<独占>「私が獣になった夜」岩岡徹インタビュー「結婚前の相談相手は、選んだほうがいい」
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3月24日(木)より配信スタートとなったABEMAオリジナルドラマシリーズ最新作「私が獣になった夜~好きになっちゃいけない~」。
「女だって、本能のまま求めたい夜がある」をテーマに、今回は「絶対に好きになってはいけない」禁断の男女の関係を4部作のオムニバス形式で描いていく。cinemas PLUSでは、女性たちが「絶対に好きになってはいけない相手」を演じた男性キャストにインタビューを実施。
トリを飾るのは第4話『好きだった男との夜、マリッジブルーな私』に登場する岩岡徹。
ヒロインは結婚を控え、結婚式の準備に奔走する女性。パートナーの協力が得られず、行きつけのバーで愚痴をこぼすのが定番になっていた。岩岡は、バーの店主・拓海役で、かつてヒロインが想いを寄せていた相手……という役どころだ。
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気を遣ったのは意外なシーン?
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――結婚を目前に控えたヒロインから、かつて想いを寄せていたと打ち明けられるバーの店主という役どころですが、演じてみた感想はいかがですか?
岩岡徹(以下、岩岡):前半は聞き手役だったんですが、自分も割と聞き手に回ることが多いので、そういう点は共感できました。
でも、後半の行動力は、僕は持ち合わせていないので、自分が持っているバーテンダーさんの勝手なイメージを演じた部分はあります。
――聞き手、という点が役と似ているな、と?
岩岡:そうですね。バーの人って自分のことを話すというよりは、お客さんの悩みだったりを聞くのが仕事のひとつなのかな、と思うんですけど、僕も誰かに相談するというよりは、受けるほうが多いので。そっちのほうが、僕自身も好きというか、性に合っているんだと思います。
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――大変だったシーンはありますか?
岩岡:強いて言うなら、焼肉を焼くシーンですかね。それが最初に撮ったシーンだったんですけど、焼き加減には気を遣いました(笑)。セリフを言いながら、焦げちゃってもいけないし、生肉で渡すのもいけないし……焼き加減に関しては誰も操作できないので。何度もひっくり返したりしながら焼いていました。
恋愛は石橋を叩くタイプ。でもそれ以外は……
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――恋愛面では、役と似ているところはありますか? 例えば、片想いをしていたらすぐに告白するとか、様子を見るとか……。
岩岡:うーん、なかなかいかないですね。
中学生のときも、入学式でひとめぼれした子がいたんですけど、そこから3年間ずっと片想いだったんです。
――3年間!
岩岡:一途でした。あんまり踏み出せないタイプでしたね。学生のときも自分から行くことはあんまりなかったです。すぐに行動を起こすというよりは、石橋を叩くタイプ。恋愛は慎重派です。
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――ほかのことに関しては大胆なほうですか?
岩岡:めちゃくちゃ大胆ですね。まわりから「それ大丈夫か?」っていうのをやっちゃうんですよ。
高校も、よく調べずに校則が厳しいところに入っちゃって、こんなに大変なのか、って半年でやめて。
この世界に入る前にも、大学を卒業して就職したんですけど、やっぱり音楽をやりたい、と思って入社して1ヶ月でやめたり……周りからはもちろん止められるんですけど、そういうのは結構大胆な決断をしてきたと思います。
――最近、大胆なことしちゃったな、という出来事はありますか?
岩岡:ここ2年ぐらいなんですけど、外にあんまり出なくなって、大きい買い物をポンッとしちゃうときはありますね。浪費しないように気をつけないと。
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――相談するよりされることのほうが多いということでしたが、大胆な決断をするときもあんまり人には相談されないんですか?
岩岡:何かやめるときは軽く相談はします。でも、それはたぶん後押しする言葉が欲しいだけなんですよね。誰に何を止められようが、僕の中ではもう決まっていて、それを人に言われて考え直すということはあまりないかもしれません。わりと頑固な部分があるので。
逆に相談を受けるときは、相手がAだと思っていても、僕がBだと思ったら、Bになるまですっごい熱量で説得します(笑)。
恋人とフラットな関係を築けるのが理想
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――作中のようにマリッジブルーになっている女性に相談されたら、岩岡さんならどうアドバイスされますか?
岩岡:もう結婚が決まっているおふたりなので、彼氏も連れてきなよ、って言ってうまくいくように調整するかな。もし、自分がその女性を好きだったとしても、どうにかしてやろう、とかはないですね。好きという感情を消す作業をすると思います。
――ドラマみたいに危険な恋には踏み込まない?
岩岡:そうですね。どっちかって言ったら対極かもしれないです。落ち着いた恋愛をしたい。こういった役柄として、普段経験できないことがお芝居をする上でひとつの魅力なので、やっていて楽しいですし、自分も豊かになりますね。
――今回は婚約者が一緒に結婚式の準備をしてくれなくて、ヒロインの鬱憤が溜まっていったわけですが、岩岡さんだったらどうですか?
岩岡:めちゃめちゃ手伝いますね。助けてあげたいというか。料理とかも一緒にしたいタイプなので。
僕の理想は、女性だから、男性だから、と分担するより、気付いたほうがやる、みたいな。フラットに、線引きがないほうがお互いがいろんなことを支え合えるのかな、と思います。
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――最後に、ドラマを観てくださる方にメッセージをお願いします。
岩岡:結婚されている方とか、これからする方も多いかと思うんですけど、やっぱり、変な男には引っかからないように、というのはありますね(笑)。マリッジブルーになったら、女性友達と一緒に過ごしたりとか……元々好きだった人に会ったり、相談するのはあんまり良くないんじゃないのかな。
もしそこで何かあったら、女性も墓場まで持っていく秘密を抱えながら、後ろめたさのある結婚生活ってなんか大変だと思うので。その辺りは1回、人の断捨離じゃないですけど、した方がいいのかな。結婚とはそういうものなのかな、と思いましたね。
――ちなみに、メンバー同士で作品を観たり、ということは……。
岩岡:以前出させていただいた連ドラはメンバーみんな、スタッフさんも含めて観てくれて。メンバーのひとりは毎週楽しみにしてくれていて、僕が先の展開を言おうとすると、「まだ観てないから言わないで!」って止められました。めちゃくちゃ僕のこと大好きなファンがいるんですよ、メンバーの中に(笑)。もしかしたら、今回も観てくれるかもしれないですね。
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(撮影=渡会春加/取材・文=ふくだりょうこ)
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