特撮向上委員会

SPECIAL

2019年06月23日

「リュウソウジャー」に新たな何かを期待!スーパー戦隊のタイトルコールについて考える

「リュウソウジャー」に新たな何かを期待!スーパー戦隊のタイトルコールについて考える

■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

スーパー戦隊にはレッドブルやニンニク注射のごとく一気に目が覚めるような、血が沸騰するような要素があります。

それはオープニングのタイトルコールです。

レッドが〇〇戦隊と叫びその後全員で〇〇レンジャーと叫ぶアレです。

ほんの数秒のタイトルコールなんですが、そこに作品の雰囲気が集約されているのを毎回不思議に思います。

ちなみに、現在放送中の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にはタイトルコールはありません。

今までにもタイトルコールなかった作品はいくつかあるので、そこは驚くべきところではないんですが、前作の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』にもありませんでした。

2年連続タイトルコールがないというのは、スーパー戦隊でタイトルコールが入るようになってからは初めてです。

しかし「ルパパト」は本編でのタイトルコールはなかったんですが、夏の劇場版で一度だけタイトルコールが入り、ファンを沸かせました。

なので、「リュウソウジャー」もどこかで入ることを期待したいと思います。

そもそも、このタイトルコールの元祖はどこだと思いますか?

『秘密戦隊ゴレンジャー』のときにはまだありません。

暗黒科学の来襲



スーパー戦隊で一番最初にやったのは、1982年の『大戦隊ゴーグルファイブ』です。

冒頭で「ゴーグルファイブ」と言って作品が始まります。

ですが、まだ戦隊名は入ってません。

そこから2作後の『超電子バイオマン』でようやく「超電子バイオマン」とコールされます。

しっかりと●●戦隊と叫ばれるのは、次作の『電撃戦隊チェンジマン』。

なので、個人的なスーパー戦隊の元祖タイトルコールは「チェンジマン」とさせていただきます。

ここからしばらくは、タイトルコールをしてオープニングテーマが流れるというフォーマットが続いていきます。

気伝獣様ご誕生



少し変化するのが、1993年『五星戦隊ダイレンジャー』。

これまで戦隊名をレッドが、その後全員でコールするのがお決まりでしたが、「ダイレンジャー」は最初から最後まで全員でコールしています。

そして次作の『忍者戦隊カクレンジャー』で、『太陽戦隊サンバルカン』以来13年ぶりにタイトルコールがなくなります。

Mission30「メサイア シャットダウン」



タイトルコールのない作品はスーパー戦隊全体から見て数えるほどしかなく、初期の5作品と「カクレンジャー」、そこからはるかにとんで『特命戦隊ゴーバスターズ』、『烈車戦隊トッキュウジャー』、そして先ほども書いた「ルパパト」と「リュウソウジャー」となっております。

「ゴーバスターズ」はタイトルコールがなかったんですが、オープニングが変わったタイミングでタイトルコールが追加された珍しい作品です。

しかも、追加されたといってもオープニング後のタイトルコールで、既存のフォーマットを崩して挑戦していることがわかります。

「トッキュウジャー」も基本はタイトルコールがないんですが、最終回だけはしています。

今までなかったのに、急にされると特別感がグッと出て、思わず涙腺が緩んでしまいます。

第1話「ゆるすな! ねじれた侵略者」



エポックメイキング的タイトルコールは1997年の『電磁戦隊メガレンジャー』。

「メガレンジャー」の部分を、メンバーではなくサムエル・ポップ(サミ・ポップ)さんという外国人の方が担当されていて、「えらい発音がいいタイトルコールやな」とネタに上がることもしばしばですが、注目すべきはそこではないんです。

それまではタイトルコールのあとにオープニングテーマが流れるというものだったのが、「メガレンジャー」からはオープニングテーマが先に流れてイントロの間にタイトルコールが入るという発明がされました。

これは「メガレンジャー」から20年経った『宇宙戦隊キュウレンジャー』でも、スタンダードに使用されています。

この「メガレンジャー」を超える発明を見ることができるんでしょうか。

2年連続でタイトルコールを排したスーパー戦隊。

「リュウソウジャー」が新たな何かを見せてくれそうな気がしてなりません。

(文:篠宮暁)

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