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【関連記事】「鬼滅の刃」無限列車編 第1話：煉獄杏寿郎の生き様を再確認

テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編が2021年10月10日（日）より放送スタート。

竈門炭治郎 立志編、遊郭編それぞれと繋がる「無限列車編」がテレビアニメとして再構成されて放送される。

本記事では、第2話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

鬼滅の刃」無限列車編 第2話：「深い眠り」レビュー

今回はなんといっても、オープニング曲とエンディング曲について触れたい。いや～、いい！！！

オープニングテーマ「明け星」エンディングテーマ「白銀」ともに、前シリーズED・劇場版無限列車編と同じくLiSAが歌唱・梶浦由記が作詞・作曲・編曲を担当しているが、梶浦由記は数々の名アニメソングを手がけていることで有名だ。特にOPは開始してすぐ「これは絶対梶浦由記だな」とわかる雰囲気。さらに言うとKalafina（梶浦がプロデュースした3人組女性ボーカルグループ）ぽかった。

そして映像が、炭治郎はもちろんのこと、煉獄さんを大きくフィーチャーしていて非常に胸が熱い。無限列車編だから当然といえば当然かもしれないが、あらためてオープニング映像として組み込まれると煉獄さんの燃えるような髪の毛や、炎を繰り出す戦闘シーンの華やかさが目立つ。

また、煉獄さんの家族とのシーンが出てくるのが泣けてくる。柱となる前の煉獄さんが弟・千寿郎の稽古を見守るシーンや、母の瑠火（るか）さんとのシーン、幼い煉獄さんが生まれたての千寿郎くんを見て微笑むシーンなどなど。

尊い。そして切ない。

もちろん善逸・伊之助・禰豆子も出てくるが、一瞬だがそれぞれの決め映像がかっこいいし美しい。特にED「白銀」のほうが、この3人の決めシーン配分は多いかも。善逸の雷の演出、派手だしかっこいいな……。今さらかもしれないが、どの人の戦闘シーンもアニメになることであらためてかっこよさと美しさが増している。あらためてありがとう、ufotable。

列車に乗り込んだ炭治郎一行が煉獄さんに出会ってから眠れされてしまうまでを描いた今回。煉獄さんが大量の牛鍋弁当を「うまい！！」と言い続けながら食べるおなじみのシーンも健在だ。このシーン、牛鍋弁当食べたくなるし、その後の展開を思うと結果的にこれが最後の晩餐だったのかな……などといらんことを考えてしまう。美味しいものをお腹いっぱい食べられたのはまだよかった……（涙）。

ちょいちょい新たな映像が挟まれていて、戦闘シーンの演出が加わってよりかっこよくなっていたり、今回は煉獄さんと炭治郎・善逸・伊之助の夢の中に入る4人が手を縛るシーンが追加されていた。夢との境い目がよりわかりやすくなっていたと思う。

煉獄さんの戦闘シーン、何度見てもかっこいいし、速いし、美しい。もちろん強いとか技術があるからなのだが、彼の清廉さや潔さを体現しているようで、かっこよさに震えると同時になんだか泣きたいような気持にもなってしまう。

煉獄さん、めちゃくちゃかっこいいし圧倒的だし、改めて辿れてうれしい。でも、またゆっくりじっくり煉獄さんを好きになって離別を経験せねばならないかと思うとつらいな……。

そんなことを思いつつ、もちろん目が離せないので次回も観る！

「鬼滅の刃」無限列車編 第2話ストーリー

四十人以上もの行方不明者を出している無限列車を調査するため、現地に赴いた煉?獄杏寿郎は、その道中で鬼に遭遇する。
鬼に襲われた人びとを救い、煉?獄は遂に無限列車へ。
果たして、その先に待つものは──。

（文：ぐみ）

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