映画コラム

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2021年06月25日

ハルクの悪役「アボミネーション」も登場?!謎が深まる映画『シャン・チー』とMCUの繋がり

ハルクの悪役「アボミネーション」も登場?!謎が深まる映画『シャン・チー』とMCUの繋がり



この夏公開の『ブラック・ウィドウ』に続くマーベル・スタジオの新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』より、予告編が解禁された。

日本版予告編


また、本日、解禁された予告編の海外版を字幕表記で確認すると、映像後半に登場する怪物が「アボミネーション」であることが判明。

「アボミネーション」とは?

海外版(字幕表示可)


この「アボミネーション」というキャラクターは、2008年に公開されたMCU第2作『インクレディブル・ハルク』で、兵士・ブロンスキーが変身する悪役。

今後、配信される予定のドラマ『シーハルク』にも出演することが公式発表で明らかになっており、今後、彼がどのような活躍をするかにも期待が高まります。

『インクレディブル・ハルク』で、兵士・ブロンスキーを演じたのは、タランティーノ作品や『海の上のピアニスト』でも知られる名優・ティム・ロス。

『シーハルク』での再演は発表されている彼ですが、本作には登場するのでしょうか。

また、予告編で彼が戦う人物は魔方陣を使っており、『ドクター・ストレンジ』に登場していた魔術師という可能性が濃厚。

本作が他のMCU作品との関係で、どのような位置づけになっていくのかにも、今後、注目が集まります!

予告編概要

今回解禁された映像では、マーベル・スタジオの新たな時代を築く新ヒーロー《シャン・チー》の秘密が明らかに。かつて父が率いる犯罪組織で、子供の頃から苦しい修行の毎日だったシャン・チー。誰にも負けないほど“最強”の存在として鍛えられた彼は、組織の後継者になることを期待されていた。しかし、優しすぎる彼は、自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出したのだった…。

過去の自分を捨て、アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていくはずだったシャン・チー。しかし悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは遂に封印していた力を解き放してしまう…。本映像内では、自らの宿命に抗おうとするシャン・チーが再び父のもとへと呼び戻される様子が描かれる。過去と決別して平穏に生きることを誓ったシャン・チーと、彼を手塩にかけて育てた父親との一筋縄ではいかない葛藤のドラマにも注目だ。

また、鍛え抜かれた肉体から繰り出される度肝を抜くアクションシーンが存分に披露されている。これまでも、悪に立ち向かう最強ヒーローたちが繰り広げる過激なバトルシーンで世界を熱狂させてきたマーベル・スタジオだが、本作では、まさに彼らの新境地ともいえるマーシャル・アーツを大胆に取り入れた巧妙な戦闘シーンが続々登場。マーベル・スタジオならではの目を見張る迫力抜群のアクション、世界の未来をかけた壮大なストーリー展開にも期待が高まる。

(文:大矢哲紀)

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