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<解説>「宇宙よりも遠い場所」何度も観たくなる「3つ」の魅力
<解説>「宇宙よりも遠い場所」何度も観たくなる「3つ」の魅力
2.隣にいそうなキャラクターたち
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イメージは膨らむものの一歩踏み出せない自分を変えたいと願っていた、玉木マリ(キマリ)。周りに何と言われようと「南極に行く」という目標を達成するために奮闘する、小淵沢報瀬(しらせ)。とある事情で高校を中退し、フリーターをしながらを大学進学を目指す三宅日向(ひなた)。芸能活動でなかなか親友ができずに悩んでいた、白石結月(ゆづき)。
このメインの女子高生4人はもちろん、彼女たちの周囲を固めるキャラクターに目を奪われてしまうのも「よりもい」の魅力だと言えるでしょう。
どのキャラクターにも共通しているのは、意外性。キマリら女子高生たちだけでなく、憧れを抱く生き様を見せてくれた南極観測隊のメンバーも、クスっと心がほどけるような一面を持つ人ばかりなのです。このギャップが、物語に緩急を与えています。
また青春のキラキラした上澄みだけでなく、人間が心の中に密かに持っているずるさや弱さといった等身大の感情さえも、本当にいい意味でバカ正直に描いていました。そのため同作に登場するキャラクターたちは視聴者にとって、隣にいてもおかしくない距離感を保てていたと思うのです。
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