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2022-04-25

その他

<解説>『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』集大成となったポイントを語る!



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2022年4月22日、劇場版最新作となる『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』がついに公開されました。本作はアニメ放送開始30周年、劇場版30作目となる節目の作品です。

筆者は劇場で映画を鑑賞し、『もののけニンジャ珍風伝』は劇場版『クレヨンしんちゃん』の1種の完成形であり集大成であると感じました。

そこで本記事ではこれから映画を鑑賞する人、鑑賞するか悩んでいる人に向けて、作品の魅力を可能な限りネタバレ無しで解説していきます!

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『クレヨンしんちゃん』史上究極の全年齢向け作品



劇場版『クレヨンしんちゃん』は、子供だけでなく大人も楽しめるのが大きなポイント。むしろ大人向けの作品も多く、実際に今回足を運んだ劇場にもさまざまな年代の人がいた印象です。

そんな中で『もののけニンジャ珍風伝』は、歴代でも屈指の全年齢向け作品だと感じました。

今回の作品のテーマは、「家族」「自由」です。この2つが野原家と屁祖隠家の対比で、上手く表現されており、題材だけみればとても子供向けとは言えないでしょう。また映画ではお決まりである、地球の危機を救う設定は『もののけニンジャ珍風伝』でも健在でした。

『オトナ帝国の逆襲』では野原一家総出で東京タワーに登り、『カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』では「ジェンカ」を踊り世界を救ってみせます。そして本作での危機への立ち向かい方は、ファンタジー感満載で非常に可愛らしいものでした。

テーマや大枠は大人でも楽しめる1本の映画として成立しているものの、子供も飽きずに楽しめる工夫が数多く盛り込まれています。ラストはダイナミックなファンタジーで、その振り幅の大きさは史上最大級です。

忍者アクションがダイナミックに炸裂!



『ブリブリ王国の秘宝』や『暗黒タマタマ大追跡』など、歴代映画にはアクションシーンが多い作品もあります。そして本作は大きな見どころと言っていいほど、アクションシーンの作画と見せ方にこだわりを感じました。

“忍者”はアニメや漫画における、1種のキラーコンテンツです。『もののけニンジャ珍風伝』は『クレヨンしんちゃん』の枠で考えると、それを最大限活かしていると言えるでしょう!

特に立場上1番戦闘シーンが多くなった屁祖隠ちよめを、おふざけ忍者ではなく定番の傀儡使いに設定したのが非常に秀逸でした。序盤で描かれる傀儡とちよめのアクションシーンは圧巻です。

もちろんおふざけ忍法を使用する忍者も、たくさん登場しますよ!

しんのすけから家族へのストレートな愛情



本作は“家族の絆”を1つのテーマに設定しています。過去の作品にも、しんのすけへの愛を中心に描いた映画はいくつもありました。その中で珍しく本作では、しんのすけからの家族愛がストレートに描かれています。

『夕陽のカスカベボーイズ」や『戦国大合戦』では、本作と同じようにしんのすけが行方不明になり、なりふり構わずにみさえとひろしが跡を追っています。そんな中しんのすけは5歳児らしからぬ図太さで平然としているのが、お約束になっていました。たしかにそんな彼の性格も、作品の醍醐味と言えば醍醐味でしょう。

しかし『もののけニンジャ珍風伝』では珍蔵の存在もあり、しんのすけが家族の存在を思い出し物憂げな表情を浮かべます。思い出を夢でみる場面では、ファンにとっては驚きを隠せないシーンも描かれていました。家族で過ごした日々が脳裏に浮かび、いつもはボケとズッコケで処理される再会シーンでも、素直な喜びの言葉を口にします。

『クレヨンしんちゃん』を楽しむファンであれば、目頭が熱くなること間違いなしです。

カスカベ防衛隊も大活躍



劇場版『クレヨンしんちゃん』は、大きく「カスカベ防衛隊がメインの作品」と「野原一家がメインの作品」の2つに分けられます。2021年に公開され大好評を得た『花の天カス学園』は、カスカベ防衛隊をメインにしていました。

そしてPVやメインビジュアルから、本作は野原一家がメインだと思って鑑賞しましたが、終盤にはしっかりとカスカベ防衛隊の活躍シーンも描かれていました。

主観ですが、野原一家の活躍度とカスカベ防衛隊の活躍度の総合値で言えば、歴代でも1番だったと思います。

カスカベ防衛隊は序盤で登場し、終盤では伏線を回収するように、しっかりと大活躍していたためボリューム満点で、観賞後は高い満足感が得られるでしょう。

まとめ



劇場版『クレヨンしんちゃん』は、対象年齢やメインキャラがはっきりと二分化しやすいです。そのうえでどちらも広くカバーし、野原一家がこれまでに生きてきた時間がキーポイントとなった『もののけニンジャ珍風伝』は、まさに集大成と言えるでしょう。

迫力あるアクションシーンは、やはり大きなスクリーンで観るのが1番。『クレヨンしんちゃん』から離れていた人も、この機会にぜひ劇場に足を運んでみてください!

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(文:青木圭介)

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