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2022-01-11

その他

『劇場版 呪術廻戦 0』何度も観たくなる「4つ」の理由



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2021年12月24日に公開され、大ヒット上映中の『劇場版 呪術廻戦 0』。面白い映画であるだけでなく、もう一度観たくなる映画だと思う。筆者はアニメのみ観た状態で映画を観てさらにハマり、年末年始に最新刊まで原作を読み2度目を観てきたところだ。そしてまた観に行きたくなっている。

本記事では、『劇場版 呪術廻戦 0』を何度も観たくなるポイントについて語りたい。

※記事後半では本作の見所をネタバレ全開で語っています。未視聴の方はご注意ください。

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1:普通の人にも刺さる、共感ポイント



劇場版となった乙骨が主人公の物語『呪術廻戦 0』は、虎杖が主人公の「呪術廻戦」よりも、観る人が自分の人生に置き換えられる共感ポイントが多いと思う。もちろん「呪術廻戦」にも共感ポイントは多いのだが、メインの3人が規格外・エリート・勝気な性格のヒロインなので、特に序盤は共感よりもすごいものを見る感覚のほうが強かった。

「呪術廻戦 0」に共感できる理由は、メインの乙骨と真希さんにある気がする。乙骨もある意味規格外ではあるものの、冒頭では呪術に関することは一切知らず(この点は虎杖も同じではあるが)、周りの人を傷つけたくないから死のうと思ったがそれも阻まれ、五条に連れてこられた。


『呪術廻戦」アニメ公式Twitterより

結果的に乙骨の呪術師としての初戦となった小学校での戦いの最中、ピンチのシーンで乙骨は真希にこう問われる。

「乙骨オマエ、マジで何しに来たんだ、呪術高専によ!!!」
「何がしたい!!何が欲しい!!何を叶えたい!!」

乙骨から出てきた答えは、
「誰かと関わりたい、誰かに必要とされて、生きてていいって自信が欲しいんだ」
だった。

そう答えた乙骨に
「じゃあ祓え、呪いを祓って祓って祓いまくれ!!」
「自信も他人もその後からついてくんだよ!!呪術高専(ここ)はそういう場所だ!!」
と答えた真希。

このシーンが乙骨が呪術師として戦うことを心に決めたシーンであると同時に、観る者の共感を呼ぶシーンだと個人的に思う。呪術は使えないけど、人に必要とされたい、自分に自信が欲しいと思ったことがある人はきっと多いのではないだろうか。筆者もその一人なので、乙骨の言葉に共感したし、真希さんの言葉に励まされた。「祓う」わけじゃないけど、自分にできることをやり続ければ、やってやってやりまくれば、自信も他人もついてくる。すごく刺さる言葉だった。


テレビアニメ「呪術廻戦」17話より (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

少なくともアニメを観ていれば、アニメを観ていなくても映画を最後まで観れば、きっと真希さんもそう信じて続けてきたんだろうことがわかる。真希さんのエピソードはアニメにもあるのだが、そこではもっとかっこよく、余裕ある感じで語られていた。この乙骨とのシーンは非常時だったからか、乙骨を見ていてじれったさを感じていたからか、より真希さんの言葉に熱がこもっていて胸に響く。

そしてまた、覚悟を決めた乙骨の顔つきや動きがどんどん変わっていくのがたまらなくいい……。乙骨が同学年の3人のいいところをそれぞれ認め、尊敬し、3人もそれぞれの形で乙骨を心配したり気遣ったり奮い立たせ、お互いのために戦おうとするところが最高。この4人(3人と1匹)最高じゃん……ってなる。

2:音楽が良すぎる



この作品の魅力のひとつは、音楽の良さにあると思う。筆者は1回目を通常上映で、音楽がよかったため2回目を川崎チネチッタのLIVE ZOUNDで鑑賞した。

個人的に推したいのは冒頭、折骨が呪術高専に入学する朝のシーンで流れているBGM「Greatest Strength」だ。はじめは綺麗な曲だなと思うのだが、女性の歌声が入り、男性の歌声が入り、どんどん音数が増え力強くエモーショナルになっていく。これから折骨を待ち受けている運命を表現しているようで、心が震える。

1回目を観た後印象に残っていたのは戦闘シーンの重低音だったのだが、2回目を観に行き、ここの音楽が素晴らしかったことを改めて思い出した。この曲によって気持ちが高揚し、映画の物語にグッと引き込まれる感覚があった。ラストや山場が印象的な作品は多いが、冒頭がこんなに印象に残る作品は珍しい。この感覚を味わうために、また何度か映画館に足を運びたくなるくらいだ。

戦闘シーンや呪術説明シーンで流れるロックの重低音も、言うまでもなくかっこいい。特に折骨VS夏油戦では呪力がぶつかり合う戦闘シーンと相まって、この上なく臨場感があった。可能な方は、ぜひ一度は音質がよい映画館で鑑賞してほしい。



King Gnuによる2曲「逆夢」「一途」も素晴らしい。それぞれ音楽も歌詞もいいし、乙骨と里香の関係性を歌っているように感じるのはもちろんなのだが、劇場版を観終わってあらためて歌詞とにらめっこすると、まずは「逆夢」に、さらに「一途」にも「ここは夏油のことではないか……」と思う要素があるところがさらにいい……。なんて大きな沼……。



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