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2021-09-25

鬼滅の刃

『劇場版 鬼滅の刃』2.5次元舞台好きが観た<赤裸々な>感想

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable




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【関連記事】『劇場版 鬼滅の刃』を読み解く3つのポイント|“完璧”ではない煉獄さんの魅力

アニメをほとんど見ず、漫画もあまり読まない筆者が「鬼滅の刃」と出会ったのは、2020年1月。すでに社会的人気作品だったにもかかわらず、2.5次元舞台「鬼滅の刃」の初演で初めてこの作品に触れた。(推し俳優のひとりが主演を務めるという理由だけで観に行った)

原作やアニメを知らなくてもちゃんと楽しめる構成なのは大前提で、音楽や美術で作りこまれた世界観に圧倒され、かの有名な「俺は長男だから…」のセリフに涙し(のちに原作ではそんなに大きく扱われていないシーンと聞いてびっくりする)、いつもなら原作を手に取るところ、あえてステージだけで追いかけてみたいと思って、他の媒体には手を出さずにいた。(なお、推しは冨岡さんである)

その甲斐あって、8月に上演された続編の舞台「鬼滅の刃」其の弐 絆では、感情を表に出さない冨岡さんの意外な心中やしのぶさんの過去を新鮮な気持ちで知ることができ、こういう楽しみ方も2.5次元舞台の一つだよなぁと思った。

※この記事には、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』および、舞台「鬼滅の刃」其の弐 絆のネタバレが含まれています。

「キメステ」の続きが気になりすぎて『無限列車編』を鑑賞



そんな筆者がなぜ急に劇場版の『無限列車編』を観ようと思ったのかといえば、「キメステ」のラストが無限列車編へ続く形で終わっていたから。つまり、続きが気になって仕方なかったのである。

だって、あんなにファンに愛されている煉獄さんなんだから、炭治郎にも慕われ、読者・視聴者にも魅力的な人だと認知されている状態での無限列車編だと思っていたのに。「キメステ」は、しのぶさん以外の柱とはほぼ関わりがないまま、蝶屋敷を出て無限列車の前でかまぼこ隊がわーきゃーしている展開で終わるのである。

煉獄さんとの関わりもないまま、コナン映画のようなキャストのセリフで構成された次回予告で舞台は幕を閉じ、私の頭は「????」となっていた。

そして、次回作まで待てないせっかちな筆者は、ついに禁断(?)の円盤に手を出すのであった…。

煉獄さんのことは好きになれない気がした



映画が始まってまず最初に思ったのは、キャラクターたちの声が舞台版と違和感がないということ(普通は舞台がアニメと変わらないという感想をもつところであろうが、許してほしい)。

それだけ、キャストたちがアニメファンの期待を裏切らないように、キャラクターのイメージを尊重し、丁寧な役作りをしているということで、映画とは関係ないところで感動してしまった。

逆にアニメだからこそ、と思ったのは、炭治郎の手がぼろぼろに描かれていること。これは、客席とステージに距離がある舞台では気づきづらい点である。



さて、煉獄さんといえば、「うまい!うまい!」「よもやよもや」がネットミームとしてひとり歩きしているキャラクター。さっそく、お弁当を食べている煉獄さんが登場し、「うまい!うまい!」と叫ぶ。周りも引いてるし、空気の読めなさが怖い!

さらに、炭治郎たちと話す煉獄さんからは、他の柱にはない陽キャ感がほとばしっている。この人、なんでこんなに自信満々なんだろう。好きにはなれないタイプかもしれない…。

そんなことを思いながら、「(だから柱である)俺が来た!」というセリフに「僕のヒーローアカデミア」の頼れるヒーロー・オールマイトの姿を重ねつつ、「でも、でも、煉獄さん、死んじゃうんでしょ〜!?!?」と私の心の善逸が叫ぶ。

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