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「鬼滅の刃」竈門炭治郎の5つの魅力:ただの良い人で終わらない“炭治郎らしさ”とは
「鬼滅の刃」竈門炭治郎の5つの魅力:ただの良い人で終わらない“炭治郎らしさ”とは
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「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎。家族想いで自分よりも他人のことを優先し、誰にでも優しい。努力家で精神力にも優れている。だがそれだけではなく、一見長所なのか短所なのかわからない部分も、炭治郎をより魅力的にしているのではないだろうか。
キャラクターとしても魅力的なだけでなく、こんなメンタルで生きたいなと思わせてくれる炭治郎。
普段主人公タイプにあまり惹かれないが炭治郎は好きな筆者が、その魅力についてあらためて考えてみた。
まず炭治郎を見て感動するのは、気持ちに関する部分だ。
1:心のきれいさ
もう100万回くらいは言われていることだろうが、その優しさは間違いなく大きな魅力だ。5人きょうだいの長男として弟妹に優しいのはもちろん、それ以外の人にも、鬼にすら優しい。1個しかないおにぎりを善逸にあげ、それを知った善逸が半分渡すともともと自分のものなのに「ありがとう」と言う。
伊之助がおかずを盗み食いしても、さらにほかのおかずを差し出すなど、大人もびっくりの心の広さだ。音で人の心までわかる善逸が「泣きたくなるような優しい音」がしたと言い、無限列車編で見られた炭治郎の無意識領域はウユニ塩湖のような美しさで、さらにそこにいる小人(優しさの化身)は侵入した青年が(壊すために)核を探していると察して案内してあげ、相手を改心させるほど。
2:戦いながら考え抜く力
炭治郎の戦い方で好きなのは、常に考え続けるのを止めないところだ。どんな窮地に陥っても、ギリギリまで考えている。普通この状況でそんなに考えられないと思う場面でも、諦めてしまいそうな場面でも、必ず考えて活路を見出していた。その思考の量にいつも圧倒される。
3:決して諦めない、信じる力
考え抜く力の延長でもある、どんな状況でも諦めないところにも励まされる。身についたものというより、もともと持っている資質かもしれない。ストレングスファインダーを受けたら、確実に上位にポジティブがありそうだ。
主人公が師匠や友人の言葉で励まされて力を出すシーンはよく見るが、炭治郎はわりと自分で自分を励ませちゃうタイプだ。この力、身につけたら現代でもいいだろうな~とよく思う。
そして、一見短所というか損になるかもしれない部分こそ、炭治郎らしさであり、最終的には絶妙なバランスで本人や周りの人に良い形で働きかけていることに気づいた。
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(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable