映画コラム

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2021年06月11日

『ブラックバード 家族が家族であるうちに』レビュー:自ら死を選んだ母をどう受け止めるかを問う美しく濃密なヒューマンドラマ

『ブラックバード 家族が家族であるうちに』レビュー:自ら死を選んだ母をどう受け止めるかを問う美しく濃密なヒューマンドラマ


『ブラックバード 家族が家族であるうちに』作品情報

【あらすじ】
静かな海辺の邸宅で夫のポール(サム・ニール)と暮らすリリー(スーザン・サランドン)は、ある週末の朝、娘のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)とアンナ(ミア・ワシコウスカ)、その家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズ(リンジー・ダンカン)を呼び寄せる。それは、楽しい時間を過ごすためではなく、ある理由から死を覚悟したリリーが、家族が家族であるうちに過ごすため、自ら用意した最後の時間だった。集まった家族とその友人たちはそれぞれ平静さを装いながら、リリーの願いである最後の晩餐に加わる。しかし、あるきっかけで緊張感が弾け、それぞれの秘密が次々と明かされていく。そして、最後に家族はある行動をとる……。

【予告編】


【基本情報】
出演:スーザン・サランドン/ケイト・ウィンスレット/ミア・ワシコウスカ/サム・ニール/リンジー・ダンカン/レイン・ウィルソン/ベックス・テイラー=クラウス/アンソン・ブーン

監督:ロジャー・ミッチェル

上映時間:97分

製作国:アメリカ、イギリス

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