「ワカコ酒 Season6」第1話レビュー<お店情報あり>:全酒好きが超共感!外飲みの醍醐味(※ストーリーネタバレあり)
>>「ワカコ酒 season6」の画像をすべて見る(全10点)
武田梨奈主演のドラマ「ワカコ酒 Season6」が2022年1月10日深夜、放送スタートした。
累計270 万部(紙・電子合計/既刊17巻)を超える新久千映の「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)を原作とする本作は、「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(26歳)が様々な酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能していくストーリー。 season1からワカコ役をつとめるのは武田梨奈。さらに、野添義弘、鎌苅健太、山田キヌヲ、渡部瑞貴らおなじみメンバーが脇を固める。
本記事では、第1話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
【関連記事】『ナポレオンと私』:アジア代表アクション・スター武田梨奈だから体現できた
【関連記事】<バチェラー4>EP1〜3徹底語り!
【関連記事】<孤独のグルメ>最終回まで全話の解説
「ワカコ酒 Season6」第1話レビュー
「ぷしゅー」でお馴染み、「ワカコ酒 Season6」!!! 待ってました!!!
「ワカコ酒」は、「孤独のグルメ」「ひねくれ女のボッチ飯」などを彷彿とさせる、まるでドキュメンタリーのようなグルメドラマ。
タイトルの通り、“食”だけでなく”酒”にフィーチャーしているあたり、自他共に認める酒好きの私にとってはたまらない。
Season6でも武田梨奈演じるワカコがどんな飲みっぷりを魅せてくれるのか、楽しみだ。
会社にて、主任から販売促進の企画募集を告げられたワカコは、喝を入れるために会社帰りにとんかつを食べることに。
立ち寄ったのは、上野にあるとん八亭。
かの文豪がとんかつを食べる時に熱燗を飲むことから、ロースカツと熱燗を注文するワカコ。調べたところ池波正太郎氏のことのようだ。
とんかつにはビールのイメージしかなかったので、その発想はなかった…!
ロースカツが揚がるのを待つ間、ゴボウのお新香をつまみに熱燗を嗜む。
人を待つ間に飲む酒がうまいように、メイン料理を待つ間に飲む酒ってうまいよね。
そんなワカコの元に、フワッとした衣が輝かしい揚げたてのロースカツが運ばれてくる。
さまざまな調味料で食べることを推奨しているこのお店。
塩、とんかつソース、ケチャップ、ウスターソースの順にロースカツを頬張るワカコ。あーーーおいしそう。深夜0時からこんな悪魔的な映像を流すだなんて、テレ東ってば罪深い。
なお、とんかつと日本酒の相性は最高のよう。
「自分の価値観とか固定観念にとらわれず、何事もチャレンジするって、大切なんだな。」
とんかつと日本酒のマリアージュから学んだことを活かし、例の販売促進の企画で評価されるワカコ。
そんな気分上々な夜に立ち寄ったのは、ワカコの行きつけ・逢楽(実際の店舗名は魚貞)。見覚えのあるお店に大将、なんだかこちらまでほっこりする。
本日の逢楽のおすすめは、ホッケのお刺身。…干物じゃなくて、お刺身!?
ホッケは鮮度落ちが早いため焼いたり干したりするのが定番だが、新鮮なものは刺しでも食べられるんだとか。え、めっちゃ食べたい。
しっかりとした歯ごたえにタンパクなうまみとあまみが効いたホッケのお刺身には冷酒を。こんなん合わないわけがないよね。
「私が知らなかっただけで、元からある姿。意外な一面じゃなくて、そもそもの持ち味なんだ」
価値観や固定観念に続いて、食から”持ち味”を学ぶワカコ。深いい。
続いてワカコが注文したのは厚揚焼と焼酎のお湯割り。居酒屋にあるとついつい頼んじゃうよね、厚揚焼。
大根おろし、生姜、ねぎが添えられた厚揚焼にポン酢をかけて食す。
…醤油かと思いきやポン酢なのか…!これまた意外だった。無意識の内に”厚揚焼には醤油”という固定観念が働いていたのかもしれない。今度は醤油じゃなくてポン酢で食べてみよう。
久しぶりに逢楽での酒の時間を楽しみ、外飲みの醍醐味を実感するワカコ。
「そのお店にしかない料理をつまんで、それに合うお酒を飲んで、そのお店でしか味わえない時間を過ごす。酒場は、私にとってなくてはならない場所なんだ」
はい、全酒好きが超共感。ワカコ、代弁してくれてありがとう。
それでは今夜も、せーのっ「ぷしゅー」。
お店紹介
【一軒目】とん八亭
東京都台東区上野4丁目-3-4
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。
<本日のワカコ酒>
・熱燗
・ロースカツ
・お新香
【二軒目】
魚貞(ワカコ酒内では逢楽)
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目-8-13
※公式HPを確認できないため、詳細はレビューサイト等をご参照ください。
<本日のワカコ酒>
・冷酒(勢正宗 Spring carp 純米吟醸 無濾過生原酒)
・ホッケのお刺身
・焼酎お湯割り(本格焼酎 佐藤 麦)
・厚揚焼
【関連記事】『ナポレオンと私』:アジア代表アクション・スター武田梨奈だから体現できた
【関連記事】<バチェラー4>EP1〜3徹底語り!
【関連記事】<孤独のグルメ>最終回まで全話の解説
(文:桐本絵梨花)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
(C)2022「ワカコ酒6」製作委員会