特撮向上委員会

SPECIAL

2019年12月29日

『仮面ライダー 令和ザ・ファーストジェネレーション』は120点の傑作映画!高評価の理由とは?

『仮面ライダー 令和ザ・ファーストジェネレーション』は120点の傑作映画!高評価の理由とは?



映画を見た人は熱く語りたいポイントが多々あるとは思いますが、僕はゼロワンの目が光るのがたまりませんでした。

そこからのジオウとのアナザー1号をつらぬくダブルライダーキック。

ゼロワンのライダーキックがとにかく水平で平たい。

で、地面をえぐる着地。

思わずカッコいいと声が漏れてしまいました。

いやもはやカッコよすぎて美しいのレベル。




ダメ押しは最後のゼロワンとジオウの闘い。

あのシーンからは平成ライダーと令和ライダーの区切り、そして拳を交わすことで次の時代のライダーにバトンタッチしてるんだと感じ、目頭が熱くなりました。




髙橋文哉さんと奥野壮さんの表情がまたとてつもなくいいんです。

こんなすごい作品になんと私、TTFCの現場潜入ロケと兼ねて、レジスタンスの料理人役としてエキストラ出演させていただきました。

驚異の溶け込み具合で一緒に映画を見に行った息子は案の定見逃してましたが、しっかりと映っておりました。

ヒューマギアに支配された世界で地下に人間が追いやられてるという、今作品の世界観をお客さんに分からせる上で非常に重要なシーンで、作品上では5分もなかったと思うんですが、僕が行かせてもらった日には杉原監督がかなりこだわって相当な時間を費やして撮影されておりました。

その作り込みはすさまじく、撮影とわかってるのに本当に地下で暮らしてるんじゃないかという錯覚に陥るほど。

少しの時間ではありましたが、映画の世界にどっぷり浸からせていただけたのはとても貴重な経験でした。

合間の時間、エキストラに参加してる方と色々とお話しさせてもらってたんですが、みんなもれなく仮面ライダー愛に溢れていて、その中に身を置けてることがかなり心地よかったです。

その僕がエキストラに参加した様子が本日配信の「ウラ仮面ライダー」にて見れますので、ぜひそちらも見ていただいて「令ジェネ」の裏側の空気感を少しでも感じていただけたらなと思います。

(写真・文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
第136回:『仮面ライダービルド』との共通点から「ニッポンノワール」の魅力を考察する
第135回:豪華ゲストが驚くほど登場した『高速戦隊ターボレンジャー』卒業式から30年 青春の同窓会をレポート
第134回:仮面ライダーシリーズの巨大マシンを振り返り!心奪われる理由とは…?/a>

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