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「科捜研の女」第6話レビュー:仏像鑑定するマリコ!「ルパパト」俳優らの豪華共演回(※ストーリーネタバレあり)



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木曜ドラマ「科捜研の女 season21」が、2021年10月14日(木)より放送スタート。沢口靖子主演の大人気サスペンスシリーズが、木曜の夜に帰ってくる。

画像分析やDNA鑑定などの科学技術を駆使し、難解な犯罪捜査に立ち向かう様を描いた本シリーズ。榊マリコ(沢口靖子)の活躍もさることながら、ともに捜査に精を出す刑事・土門薫(内藤剛志)の熱血ぶりも魅力だ。

本記事では、その第6話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

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「科捜研の女 season21」第6話レビュー


刺殺された横井友哉(松木賢三)。彼は京都府中部の山田村のご当地キャラグッズを所持していた。

山田村は“天空和尚”が奈良時代に彫った観音菩薩像が人気の土地。しかし、村を訪れた横井は仏像の年代に因縁をつけたという。年代は2年前に鑑定済みだと住民たちは主張。ただ、村長(生田智子)は意味ありげな顔をし、寺の住職の松野(町井祥真)は鑑定書類をなくしたという。2年前の鑑定結果を村が隠していて、事実を知った横井が村の誰かを恐喝していたのでは?と睨むマリコ(沢口靖子)と土門(内藤剛志)。

そんな中、捜査線上に山田村出身の3人の若者が浮かび上がる。

一人は、“鑑定王子”として知られる一条礼司(元木聖也)白いスーツのイケメン鑑定師だが、日野所長(斉藤暁)いわく「なんだかうさんくさくない?」な雰囲気も感じさせる。ちなみに一条役の元木聖也は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で、銀色のスーツにキザなセリフが持ち味の高尾ノエルを演じていた。
 

そもそも菩薩像を天空和尚作と認めたのは一条。おかげで山田村は人気を集めるようになった。ただ、もしも仏像が奈良時代に作られたものではない……となると、彼の鑑定も間違いということになり信用はガタ落ちする。だとすれば、横井を殺す動機は十分にあるといっていい。

二人目は横井のビジネス仲間だったという窪塚(岩井拳士朗)。一条や松野とも旧知の仲らしい彼は「(村が)インチキ御本尊で儲けている」と横井に話したことを認める。

そして、三人目は住職の松野だ。


仏像の年代を鑑定しようとマリコたちが寺を訪れたとき、なぜか仏像がなくなっていたが、その際、宇佐見(風間トオル)と日野が2年前の鑑定結果の情報を知らせる。そこには仏像の素材は10世紀=平安時代に伐採されたものだと書かれていた。松野は村のためにこの事実を隠してきたが、事実を知る横井が現れ金銭を要求されたという。

なお、仏像を持ち去った犯人は程なく特定。現場に特徴のある足跡が見つかり、一条がよく履いている靴と一致。村境のコンビニの防犯カメラにも彼の車が映っていた。これら証拠を亜美(山本ひかる)と蒲原(石井一彰)が一条に突きつける。淡々と鑑定結果を提示する亜美のそばで蒲原が着実に問い詰め、それぞれの先輩(マリコと土門)によく似てきたなあ……と感じた。

その後、天空和尚が西暦770以降に布教の旅に出たと知ったマリコは、「もしかして……」と閃いた。

実は、775年に大量の宇宙放射線が降り注いで大気中の放射性炭素の濃度が急上昇する「775年イベント」なる事象が起きていた。昨年判明したもので、2年前の鑑定のときは未発見だった事実だ。


一条が隠した場所から仏像を入手したマリコたちは、「775年イベント」を踏まえて改めて仏像を鑑定。年輪に含まれる炭素の減り方を調べた結果、仏像は天空和尚の時代に作られたものだと判明した。

