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2021-08-28

ずっと続くと思っていた...岡田、井桁がゼロワン完結への思いを語る『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』初日舞台挨拶


特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』のその後を描く東映Vシネクスト『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』の期間限定上映が 2021年8月27日(金)に公開初日を迎え、東東京・新宿バルト9にて初日舞台挨拶が行われた。

舞台挨拶には岡田龍太郎(仮面ライダーバルカン/不破諫役)、井桁弘恵(仮面ライダーバルキリー/刃唯阿役)、砂川脩弥(仮面ライダー滅/滅役)、中川大輔(仮面ライダー迅/迅役)、山口大地(仮面ライダー雷/雷役)、中山咲月(仮面ライダー亡/亡役)、本作のメガホンをとった筧監督が登壇。

※この記事には映画の内容やネタバレになる内容が含まれていますのでご注意ください。



仮面ライダーバルカン/不破諫を演じた岡田は、自分たちが主人公となる本作で『仮面ライダーゼロワン』を締めくくることについて「やっぱり、プレッシャーはありましたね。僕の場合は(『仮面ライダーゼロワン』の主人公・飛電或人の変身アイテムである)ゼロワンドライバーをお借りすることになりますし、2年以上続いてきた作品が終結するということで最後の最後で外せないなという思いはありましたので、すごいプレッシャーでした。ただ、不破諫というキャラクターが何か変わるというわけではなく、1本筋の通った最初から最後までカッコいい役だったので、それについては最後まで追及してやり通すことができたと思っています」と、大きな重圧を感じながらも演じきった本作への自信をのぞかせた。

また、約2年に渡って続いてきた『仮面ライダーゼロワン』を通して「不破諫という役がすごく個性的。コミカルな面がある一方で芯の強さや正義感は人一倍強かったりと色んな面をあわせ持っているキャラクターで、僕自身とても愛していたキャラクターでした。その役と2年間向き合えたというのは本当に幸せなことだと思います」と振り返る。

その中でも特に思い出に残るエピソードを問われた岡田は「色々ありすぎて...。初変身から色んな変身を重ねてきて、その度に色んな案を出し合って、アクション監督の方達と話し合いをしながらやってきたんで、メチャクチャあるんですけど、この映画を撮ったのが直近なのでその話をさせてください。最後のシーンというか、最後の撮影の日ですね。2年間ずっと突き詰めて、自分として、役者として、キャラクター作りに責任を持って関わってきて、最後に自分のフィルターを通したものが映像に残って、それが皆さんに届くから絶対に自分の中で納得いくものでなくてはならない。それを熱苦しくやってきた部分もあるんですけど、不破諌として演じる最後の日に(役衣装に着替えて)鏡を見ると込み上げてくるものがあった。その日は青空がメチャクチャ綺麗な日だったので、撮影を終えてその空を見て肩の荷が降りたような気持ちで(不破諌に)『さよなら』って言えた気がした」と、照れくさそうな笑みを浮かべながら胸の内を明かした。



仮面ライダーバルキリー/刃唯阿を演じた井桁は「これで完結編ということで最初は不安もあったんですけど、やらせていただく限りは全力でやるしかない、でした。私が唯阿を演じるのも最後だと思ったので、そこは悔いのないように最後まで演じきりました」と、本作への意気込みを語った。

続けて、テレビ本編からの2年を振り返り、「私は2年間、唯阿と一緒に成長してきて、唯阿と一緒に楽しいことを共有したり、一緒に悩みと戦ったり、人間としても役者としても成長させていただけた2年でした。唯阿を演じたからこそ得られた経験や学びが多かった2年だったと思います」と感慨深げな表情を見せる。

その中でも特に思い出深いシーンとして昨年冬公開の映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』での、不破諫、刃唯阿、迅、滅、天津垓の5人同時変身のシーンを挙げると「あのシーンはみんなでわちゃわちゃしながら、あーだこーだ言いながら盛り上がった。5人の同時変身というのがテレビ本編では想像つかないことだったので、すごくうれしくて...。そのシーンが一番に思い浮かびました」と、当時を思い返して思わず笑みがこぼれた。

共に変身した中川も「楽しかったですよね、あのシーン。(テレビシリーズ)本編を終えたっていう自信と、映画に対するワクワク感で1番いい状態で撮影に挑めていた時期。そこに盛り上がる5人のシーンで、息もピッタリだった」と賛同すると、同じシーンを演じた砂川も「5人同時だったからもっと時間が掛かると思ったけど、すんなり行けたよね」と、当時を振り返る。続けて、岡田も「あそこは垓の一言がアドリブだったから、それを何にするかってみんなで意見を出し合って、わちゃわちゃして楽しかったね」と笑顔を見せ、ステージ上は和気藹々とした雰囲気に。



仮面ライダー迅/迅を演じた中川は、初めて本作の脚本を読んだ際の感想を「ゼロワンらしいなと思いました。やっぱりストレートにはいかない。ひとひねり、ふたひねりあっての『ゼロワン』だと思うので、それがこのVシネにも存分に表れているなと思いました」と振り返る。



仮面ライダー滅/滅を演じた砂川も「テレビ本編でもけっこう衝撃的なシーンがあった。いろんな方が急に退場したりして、『ゼロワン』は過酷なのかなと思っていた。(前作の)『仮面ライダー滅亡迅雷』も凄い結末だったので、さっき(中川が)言ってたゼロワンらしさがあったんじゃないでしょうか」と苦笑い。



