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2020-12-18

まるで名女優版「セックス・アンド・ザ・シティ」?新作映画に見る大人の読書会の“ススメ”

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読書会と聞くと「難しそう」「敷居が高い」と感じる人もいるかも知れません。実際は少し違うんです。読書会(欧米ではブッククラブと呼ばれます)はいわば、本を中心にした“おしゃべり会”。

2020年12月18日(金)公開の『また、あなたとブッククラブで』はそんな読書会のエッセンスがたっぷり詰まった作品です。

1冊の本により人生が再び輝きだす大人の女性たちのリッチでハッピーな物語に触れたら、きっとあなたも読書会に参加してみたくなるはず。

大ベテラン女優のパワフルな美しさと貫禄に脱帽



ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、そしてメアリー・スティーンバージェン、アメリカ映画を牽引してきた4人の名女優が揃った奇跡の作品。

4人で色恋といえば、「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)を思い出しますが、彼女たちの振る舞いはまさにそれ。というよりむしろその上かも。

この作品の女性たちはより経験豊かで、成熟していて見識も高い。重ねてきた経験を強さと美しさに変えてきた人生の先輩から、目が離せなくなります。 

みんな違っていい。“解釈が異なる”から人生はおもしろい



そんな彼女たちの中心にあるのが、月に1度の読書会です。各自が1冊の課題本を読んでは集まり、意見や感想を自由に言い合います。

そして本作内での課題本が、世界的に大ヒットとし、のちに映画化された実在の官能恋愛小説「フィフティ・シェイズ・オブ・ グレイ」。4人ともそのあけすけな内容に驚嘆し、他のメンバーの自分とは異なる感想に刺激を受けます。

これをきっかけにそれぞれのロマンスが動きはじめるところが見ものなのです。

読書会がやはり有効だと感じたのは、“解釈の違い”というセリフが飛び出すシーンでした。

違いの考え方を尊重すること、これこそが醍醐味。解釈の違いと認められる胆力があり、堂々と発言できるのは読書会の力です。シーンはわずかですがぜひご注目ください。

さらにハマる!まだある読書会がテーマの映画作品



読書会を題材にした映画はほかにもあります。まずは『ジェイン・オースティンの読書会』(2007)。「高慢と偏見」で知られるイギリスの女性作家、ジェイン・オースティンの作品を順に読むに連れて触発され、人生に変化が訪れるというストーリー。



『ガーンジー島の読書会の秘密』(2019)では、第二次世界大戦直後にある島で密かに開かれていた読書会が題材の中心となっています。


そもそも読書会とは楽しいものです。『また、あなたとブッククラブで』では、人生の成功を納めた女性たちが、豪華な空間でワインや食事を囲みながら、本や恋談義を繰り広げます。

オシャレなシチュエーションにうっとりし、ユーモアとウィットに富んだおしゃべりには憧れます。このコロナ禍で対面は叶わないかも知れませんが、今はオンラインの読書会も盛んです。

興味がわいたらぜひトライしてみてください。周囲に見つからなければ自分たちで開いてみるのもいいかも知れませんよ。この4人のように。 

(文:山本陽子)

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