自身の鑑定が正しかったのを知った一条は事実を明かす。実は彼も一条から恐喝されていた。しかし、横井との待ち合わせ場所に行くと既に彼は死んでいたという。疑われるのを恐れて現場で触れてしまった凶器のナイフを持ち去った一条。その後、マリコが鑑定すれば鑑定士生命が終わると考え、仏像を盗んだのだった。

そして、一条が提出した凶器のナイフから、マリコは新たな突破口を見つける。

「真実はしいたけが教えてくれるわ」

ナイフにはしいたけの菌糸の一部が付着していた。しいたけは山田村の名産品だ。株を特定するため、マリコたちは山田村でしいたけ狩りを決行する。

鑑定の結果、ナイフに付着したしいたけの原木は窪塚の実家のものと判明。彼こそが横井を殺した犯人だった。


村の出世株の一条を妬んでいた窪塚は、横井に仏像の秘密を明かして一条を恐喝するよう仕向けた。しかし、横井は松野や村長までも脅し始める。「村の連中手あたり次第揺さぶってやろうかな」という彼の言葉を聞いた窪塚は、たまらず背中を刺してしまったのだった。

この6話には、元木聖也の他に「仮面ライダーエグゼイド」でグラファイトを演じた演じた町井祥真、「SUITS/スーツ」の館山健斗役などで知られる岩井拳士朗がゲスト出演。注目株の若手俳優たちによる豪華共演回となった。それぞれのやり方で生まれた村を守ろうとする若者を演じた彼ら。「青いよな。村の空は」と心を通じ合わせていくラストは、悲しくもすがすがしかった。

今回、山田村に赴いたマリコは同僚たちにお土産を買ってくる。宇佐見にはしいたけ茶、亜美にはUSB、呂太(渡部秀)にはお菓子。そして、日野には入浴剤を渡して「ゆっくり温まってくださいね」と労わった。日頃自身が無茶ばかりして上司のストレスを増やしているのを、実は彼女も自覚しているのかもしれない。


「科捜研の女 season21」第6話ストーリー


繁華街の裏路地にあるバーの前で、店の常連客・横井友哉(松木賢三)の刺殺体が見つかった。臨場した榊マリコ(沢口靖子)たちは、遺体のポケットからかわいらしい僧侶のキャラクターがついたキーホルダーを発見。調べたところ、京都府中部に位置する“山田村”の公式キャラクターグッズだとわかる。

 村の寺には、数々の奇跡を起こしたという奈良時代の僧“天空和尚”の作とされる観音菩薩像がまつられており、山田村では天空和尚をキャラクター化して盛り上げをはかっているらしかった。その仏像を鑑定したのは、イケメン美術鑑定士の一条礼司(元木聖也)。“鑑定王子”として人気の彼が国宝級の宝だと断言したのをきっかけに、村は一躍、人気観光地となり、ふるさと納税の寄付額も増えていた。

 横井は事件の前、山田村を訪れたのだろうか!? マリコが土門薫刑事(内藤剛志)と村を訪ねたところ、横井は事件直前、村長・鈴森啓子(生田智子)のもとに現れ、仏像はもっと後の時代に作られたものではないかと因縁をつけてきたとわかる。村では2年前に年代鑑定を依頼、科学的にも奈良時代の仏像だと証明済みのはずだったが、寺の住職・松野光雲(町井祥真)は鑑定書を紛失したと言い張って見せようとしない。マリコと土門は、村が仏像の鑑定結果を隠匿し、その情報をつかんだ横井が村人のうちの誰かを脅迫していたのではないかと推測する。

 そんな中、一条が山田村の出身だと発覚! さらに事件発生直前、現場付近にいた一条の姿を防犯カメラがとらえていたことが判明する。一条は事件への関与を否定するとともに、自らの鑑定は正しいと主張。伝説の僧・天空和尚が彫った仏像は、科学では解明できないとマリコに告げるが――その矢先、横井とつるんでいた山田村出身の男・窪塚照之(岩井拳士朗)の存在が浮上して…!?


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(文:田下愛)


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