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2022年04月15日

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』最高に痺れるポイントを語りたい!

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』最高に痺れるポイントを語りたい!



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2022年4月15日(金)、待って待って待ち焦がれた劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が遂に公開となりました。

筆者は最速上映を観に行き、興奮冷めやらぬまま、2回目を観に行くほど引き込まれてしまいました。

今回は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の感想を興奮気味に書きたいと思います。

※本記事では、一部本作のストーリーに触れています。何の情報も入れずに映画を楽しみたい方は、ぜひ先に映画をご鑑賞ください。

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<感想>複雑な気持ちを興奮が超えた!



高木刑事と佐藤刑事に加えて、警察学校組がメインキャラクターということで、観る前は切なさと悲しさが混じり合い、複雑な気持ちでした。

しかし複雑な気持ちは良い意味で裏切られ、鑑賞後は「最高に痺れるカッコいい映画だった」と大興奮。切なさや悲しさよりも大興奮の方が勝りました。

ここからは『ハロウィンの花嫁』の中でも、特に痺れたポイントを語ります。

1:警察学校組を大スクリーンで観られる幸せ



3年前の11月6日、松田陣平が殉職する前日に何が起こったのか、警察学校組が立ち向かった事件が描かれ、この回想を観ている間は終始大興奮でした。

4人のチームプレーに痺れまくり、松田陣平が爆弾解体中に萩原研二のことを思い出すシーンは泣きそうになりました。飛びまくり、ボロッボロで戦う降谷零の姿にも大興奮。ロシア語も堪能だったのですね……。本当になんでもできる完璧な男、それが降谷零という男か!



そして劇場版コナンに共通している魅力でもある、回想の中で流れる音楽がとにかくカッコ良い!最高にカッコ良い音楽を最高の環境で聴くために映画館に通うことになりそうです。

ヒロが予告で言っていたセリフも、予想していた人物に向けて言ったセリフではなかったのですが、該当シーンのヒロの表情がとても好きでした。



大スクリーンで警察学校組の活躍を観られて、本当に幸せでした。そんな彼らを追いつめた犯人にもある意味で拍手を送りたいです。

2:見逃せない“ラブコメ要素”



コナン映画といえば、複雑に張り巡らされたミステリー要素や、映画ならではのド派手なアクション、複雑な人間関係などが醍醐味です。

また“ラブコメ”も映画にとって重要な要素の1つ。本作では、過去と現在が複雑に絡み合った爆弾事件に立ち向かう佐藤刑事と高木刑事の姿や、過去と向き合う佐藤刑事と佐藤刑事と共に事件解決に向けて奔走する高木刑事が描かれました。



松田刑事には敵わないと落ち込む高木刑事を諭す白鳥警部や、警察官としての強い佐藤刑事が好きだと思いを真っ直ぐに伝える高木刑事のシーンもジーンとしました。

佐藤刑事と高木刑事といえば、ラストの“あの”シーンも必見です。思わずニヤニヤしてしまいます。

3:ズルい男、萩原研二



萩原研二は7年前にすでに殉職しており、この世にはいません。そのなかでも降谷零、松田陣平、諸伏景光、伊達航の4人がお墓参りをするシーンがあったり、松田陣平が爆弾解体中のピンチに萩原研二ならどうするかを考え爆弾解体を成功させたり、映画の中でコナンの行動のヒントになっていたり……。

「ズルいなぁ萩原研二は……」と思いながら映画を観ていました。

コナン君の回想に登場する彼が本当にカッコ良くて、こんな登場の仕方はズルいよ。ズルすぎるよ……!このシーンを観た時、映画館で叫びそうになるのを必死で抑えたくらいです。

最後に良いところを全部持っていく男、それが萩原研二でした。

4:コナンと降谷零の共闘



降谷零は犯人に首輪爆弾をつけられてしまい、身動きが取れずお手上げ状態でした。降谷零とコナン君は秘密裏に連絡を取り合って爆弾魔を追い詰めます。

降谷零が大ピンチなのにも関わらず、シェルターでは意外と余裕そう。豪華な椅子に座ってる姿は優雅すぎやしませんか。

犯人を追いつめる降谷零とコナン君が最高にカッコ良くて、2人が共闘する姿は熱すぎる……!

<結論>どれをとっても、最高に痺れる傑作!



映像、音楽、ストーリー、キャラクターの人間関係、ド派手なアクション、どこを切りとっても最高傑作でした。

ミステリー的な要素もしっかりあり、初期のミステリーが好きな人も楽しめる映画になっていたと思います。

本作は高木刑事、佐藤刑事、そして警察学校組が登場するため、切なさがメインの物語かと思いきや、「受け継がれる想いと未来への希望のストーリー」になっていたのです。

また別アニメでは味方のキャラクターを演じている2人が、本作では因縁の相手と公安警察という立場で戦う姿にも思わずドキっとしてしまいました。

「今度こそ君を逃さないよ」

降谷さんにこのセリフを言われた犯人がある意味羨ましい〜。

(文:前野真岐)

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