映画コラム
『ウエスト・サイド・ストーリー』は“THE 映画”というべき作品だった <cinemas short>
『ウエスト・サイド・ストーリー』は“THE 映画”というべき作品だった <cinemas short>
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「cinemas short」は、話題の映画やドラマを短く簡潔に紹介する特設コーナー。
今回紹介する映画は『ウエスト・サイド・ストーリー』。
夢や成功を求め、多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエスト・サイド。 だが、貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立は激化していった。 ある日、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリアは、対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニーと出会い、一瞬で惹かれあう。この禁断の愛が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに……。
『ウエスト・サイド・ストーリー』は“THE 映画”というべき作品
どういう気持ちで鑑賞したか
元になった舞台の方も知っていますし、映画の方もあまりにも有名。これをスピルバーグ監督がどうやって再映画化するのだろう?という思いでした。
スピルバーグが初めてミュージカル映画を撮るというのも気になりました。
実際鑑賞してみてどうだったか
何をもって映画とするかは永遠のテーマですが、この『ウエスト・サイド・ストーリー』を見終わったときに「映画を見た!!」「これぞ映画だ!!」という思いが素直に湧き上がってきました。
その中でも何が良かったか、推せるか
全編にわたってダイナミックに描かれる物語から、ずっと目を離せませんでした。スピルバーグがミュージカル映画?という不安な気持ちも見事に吹き飛ばしてくれました。
ミュージカル映画はとても手間暇がかかる映画でハリウッドメジャー以外ではなかなか手が出しずらい題材ですが、この『ウエスト・サイド・ストーリー』はハリウッドの層の厚みを感じることができました。
どういう人にオススメか
映画ファン、ミュージカルファン、舞台ファンは必見。スピルバーグファンももちろん必見です。アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラーなどの注目の若手キャストの発見の場として最適。
(文:村松健太郎)
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公開に関する情報
『ウエスト・サイド・ストーリー』2022年2月11日(金)より公開
公式HPはこちら
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