「天国と地獄」も絶好調!高橋一生のキャリアで輝く5本の映画
さっそうとした殺陣を披露!
時代劇映画『引っ越し大名』
2019年の時代劇映画『引っ越し大名』もまた、高橋一生の新たな一面を魅せる作品足り得ています。
江戸時代前期、姫路藩から豊後国日田藩への国替えに際し、引っ越し奉行に任命された気弱な書庫番・片桐春之介(星野源)の一大奮闘を描いたこの作品、高橋一生はその親友・鷹村源右衛門を演じています。
この鷹村、姫路藩の御刀番で武芸に秀でており、実は彼が春之介を引っ越し奉行に強引に推薦した張本人!?
すべては親友のため、藩のため、鷹村は己の剣をもって徹頭徹尾春之介をサポートし続けていきます。
クライマックスの立ち回りもお見事で、この作品のかっこよさで改めて高橋一生に魅せられたファンもさぞ多いことでしょう。
[配信先 ※2021年2月26日現在]
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2020年度キネマ旬報ベスト・テン
第1位を受賞!『スパイの妻』
2020年、高橋一生が蒼井優とともに『ロマンスドール』(20)に続いて夫婦役で主演した黒沢清監督作品『スパイの妻』は、この年のキネマ旬報ベスト・テンの第1位に輝きました。
太平洋戦争開戦の危機が迫る1940年から41年の神戸を舞台に、夫(高橋一生)がスパイなのではないかと疑う妻(蒼井優)のサスペンスが時代色豊かに描かれていきます。
黒沢監督としては初めて現代劇ではない作品ともなりましたが、映画フィルムをアイテムにした秀逸な設定などを駆使して、ヒッチコックばりの秀逸なサスペンスが構築。
もともとNHK8Kドラマとして製作されたものですが、オンエア後に〈劇場版〉として全国の映画館で上映され、日本中の映画ファンの喝采を浴びることになりました。
それは同時に高橋一生&蒼井優の見事な演技を改めて披露することとも同義であったといえるでしょう。
(文:増當竜也)
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