仮面ライダー雷/雷を演じた山口は「滅亡迅雷.net は最後までカッコいいヒールだったなと思いました。台本を読んだときには、ただ悪役として終わるんじゃなくて、僕たちの意志の届かないところで物語が進んでいって、それをバルカン&バルキリーの2人に "信頼" という形でバトンタッチしていけた。僕達だけじゃなく、一緒にやってきたメンバーとの関係性も描けていてとても素敵だなと思いました」と、自分たちが主人公だった前作『仮面ライダー滅亡迅雷』からのつながりを含めて本作への思いを口にする。

テレビシリーズを通しての思い出については「僕と亡は途中参加だったんですけど、『ゼロワン』のキャストのメンバーもスタッフさん達も元々いたキャストみたいに温かく受け入れてくれたことがうれしくて、こうしてVシネまで参加できたことも本当にありがたいと思っている。本当にありがとうございました」と壇上のキャストたちに感謝の言葉を送ると、岡田や井桁からも「こちらこそ、ありがとうございました」と感謝の言葉が返されていた。



仮面ライダー亡/亡を演じた中山も「(前作の)『仮面ライダー滅亡迅雷』の結末を観てくださった方から『ショックだった』といった意見もたくさんいただいたんですけど、自分は納得いったというか、今までの『ゼロワン』本編を観てきて、こういう終わり方が自分たちにとって1番いいものなんじゃないかと思いました。それを、この『バルカン&バルキリー』にちゃんとつないでいってくれてるなとすごく感じたので、台本を読んだ時点でスッと自分に落ちてきました」と、前作から本作への流れに納得の様子だった。

シリーズを通しての1番の思い出についても、前作『仮面ライダー滅亡迅雷』での滅亡迅雷.net 4人の同時変身を挙げ「テレビ本編で変身したときには迅だけが違っていたので、まさか本編で出来ないのかっていうビックリもありつつ、でも、その分このVシネでやっと4人で揃ってできたのがすごくうれしかったです」と、満足げに語った。


前作『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』に引き続き本作のメガホンをとった筧監督は「(前作の)『仮面ライダー滅亡迅雷』の方が、アズの最期とか、滅亡迅雷.net の最後の部分とか衝撃的だったと思う。本作はそれを紐解くミステリー仕立ての大人っぽい雰囲気で、前半はエンターテーメントアクション、後半はバルカン&バルキリーの思いをそれぞれにつないでいくという大人っぽいビターな話。映画館でも上映するのでテレビシリーズとは違って大人向けな世界観なんだなと思いました」と、共にテレビシリーズの脚本を手がけた高橋悠也氏の脚本を初めて読んだ際の感想を明かす。

続けて「僕も(テレビシリーズは)脚本家として参加していたので、テレビシリーズでは現場とはある程度の距離があった。その距離があったからこそ、この『ゼロワンOthers』に関して最後に監督としてバトンを受け取る形ですごく良かったと思う。本作のエンドロールの部分などは、僕がある意味お客さんのような立場でテレビシリーズに関わっていたから出たアイディアかなと思っている」と、脚本家から監督へと立場が変わったことによる本作への影響について語った。



締めの挨拶で井桁は「『ゼロワン』が始まって2年経とうとしている。この作品がずっと続くものだと思っていたんです。テレビ本編が終わって、映画があって、Vシネがあって...。Vシネが終わったあとも、こうした舞台挨拶があるんだなあって、半永久的に続くような気がしていた。でも、今日、こうやって皆さんにお届けしたら、もう唯阿の衣装を着ることもないのかなと思うとすごくさみしい気持ちがある」と、目を潤ませつつ「唯阿を演じてきて、悩むことや不安に思うことがたくさんあったんですけど、皆さんのたくさんの声援やメッセージをいただけたことで、2年間胸を張って、唯阿として頑張れたと思っているので皆さんには感謝しかないです。最後にこの『バルカン&バルキリー』を皆さんと一緒にもっともっと盛り上げて、『ゼロワン』の完結編をたくさんの方に届けたいと思っているので、最後まで応援していただけたらうれしいです」と、ファンへの感謝の気持ちとさらなる応援を呼びかけると、会場のファンたちも大きな拍手で応えていた。



最後に岡田が「この『仮面ライダーゼロワン』という物語が2年の時を経て、今、完結を迎えますが、それに相応しいものを刻むことができたんじゃないかなと思っております」と、本作への自信を見せつつ「ヒーロー像というものは、つらいときや苦しいとき、あと1歩というときに自分の心の中で支えてくれる存在だと思っています。僕自身、不破諌を演じているんですけど、不破諌に助けられたことが何度もあります。皆さんの心の中で、この『ゼロワン』のヒーローたちがそういった存在として残ってくれたらいいなと思っています。そして、応援してくださった皆さんの声援が、1年間、2年間と僕達を支えてくれました。本当にありがとうございました」と、ファンへの感謝の言葉で締めくくると会場は大きな拍手に包まれていた。




『ゼロワンOthers仮面ライダーバルカン&バルキリー』は2021年8月27日(金)より全国33舘の映画館で期間限定上映開始、2021年11月10日(水)に東映ビデオから Blu-ray&DVD が発売される。



(写真・取材・文:いぢま)

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