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2022年02月26日

「妻、小学生になる。」第6話レビュー:深まる生まれ変わりの謎、揺れるそれぞれの恋に圭介は全く落ち着かない!(※ストーリーネタバレあり)

「妻、小学生になる。」第6話レビュー:深まる生まれ変わりの謎、揺れるそれぞれの恋に圭介は全く落ち着かない!(※ストーリーネタバレあり)


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堤真一が主演するTBSの金曜ドラマ「妻、小学生になる。」が、2022年1月21日放送スタートした。

村田椰融(むらた・やゆう)の同名漫画を原作とする本作は、最愛の妻を亡くした男性が小学生に生まれ変わった妻と再会し、戸惑いながらも生きることに向き合っていくストーリー。主人公・新島圭介役はTBSドラマに16年ぶりの出演となる堤真一。他、圭介の妻・貴恵を石田ゆり子、圭介と貴恵の娘・麻衣を蒔田彩珠、貴恵の生まれ変わりである10歳の少女・白石万理華を毎田暖乃が演じる。

本記事では、その第6話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「妻、小学生になる。」第6話レビュー




母である千嘉(吉田羊)に、自分が貴恵(石田ゆり子)の生まれ変わりだと信じてもらえた万理華(毎田暖乃)。だからといって、ふたりの関係が改善されたわけではない。万理華としての記憶はなく、千嘉からすれば知らない女性と暮らしていることになる。朝から圭介(堤真一)が乗り込んでくるし、どうすればいいか分からないことばかりだろう。
おまけに千嘉は万理華(というか貴恵)に人見知り中だ。どこまでも不器用な人である……。ママ友がいないと言っていたけれど、最も苦手なことのひとつじゃないだろうか。子どもの友達のママに話しかけるだなんて。自分なりにがんばろうとしているけれど、たぶん勇気が出なくて、もう勇気を出すことも諦めてしまっている気がする。

それ以外にも圭介の周りには問題が山積。
会社では、守屋(森田望智)が企画した新商品のPRイベントが行われ、成功を収める。が、後日、イベント参加者が情報をフライング投稿してしまう。結果、プロモーションも中止に追い込まれる。
また、麻衣(蒔田彩珠)は初恋に心を乱されているようで……。
そんな状態を打開するために、圭介は万理華にけしかけられてバーベキュー大会を開く。
それぞれが楽しい時間を過ごすが、バーベキュー後、更なる問題を呼び寄せることになる。

麻衣は蓮司(杉野遥亮)に勇気を出して「大切な人はいますか」と聞く。蓮司からは「いるよ。海の向こうにいる」という返事。蓮司には彼女がいるんだ……と麻衣は失恋を確信し、ショックを受ける。でも、「大切な人」の枠組みって大きいと思うんだ、麻衣よ……でも好きな人がいるんですか、とは聞けないのもわかる……。

そして、守屋は圭介への想いを募らせる。新商品のPRイベントも圭介の尽力のおかげで続行が決定した。そばで支えてくれて、ピンチを救ってくれて、麻衣にとって圭介はヒーローだ。そして、病気の姉がいたことで、両親に甘えられなかった麻衣にとって安心できる人。
勢いそのままに麻衣は守屋に想いを告げる。全く信じない圭介の頬にキスをして、立ち去る守屋(大胆……!)。更にはその場面を万理華に見られてしまい……。

貴恵は亡くなっているわけで、圭介が誰かに想いを寄せられること自体は問題ないけれど、大事なのは、それぞれの気持ちの問題で……。貴恵は明るくさっぱりとした性格だけれど、自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先するようなところがある。圭介と守屋の関係に対して、貴恵はどういう対応をするのか。

時を同じくして、圭介たち行きつけの寺カフェ「喫茶タイム」のマスター(柳家喬太郎)は万理華の霊体(?)を目撃し……。

物語は最終章へと入っていく。



(文:ふくだりょうこ)


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