「私が獣になった夜」妄想捗る“いけない”ストーリーに悶絶必至!


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好きになっちゃいけない、好きにならない方がいいとわかっている相手ほど、のめり込んでしまうのはなぜだろう。

その境遇があるからこそ燃え上がっているのか、はたまたなんの障害がなくともその心は純真なのかーーそれは、一緒になってみないとわからない。

それでも、そのリスクにかけてでも、獣になりたい夜がある。

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「私が獣になった夜」にシーズン3がやってきた

女性の心に畳み掛けるような共感コンテンツを生み出すABEMAさん、またもややってくれました。
あの「私が獣になった夜」にシーズン3・〜好きになっちゃいけない〜の登場です。

「好きになっちゃいけない」……それだけでだいたいのことは想像がつく。好きになっちゃいけない人のカテゴリなんて、だいたい決まってるから。

たとえば友達の元カレ、場合によっては元カレ、一線を越えていいのかわからない男友達、既婚者……いやー、あるよね。あるある。
ここで踏みとどまることができるのか、思うがままに突き進むのか。このトピックをつまみに軽く3時間は飲めること間違いなし。

しかし一筋縄ではいかないABEMAさん、ちょっと特殊な“好きになっちゃいけない人”4名をかき集めてきた模様。

ここからは、「私が獣になった夜〜好きになっちゃいけない〜」全4話をひと足お先に視聴したライターが、「各話の“私”になりきってみた」ていで、それぞれの危険な男に対する思いをただただ暴露していく。

第1話「大人になった男との夜、逃げられない私」:こんなの、誰でも獣になるってば



バイト時代、あからさまに真理恵(二宮芽生)に思いを寄せてきていた年下男子・(本田響矢)。すでに真理恵には婚約者がいて、その気持ちに応えることはできなかった。

結婚生活は想像していたようなきらびやかな毎日ではなく、夫の仕事の帰りをただただ家で待つ日々。最近は休日のお出かけから夜の営みまで、夫婦らしいことは一切していない。
そんな中、航から何度も連絡がきたらーーあなたならどうする?



「30までにとうるさくて」を彷彿とさせるストーリー。こんなの、誰だって獣になりますよ。一体この手の夫はなぜ存在するのだろうかと思ってしまうくらいには疎ましい。

浮気はいけないことだけど、浮気をしたくなる気持ちにさせてしまう相手も相手。
「真理恵、あなたは悪くないよ〜これ以上我慢のしようがないよね〜」と抱きしめたくなってしまう。まぁ、DV夫じゃないだけまだましか。

それでも、切なすぎるラストには胸がギュッと締め付けられる。
残酷にも大人な恵の対応に、私は心の中でそっと拍手をした。……私だったら多分、恵のようにはできないだろうな。

しかし、年下男子の破壊力はいつだってえげつない。
どこまでも純一無雑で、まるで俺には怖いものなんてなにもないかのように全力でぶつかってくるんだから。あんまり惑わさないでほしい。

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第2話「読めない男との夜、わからない私」:友達?恋人?関係性を壊したくない



韓国人のシウ(新原泰佑)は、バイト先のカフェの女性客からも大人気なほどにイケメン。そんな計算高くあざといシウに振り回されないよう、常に平静を保とうとする穂乃花(久保乃々花)。

「どうせ、私のことを好きだなんて、冗談なんだから。」
関係性は壊したくない、でも、そんな彼に迫られたらーーあなたならどうする?



友達関係が成立していればしているほど、恋心はあらわにできなくなる。恋仲になれる可能性以上に、今ある幸せがなくなってしまうことの方が怖いから。

どれだけ好意を寄せられていても、それが本気かどうかなんて本人にしかわからない。ホイホイ乗っかって「はい遊びでした〜」と言われるほどつらいものはない。
傷つきたくないからこそ、距離を置く。そんな経験、誰しもがあるはずだ。

年下男子と同じく、どんな相手に対しても「好き」と言えることは尊い。そしてこれは、大人になればなるほどこじれてしまうもの。……うん、若いって素晴らしい。

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第3話「危険な男との夜、関わりたくない私」:危うさと色気は紙一重



いつだって地味に生きてきた典子(篠崎彩奈)。最近よく鉢合わせるお隣さんは、全身にタトゥーが入ったなんとも危険な匂いのする男・竜之介(中尾暢樹)。

いかつい野郎と思いきや、酔っ払った典子を優しく介抱してくれる彼。
自分とは対照的で絶対に関わりたくないと思っていたのに、なぜだかどんどん惹かれていってーーあなたならどうする?



危険な男以前に、マンションのお隣さんとどうこうなるというシチュエーションに萌えてしまう。このストーリーには全く関係ないけど、隣同士の一軒家に住む二組の夫婦に徐々に亀裂が入っていくドロドロ系ドラマ「恋人よ」をなぜか思い出す。

序盤に拒否反応を示す人ほど、実は後々沼に陥りやすかったりする。嫌よ嫌よも好きのうちってやつ。
しかも、そういう人ほど長続きしたりするからね。

タトゥーを入れている人に対して怖い、いかついというイメージを持っている人はまだまだ多いかもしれないが、本当のところは逆で、人の痛みがわかる優しい心の持ち主が多いような気がする。

なにかしらの決意を持ってタトゥーを入れるという行為に挑んでいるわけで、その人なりに譲れない、尋常じゃない覚悟がある。チャラい見た目に反するその真っ直ぐさに、すっかり心を掴まれてしまうものだ。

……あくまでも、過去にタトゥーを入れている人ふたりと付き合ったことがある、私の主観だけれど。

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>>><独占>「私が獣になった夜」中尾暢樹インタビュー

第4話「好きだった男との夜、マリッジブルーな私」:人生、すべてはタイミング



婚約中で結婚式を控える玲菜(宮下かな子)と(本多遼)。結婚式の準備に無関心な透に玲菜のイライラは募り、すっかりマリッジブルーになってしまう。
以前より通い詰めてるバーに向かい、マスターの拓海(岩岡徹)に彼の愚痴をこぼす玲菜は、酔っ払った勢いで「実は昔好きだったんですよね」と告白してしまう。

そんな男に「俺も好きだった」なんて言われたらーーあなたならどうする?



出ました、マリッジブルー問題。
結婚という約束を取り交わした途端にわかりやすく気が抜ける男、本当によくない。
結婚がゴールと思ったら大間違いですよ?むしろスタートですからね!!!

このマスターがずるいのは、3Bと言われているうちの一つのバーテンダーという職業にも関わらず、好きな人に対して真面目でひたむきで優しいところ。このギャップ、あかん。あ、全国のバーテンダーの皆様、ごめんなさい。

私だったら拓海のこと、まるごと受け入れてしまうかも。元々好きだった上にこんなに尽くしてくれたら、心揺らいじゃうよね……。

しかし、どちらにしても今後このバーにはもう通えなくなってしまうと考えると、現実は厳しい。バーテンに恋する人生、どこかで経験してみたかった。

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>>><独占>「私が獣になった夜」岩岡徹インタビュー

アラサー女性の心をくすぐる“あるある劇”に悶絶



女性たちの実体験から着想を得たという「私が獣になった夜」シリーズ。だからこそ、見ていてかゆくなるほどにリアルで感情移入してしまう。

今をときめく若手俳優たちが名を連ねているあたりも、ドキドキを加速させるポイントだ。

「私だったらどうなっちゃうんだろう」ーー思う存分に妄想しながら、それぞれの恋模様を追いかけてほしい。

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(文:桐本絵梨花)

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