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5月5日はこどもの日!『アマンダと僕』『ポネット』ほか子どもたちの演技が魅力の映画4選
5月5日はこどもの日!『アマンダと僕』『ポネット』ほか子どもたちの演技が魅力の映画4選
パリの街を舞台に、悲しみから乗り越えようとする青年と少女の心の機微を優しく紡ぐ『アマンダと僕』が6月22日(土)より公開される。5月5日のこどもの日にちなみ、本作から、DVDを借りて家族で観られる不朽の名作まで、子どもたちの瑞々しい演技が魅力的なハートウォーミングな映画をご紹介する。
『アマンダと僕』6月22日(土)公開
悲しみを抱えて、寄り添って生きる青年と少女―
第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でマジックランタン賞を受賞し、第31回東京国際映画祭で審査員の満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた本作。
夏の日差し溢れるパリ。便利屋業として働く青年ダヴィッドは、パリにやってきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたが、突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは悲しみに暮れる。彼は、身寄りがなくひとりぼっちになってしまった姪アマンダの世話を任されることに…。若いダヴィッドには親代わりになるのは荷が重く、アマンダは母親の死を理解できずにいた。しかし、消えない悲しみを抱えながらも二人の間に少しずつ絆が芽生えはじめる――。
アマンダを演じるのは、監督が見出した奇跡の新星イゾール・ミュルトリエ。習い事の体育教室から出てくるときに声をかけられオーディションに参加したという。本作で演技初経験となるが、その生命力溢れる純真な演技は「ポネットの再来」とも称されるほど。日本でも詩人・谷川俊太郎をはじめ、早くもイゾールの演技を絶賛する声が飛び交っている。
『ポネット』
最愛の母の死と向き合うまでの心の冒険を描いた物語
交通事故で突然母親を失った4歳の少女ポネットは、父から説明を受けても“死”というものが理解できず、泣くこともできない。ひとり、母の帰りを待ち続けるポネットは次第に自分の世界に閉じこもってしまう。そんな時、彼女の前にある“奇跡”が訪れるが……。
監督・脚本は『ピストルと少年』『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』のジャック・ドワイヨン。ポネットを演じたヴィクトワール・ティヴィソルはその瑞々しい演技を絶賛され、96年ヴェネチア国際映画祭主演女優賞を最年少で受賞した。
『リトル・ダンサー』
ある少年のダンサーへの夢、家族の絆を描いた感動作
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが…。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたスティーヴン・ダルドリー監督の長編第1作。
『ムーンライズ・キングダム』
“はみ出し者同士の二人”が旅に出る!
1960年代のとある島を舞台に、ボーイスカウトに所属する一組の少年少女の逃避行と彼らを追う大人たちの姿を描いた、ウェス・アンダーソン監督による異色コメディ。周囲の環境になじめない12歳の少年サムと少女スージーは、ある日、駆け落ちすることを決意。島をひとりで守っているシャープ警部や、ボーイスカウトのウォード隊長、スージーの両親ら、周囲の大人たちは二人を追いかけ、小さな島に起こった波紋は瞬く間に島中に広がっていく。どこにも居場所を見つけられずにいる幼い二人の少年少女が、“自分の居場所”を見つけるための旅に出る。
『アマンダと僕』ストーリー
夏の日差し溢れるパリ。便利屋業として働く青年ダヴィッドは、パリにやってきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたが―突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは悲しみに暮れる。彼は、身寄りがなくひとりぼっちになってしまった姪アマンダの世話を任されることに…。若いダヴィッドには親代わりになるのは荷が重く、アマンダは母親の死を理解できずにいた。しかし、消えない悲しみを抱えながらも二人の間に少しずつ絆が芽生えはじめる―。
公開情報
監督・脚本:ミカエル・アース
共同脚本:モード・アムリーヌ
撮影監督:セバスチャン・ブシュマン
音楽:アントン・サンコ
出演:ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレー、ジョナタン・コーエン、グレタ・スカッキ
2018 年/フランス/107 分/ビスタ/原題:AMANDA
提供:ビターズ・エンド、朝日新聞社、ポニーキャニオン
配給:ビターズ・エンド
© 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
公式サイト:bitters.co.jp/amanda/
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