映画コラム

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2021年10月27日

『ARASHI 5×20 FILM』をドルビーシネマで観るべき絶対的な理由

『ARASHI 5×20 FILM』をドルビーシネマで観るべき絶対的な理由


シームレスな映像が続く見事なまでの編集



125台のカメラが投入されたと書きましたが、それはすなわち125パターンの映像が『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の材料として存在するということです。

『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の上映時間は148分あり、そこで披露された楽曲は30曲以上あります。

この楽曲、それぞれに125通りの映像があるわけです。

ちょっと、想像がつかないほどのボリュームですが、堤監督は数か月の期間を費やして、編集作業を進め、全く“映像のつなぎ目”を一切感じさせないシームレスな148分の映像を作り上げました。

これについてはもともと嵐のライブのディレクションを務めている松本潤の演出方針に“シームレスなライブ”というものがあったことが大きいと堤監督は語っています。

しかも、『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の撮影の前にすでに約2年間、約50回のライブを重ねてきたこともあり、撮影したライブの完成度と密度が最高潮に達していました。

つまり材料であるライブ自体がとてもシームレスなものだったということです。

それを撮影した『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』はまるで一つのカメラだけで撮影してきたかのように感じるほどの一貫性を持った映像になっており、結果として従来のライブ映像とは一線を画すライブフィルムであり一本の長編映画となりました。

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©2021 J Storm Inc.

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