンポイント1

お祭りのシーンで見られる白い浴衣姿が、まず尊さの極み。主人公が精一杯めかしこんできたことに対して「馬子にも衣装だな」ってなんですかそれ。ツンデレが過ぎませんか。いつかは絶対「超かわいいね」って言われたいなって思って超がんばって自分磨きしちゃいますよね？ そうですよね？

お祭りのデートシーンも最＆高なんですよ。せとか争奪デートのとき、あえて最後を選び全部遊びつくしてしまったことに対して「俺はせとかの初めてがいい」って。あげる！ 私の残ってる初めてのすべてを全部あげる!! ってならざるをえないですよね？ かーらーのー、賽銭箱の前で不意打ちキス。くるっと振り返ったタイミングで抱き寄せてキスしちゃうのアカン…。しかもその表情がめっちゃ余裕たっぷりで、キスのあとにニコって。土屋さん、そこ変わってください（土下座）。

■『兄に愛されすぎて困ってます』千葉キュンポイント2

ドライブデートからの海辺でのおしゃべり、そしてロマンチックな雰囲気の中で眺めのキス！ もうロマンチック恋の花咲く受かれモードですよ。そして、そろりそろりと服をほどいていく長い指。同じ人間とは思えないほど美しくない？ え、なんなの三次元にいらっしゃるの？

ここのシーンの良さは、余裕たっぷりだったセレブ系ののしり王子がどんどん人間っぽくなっていくところなんですよ。「なあ、せとか。俺に全部くれよ」から、崩れていく千葉さんがたまらない。好きすぎるあまり今まで心の内に秘めていたものが、押さえきれなくなってしまって「兄弟じゃない」って言ってしまう。言っちゃいけなかったのに、言うべきではなかったのに言ってしまう。だって、好きだから！ っていう勢いが理性に勝ってしまうこの感じ、いとあはれなり。

『桜蘭高校ホスト部』

超上流階級の私立桜蘭学院に特待生として藤岡ハルヒが入学し、ホスト部の花瓶を割ってしまったことから部員として活動することになるドタバタストーリー！ こちらも人気漫画が実写化された作品になっております。

なんといっても、どの作品よりもショタショタしい千葉さんが拝めるのがポイント。甘いもの大好きな通称ハニー先輩は、愛くるしさの極みといっても過言ではない。ことあるごとにハーフパンツ、いつもより高めの声、手にはおばあちゃんが作ってくれたうさちゃんのぬいぐるみ。私の全ショタ細胞がうごめかないわけがない。しかも、これが公開されたのが2012年なので、すでにハタチ越えてますからね。合法ショタと呼ばずして、なんと呼べばいいんだ…。

■『桜蘭高校ホスト部』千葉キュンポイント

大事なところのセリフがあったりと重要な役わりを果たしてはいるものの、出ている尺自体は少し短め。そんななか、ハニー先輩の愛苦しさを味わいたいのはミシェルを浅草観光に連れ出したシーンです。

もうね、修学旅行かって勢いで無邪気にはしゃぐのが可愛いの。浴衣姿は「兄こま」にも出てきたと思うんだけど、それとはまた違う魅力が爆発してるんよね。もうわたあめとかヨーヨーとかいちごあめとかチョコバナナとか可愛いものを全部持たせたい。なんなら、お面とか被せたい。色気とは無縁な無邪気な浴衣少年が見られる事実に卒倒。
ミシェルにお菓子をさしだして「どれがいい？」って聞く姿とか、旗を振って「いってらっしゃ～い！」ってお見送りするところとか。端から端までハニー先輩すぎて最高です。もうこんな少年にお金もスイーツも貢ぎたいので稼ぎますね、私は。

『黒崎くんの言いなりになんてならない』

千葉雄大さんを語るうえで欠かすことできないのが、王子様たる側面だと思うんですよ。色が白くてお顔だちが整ってて声も超甘くて、現代版生きる王子様。彼のそんなプリンスっぷりを存分に味わえるのが、白王子を演じた「黒崎くんの言いなりになんてならない」ってわけ。中島健人さん演じる黒崎君と共に小松奈々さん演じる由宇を取りあうラブストーリー。もう青春のすべてがここに詰まってて、心臓がいくつあっても足りないです。

■『黒崎くんの言いなりになんてならない』千葉キュンポイント1

黒王子とのヒロインをかけたバスケ対決。ここはね、中島健人さんとの絡みも含めて最強なので何度もリピートして見返したいですね。

まずは、ストリート一戦目もいいけど、やっぱり素晴らしいのは学校体育館で行われる二戦目。熱き男たちの本気バトルって感じなわけです。男の子の友情ってさ、やっぱり女子にはない何かがあるじゃん？ それも含めてすごくいいのよね。真剣なまなざし、ゆるめたネクタイ、動きやすさを重視してだらっと出たワイシャツ。もう必死に腹チラとか狙ってみちゃうよね。そして、大決戦の末に黒崎君に中島さんに押し倒された構図になる千葉さん。そのままキス…っていうのも見たいくらい、これはこれで美しくて私のなかの何かが目覚めそうになりました。ぜひスピンオフを期待したい、きっとないけど。

■『黒崎くんの言いなりになんてならない』千葉キュンポイント2

なんといっても千葉さんといく遊園地デートも至高ですよね。アースカラーを基調としたファッションをサラッと着こなす千葉さんがまず国民国宝じゃないですか。んで、そのイケメンとキュンキュンするシチュエーションが立て続けに起こってしまうわけですよ。ドキドキしないほうがおかしいでしょ、これ。

まず乗り物を待っているときに、寒がってる由宇の手を握ってぽっけにお招きしちゃうやつね。人生で1度でいいからやってもらいたいことグランプリ1位受賞、殿堂入りくらいトキメクやつ！ 手を握ってもらってあったかいなってドキドキしつつ、彼の体により近いところに惹きつけられちゃうわけですよ。体温が！ 体温がわかっちゃう～！

そして、靴ズレを起こした由宇に気づき跪いて手当してくれるところね。いや～、何度も目をこすって画面を覗きこみましたよ。「あれ？ これが白馬に乗った王子様なのかな？」って。紛れもなく千葉雄大さんだったんですけどね。それからのー、バックハグ。極めつけは「もう限界、僕を見て」ですよ。見てる見てる、穴が開くほど見てるよ～！ って、スクリーンに向かって叫びそうになりました。あんな切なさそうな表情で抱きしめられたら、あんな至近距離に千葉さんがいたら…。考えただけで精神がどこかに飛んでいってしまいそうでした。あー、危ない危ない☆

魅力をとことん味わおう！

可愛らしい顔立ちでありながら、どんな役にもなりきれてしまう千葉雄大さん。新しい映画が出るたび、知らない顔に出会えるのが嬉しい限り！

「家売るオンナの逆襲」は終わってしまうけど、出演映画があるから千葉ロスしないもん…！ みなさんも過去の出演作で千葉雄大充を捗らせてくださいね。

（文：坂井彩花）