『返校 言葉が消えた日』メインビジュアル|台湾の大ヒットゲームの映画化
2017年に発売された台湾の同名大ヒットホラー・ゲームの映画化で、白色テロ時代を描いたダークミステリー、映画『返校(原題)』の邦題が『返校 言葉が消えた日』に決定し、ポスタービジュアルが解禁された。
本作は、台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史を正面から描き、2019年の台湾映画No.1の大ヒットを記録。昨年1月に行われた台湾総統選挙にも影響を及ぼしたと言われ、まさに台湾では社会現象にまでなった。映画で描かれている時代の30年後を舞台としたドラマ「返校 -DETENTION-」は、昨年12月からNetflixで全世界独占配信され、ゲームファンだけではなく映画ファン、ドラマファンからも多くの反響を呼んだ。
さらに、ゲーム「返校 -DETENTION-」を制作したレッド・キャンドル・ゲームス取締役コーヒー・ヤオにも「ジョン・スー監督が描く映画の描写は、まるで魂自体が現れ出すような感じだ。」と言わしめた。
ストーリー
1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。翠華高校に通う女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰もいなくなっていた。校内を一人さ迷うファンは、政府から禁じられた本を読む読書会メンバーで、秘かに彼女を慕う男子学生のウェイ・ジョンティンと出会い、協力して学校からの脱出を試みるが、どうしても外に出ることができない。消えた同級生や先生を探す二人は悪夢のような恐怖が迫るなか、学校で起こった政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていくー。
作品情報
■監督:ジョン・スー■出演:ワン・ジン、ツォン・ジンファ、フー・モンボー、チョイ・シーワン、チュウ・ホンジャン
■原題:返校/2019年/台湾/カラー/103分 R-15+
■配給:ツイン 宣伝プロデュース:ブレイントラスト
公式HP:henko-movie.com
公式Twitter:@henko_movie
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