「消えた初恋」第4話レビュー:本当に好きなのは… 井田を諦めきれない青木がとった選択とは(※ストーリーネタバレあり)
→「消えた初恋」画像ギャラリーへ
この秋、最強コンビが誕生!! 日本中をキュンキュンさせるW主演!
道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)×目黒 蓮(Snow Man)
アニメ、映画化された大人気コミックス『俺物語!!』(原作:河原和音)のアルコが作画を担当する異色ラブコメ「消えた初恋」がドラマ化!2021年10月9日より放送スタートした。「消しゴムに好きな人の名前を書く」というおまじないが原因で、複雑な恋模様が展開していくこの物語。ちょっぴりトンチンカンで何だか尊い、そんな“初恋ラブコメ”が土曜の夜を彩ります。
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「消えた初恋」第4話レビュー
井田への誤解が解けた青木。その瞬間に青木は井田のことが「本気で好きだったんだ」と自覚し、諦めなければいけないと落ち込む。
好きだと自覚した途端に失恋。その一方で井田への思いは募るばかりだ。橋下さんに励まされるが、前を向けない。
井田は井田で、友だちとしてふるまうものの、やはり青木のことを考えてしまっている。井田は恋がまだよくわからないので……でももう青木のことが好きなのでは? と思ってしまう。道枝くんにあんな笑顔で話しかけられて恋に落ちない人類なんているんだろうか。
一方、青木の誤解が解けたことに一役買ったと得意げなあっくん。青木がなぜ落ち込んでいるのかわからず、まだくよくよしていると思い、橋下さんの前でしょうがないヤツだと呆れてみせる。が、これが橋下さんの怒りを買うことに! あっくん、いいヤツではあるんだけれど、ちょっとデリカシーがないんだよな……。
おまけに「橋下さんが怒ったのは青木のことが好きだから」と勘違い。そうだったらいまこの状況にはなっていないんだよ!! という話だ。
デリカシーはないが、人のことはよく見ているあっくん。青木の心ここにあらずという様子や、井田のことばかり見ていると気がつき、「もしかして青木って井田のことが本当に好きなのでは?」と真実にたどり着いてしまう。やるな、あっくん……。
自分の本当の気持ちがバレたら、あっくんとの関係が崩れてしまうのではないかと考えていた青木。だが、あっくんは思っていたよりも柔軟な考え方の持ち主のようだ。自分が井田のことを好きだと聞いたら、普通は驚くし、信じられないだろう、という青木に「その『普通』がまちがっている」ときっぱり。いいやつじゃん……デリカシーないとか思ってごめん……。
林間学校でまた距離を縮めよう! というあっくんの言葉に背中を押されて青木は井田への思いを強める。林間学校でどんなことが起きるのか……! これまでの「あっくん邪魔!」が伏線となっていて、余計なことしなきゃいいんだけれど。
それにしても文化祭に林間学校と、高校ってラブが発展しそうなイベント盛りだくさんである。席替えだってラブイベントのひとつ? 定期テストも一緒に勉強をするというイベントが立つものな……と感心してしまう。
しかし、そのイベントの恩恵(?)を受けているのは橋下さんだって一緒だ。今回、グーッとあっくんとの距離が近づいたように見えるが、こちらの恋も林間学校で進展があるといいのだけれど。
「消えた初恋」第4話のストーリー
あっくん(鈴木仁)の半ば強制的な仲裁により、消しゴムに書かれていた名前のせいで、“青木(道枝駿佑)の好きな人は井田(目黒蓮)”という風に見えてしまった事実を説明。誤解は解消した一方で、なぜか青木の心はモヤモヤしたままで…。橋下さん(福本莉子)は、あっくんから青木の様子を聞き出す。そして、いろいろと勘違いをしていることに気付かず、無邪気に「最初にごまかそうとした青木の自業自得」と言い放ったあっくんに、思わずイラッとしてしまい…!?
一方あっくんは、いつも優しく天使のような橋下さんが急に態度を変えたことにビックリ。その理由について、青木に自分の推理を披露するのだが…?
そんな中、クラスで席替えが行われることになり、くじ引きの結果、ついに青木と井田が離れ離れに…。なんとなくセンチな気分になる青木だが、そんな気持ちが吹っ飛ぶほどに衝撃的な問題が発生!しかし、ピンチの瞬間に井田が現れて…!?
(文:ふくだりょうこ)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
Copyright© tv asahi All rights reserved.