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「科捜研の女」第4話レビュー:靴磨きをするマリコ!見ていた土門の反応は…?(※ストーリーネタバレあり)


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木曜ドラマ「科捜研の女 season21」が、2021年10月14日(木)より放送スタート。沢口靖子主演の大人気サスペンスシリーズが、木曜の夜に帰ってくる。

画像分析やDNA鑑定などの科学技術を駆使し、難解な犯罪捜査に立ち向かう様を描いた本シリーズ。榊マリコ(沢口靖子)の活躍もさることながら、ともに捜査に精を出す刑事・土門薫(内藤剛志)の熱血ぶりも魅力だ。

本記事では、その第4話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

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「科捜研の女 season21」第4話レビュー


「靴だけきれい」

被害者のピカピカの靴を見てそう口にするマリコ(沢口靖子)。

殺された横沢(湯浅崇)は3年前に亡くなったプロ野球選手・上杉栄太(梅原勇輝)の異父兄弟。栄太の妻・明里(音月桂)が靴磨き職人だと知ったマリコたちは彼女に会いに行く。

明里の夫は生前横沢の借金を肩代わりさせられていた。つまり殺す動機があるともいえる彼女。しかし、事件当日は常連客の靴を磨いていたという。

彼女の話を聞いたマリコは、突然次のように言い出した。

「私に靴磨きを教えてもらえませんか?」


明里とともに靴磨きを始めるマリコ。しかも磨くのは土門(内藤剛志)の靴。サンダルを履いて「なんで俺の靴なんだよ」とぼやく彼がなんともおかしかった。丹念に指でクリームを塗るマリコ。見ていた蒲原(石井一彰)が「マリコさんて普段から靴磨きするんですか」とたずねると、「するわけないだろ」と土門は答える。いったい彼はどんな感情だったのだろう。

ただ、この靴磨きにはちゃんと理由があった。手がかりの入手だ。

科捜研は土門の靴を鑑定。付着した明里の指紋は被害者の靴の指紋と一致した。つまり横沢の靴を磨いたのは明里。しかもそれを隠していた。

その後、事件当日明里が急きょ外出していたとわかる。また店にあった靴職人の道具「ポンポン」が凶器の形状と一致。証拠が次々出てくる。しかし、間違いなく彼女が犯人だという確証にはなかなかたどりつけない。

結局、謎を解くカギとなったのは、横沢の手に付着していた油・木蝋(もくろう)だった。

明里の店の品々を鑑定した結果、木蝋が塗られていたのは栄太の遺品のグローブ。しかし、同品に横沢の指紋は付着していなかった。

そして、明里のスマホのメールから、彼女の外出は万引きした息子を迎えに行ったものと判明。息子・健太(栗田倫太郎)に会ったマリコは、野球をやっている彼に「グローブには木蝋を塗るものなの?」とたずねる。普通は専用のグリスを塗ると答えた健太。ただ、彼は木蝋を使う人物に心当たりがあった。

それは明里の常連客・赤宮公達(ダンカン)。かつて栄太の後援会長だった彼が遺品のグローブを木蝋で磨いたのだ。古いスポーツ用品を途上国に送る活動もしている赤宮の自宅ガレージには、木蝋で磨いたグローブが大量にあった。


横沢の指紋があるか調べよう……と赤宮家から持ち込んだグローブを鑑定する研究員たち。普段は面倒な仕事にぼやきもする彼らだが、いざというときのチームワークは抜群。グローブを一つ一つ調べる気が遠くなるような作業に全員で取組む姿が気持ちいい。

努力の甲斐あって、マリコたちは横沢の指紋が付いたグローブを発見。つまり、真の犯行現場はグローブが保管されていた赤宮家のガレージ。殺したのは赤宮家の嫁・遥(村崎真彩)だった。

遥の夫は横沢の脱税の手助けをしていた。横沢がそれをネタに恐喝してきたため、遥は義母と協力して彼を殺害。明里の店から持ち出したポンポンを凶器に使ったのだった。

無罪だった明里。マリコと土門は彼女に謝罪し、健太が万引きした真意を明かしていく。自分が問題を起こして野球をやめれば母が無理に靴磨きをしないですむと考えた健太。母思いの息子に、明里はきれいな靴でお客が前向きになるのを願って磨くのはとても楽しい仕事なのだ……と伝えるのだった。

明里のような専門の職人が登場する場合も多い「科捜研の女」。プロの仕事の工程や道具が見られるのも本作の醍醐味で、今回も靴磨きの手仕事や道具のポンポンがなんとも興味深かった。

また、この4話で嬉しかったのは、今シーズン初の風丘早月(若村麻由美)の「まいど!」が聞けたこと。いつも解剖結果と差し入れ持参でやってくる彼女。今回のおやつはフルーツ大福だった。美味しそうなお菓子が出てくることもまた本作の魅力なのだ。


「科捜研の女 season21」第4話ストーリー

寂れたビリヤードバーの店内で、経営者・横沢征(湯浅崇)が殺されているのが見つかった。横沢はあちこちで借金を重ねているらしく、遺体を発見したのも取り立てに来た金融業者だった。検視した榊マリコ(沢口靖子)は、横沢が薄汚れた身なりをしているにもかかわらず、靴だけがピカピカに磨き上げられていることに違和感を覚える。また、遺体の手のひらに油のようなものが付着していることにも気づく。

まもなく、被害者の手についていた油分は、革製品のツヤ出しにも使われる“木蝋(もくろう)”と判明。さらに、横沢はプロ野球選手の上杉栄太(梅原勇輝)と異父兄弟だったという事実がわかる。上杉は3年前、30代半ばの若さで病死したが、それまで横沢は度々、弟に金をせびっていたらしかった。

上杉の妻・明里(音月桂)が現在、靴磨き専門店を開いていると知ったマリコは、事件解決の糸口を求めて、土門薫刑事(内藤剛志)とともに彼女の店を訪問。明里は夫の死後、横沢とは交流がないといい、事件当日は常連客から持ち込まれた靴をずっと磨いていたと話す。しかも、仕上げに木蝋を使うこともないようだった。それらを聞いたマリコは何を思ったか、突然、彼女に靴磨きを教えてほしいと言い出して…!?

ところがその後、明里の指紋が横沢の靴から検出されたものと一致! 被害者の靴をピカピカにしたのは、明里だったのか!? 彼女のアリバイを確かめるため、マリコは事件の日に靴磨きを依頼した常連客・赤宮公達(ダンカン)宅を訪ねるが、明里が手入れを施したという靴から、さらに彼女の疑惑が深まる展開に…。はたして、磨き上げられた靴に隠されていた秘密とは!? マリコが科学で事件の真相に迫っていく…!


(文:田下愛)


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