『そして、バトンは渡された』ネタバレありで魅力を大いに語る


cinemas PLUS主催!映画『そして、バトンは渡された』試写会レポート

cinemas PLUS主催・映画『そして、バトンは渡された』の試写会が2021年10月19日(火)夜に開催された。

700名近くの応募者の中から、30組60名様をご招待した本試写会。通常、試写会に訪れるのは女性の方が多い傾向にある。しかし、今回は男女の比率は綺麗に半々ほど。年齢層も、下は10代の学生の方から上は60代ほどのご夫婦まで、実に幅広い世代がみられた。

ここまで広い世代がこの映画に興味を抱いている理由としては、原作小説が本屋大賞を受賞しており認知の幅が広いこと、出演するキャストも永野芽郁・田中圭・石原さとみと有名役者が揃っていること、どんな世代の方でも見やすいジャンルであることなど(ホラーやサスペンスよりは人を選ばない)、複合的な要因が絡んでいると想像できる。

この映画公開を心待ちにしてきた方も多いのだろう。受付に並ぶ皆さまの表情は総じて笑顔で、穏やかな表情だった。試写会当日は奇しくも雨が降っており、決して良好な天気とは言えなかったのだが、試写会場の空気感は暖かいものだった。

本作は、血の繋がりはないけれど、親子として生きてきた家族の”愛”を鮮烈に描き出す物語。試写後の感想としては「家族愛に感動した、涙が止まらなかった」「改めて、家族に支えられながら生きていることを実感した」「愛のあふれる暖かい作品」といった声が聞かれた。筆者と同じく、公開後も何度かにわたって観に行くつもりの方も多いだろう。

幅広い世代に受け入れられるだろう本作、ぜひ、よりたくさんの人に観ていただきたい。

(文:北村有)

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(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

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