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“特撮界のさんま・たけし・タモリ”が共演した歴史的瞬間を振り返る!

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

先週末に開催された「TAMASHII NATION ONLINE 2021」。

今年もえらい盛り上がりをしてました。

そして特撮パートに関しても、例年以上にすごかった気がします。

スーパーヒーロータイム終わりの10時から「『仮面ライダーBLACK SUN』キャラクターデザイン発表特別配信番組』のMCをさせていただけるということで、早朝から会場に入ってリハーサル。

スタジオに入るといきなりびっくり。

そこには、セッティングされたバトルホッパーの姿が。

カッコ良すぎて絶句。

元のバトルホッパーも大好きなんですが、バトルホッパーの要素を組み込みながらミリタライズされたこのバトルホッパーも最高すぎて一目惚れ。

僕にとって「仮面ライダーBLACK」は紛れもないファーストライダーで、BLACKを4歳で見た時の言葉にできない衝撃はいまだに言葉にできないまま、でも感覚だけはしっかりと覚えていたりします。

台本を確認していると、白倉伸一郎さんと樋口真嗣さんと田口清隆さんが揃ってスタジオ入り。

お三方が並ぶと相当な迫力。

まさかこんなスリーショットが見られる日がくるとは。

特撮ファンならこの興奮はお分かりいただけるとは思うんですが、分からない方はこのお三方の経歴を調べてもらってひっくり返っていただければと思います。

いないとは思いますが、調べる時間なんて全然ないよという方、今回だけ特別に僕が簡単に例えさせていただきます。

わかりやすく言うと、

特撮界のさんま・たけし・タモリ
特撮界のドコモ・au・ソフトバンク
特撮界のテレビ・冷蔵庫・洗濯機
特撮界のTwitter・Facebook・Instagram

すごさが伝わりましたでしょうか?

入るや否やバトルホッパーの確認に入るお三方。

今、ひょっとしてすごい場所に立ち会えてるんじゃないか、歴史的瞬間を見てるんじゃないかと思うほど、神々しい時間が流れていました。

段取りの確認を終えて間もなく10時。

「『BLACK』が10時から放送されてたから、それに合わせた感じですか?」「いえスーパーヒーロータイム終わりに合わせました」
白倉さんと現場のスタッフさんの、そんなやりとりもいちいちたまらなかったりします。

番組が始まると早々にBLACK SUNのデザインの発表。

前のBLACKよりも生物感の増したBLACK SUN。

本編で変身する直前に映るバッタ男にも見えたり、漫画版のBLACKにも見えたり、S.I.C.のBLACKにも見えたり、首あたりはRXっぽさがあったり、原点回帰目指したシンやZOのドラスにも見えたり。

つまり何かに見えると言う点で、れっきとした仮面ライダーなわけです。

これらを内包してるかしてないかは定かではありませんが、BLACK SUNがバッタライダーの最新版であることには間違いありません。

そこからバトルホッパーのお披露目。

視聴者によく見えるよう、樋口さんがハンディカメラで細部を撮っていく段取り。

ここで樋口さんから思いもよらぬ一言が。

「乗った状態じゃないとよく分からないから跨ってくれませんか?」

ええええ!!!

いいんですか。

まったく想定していなかった出来事。

リハで見た時、かっこいいとは思っても、跨ってみたいとは畏れ多すぎて、そんな発想にすら至らなかった自分。

樋口さんに言われて初めて、跨りたい欲が一気に湧き上がりました。

がしかし、これを僕が視聴者として見ていたらどうだろう。

きっとめちゃくちゃ羨ましいと思うに違いない、乗り方によっては怨恨の気持ちすら抱いてしまうかもしれない。

しかしたとえそんな風に思われようとも、こんなチャンスは2度とありません。

僕は恨まれる覚悟を決め、腹を括り、しかし踏みにじることだけはないよう細心の注意をはらい、最後に白倉さんの了承を得て跨らせていただきました。

実はこの日、特撮関連のイベントや配信のいろんな人の司会を見た上で決めてきたことが僕にはありました。

興奮をしていい場と抑えた方がいい場というのがどうやらあるぞ、という勉強の結果をもとに、今回は抑えていくべきだと判断して臨みました。

しかし跨った瞬間、それまで懸命に堪えていた興奮が一気に溢れ出してしまい、MCの本分である進行を忘れ、悦に浸ってしまいました。

この感情はもう止めることはできませんでした。

申し訳ございませんでした。

なんとか我を取り戻したあとは、解禁後に世間を震わせた南光太郎役と秋月信彦役の発表。

西島秀俊さんと中村倫也さん。

驚きました。

『シン・仮面ライダー』の時の池松壮亮さんにも驚きましたが、今回はそれ以上でした。

配信の数日前に西島さんの名前が書かれた台本を見たとき、変なところから声が出ました。

ネットが騒然となることは容易に想像できました。

当日までにうっかり僕の口からこの特大ニュースが漏れないよう、本番まで口をガッチガチに縫い合わせたいと思いました。

4月に「BLACK SUN」が白石和彌監督で作られると聞いた時、白石作品にも多数出演し、しかも特撮出身である松坂桃李さんの起用の可能性はあるなと勝手に予想していました。

その予想を遥かに上回ってきました。

光太郎と信彦は同い年で本来19歳の設定なんですが、西島さんと中村さん19歳にも見えないし、年齢差もあります。

白倉さんが番組中おっしゃっていたのは、この年齢差が番組に反映されるとのことらしいのです。
これはますます本編見るのが楽しみです。

その後はBLACK SUNのフィギュアーツとCSMのベルトの紹介。

実は現場にCSMの開発担当者で、ファンから絶大な信頼を寄せているフナセンさんも来てらっしゃって少しお伺いしたのですが、作品の撮影が始まってもない時にCSMのベルトを作るのは初だそうです。

初といえば、「BLACK SUN」ではクラウドファンディングも実施。

ファンから支援してもらうことで一緒に制作できる形をとったそう。

驚くはこの返礼品。

いくつかある中の1つに、なんと87年に発売されたBLACKのおもちゃを復刻したベルトが。そう、テレビパワーのあれです。

ライダーキックやライダーパンチの際に、テレビから放たれる発光に反応してベルトが回るあれです。

実は今回の配信中、ずっとこのベルトを巻かせてもらっていたんですが、もう最高。

当時も持っていたんですが、上部の部分とかを30数年ぶりに見て色々とフラッシュバック、いやキングストーンフラッシュバックしました。

来年には見ることができる「BLACK SUN」。

樋口さんが答えていらっしゃった記事によれば、ロードセクターもビルゲニアも出てくると言うことで、ますます楽しみでしかたありません。

とにもかくにも今回、司会をさせていただき、さらにはバトルホッパーに跨らせていただき本当に幸せでした。

この生配信の後に配信された「SUPER TOKUSATSU TIME」でのゼンカイジャーパートの話やオーズパートの話も書くつもりだったんですが、興奮のあまりえらい長文になってしまいましたので、その話はまた来週書かせていただきます。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】

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第231回:「東京国際映画祭」での数々の仮面ライダープログラム!「オーズ」をはじめヤバすぎの1週間を振り返る

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【オジンオズボーン・篠宮暁の特撮辞典】も公開中!


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