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2022年05月04日

「持続可能な恋ですか?」第3話:田中圭、磯村勇斗、そして松重豊らの愛おしさが大爆発!恋泥棒を成就するのは一体誰?

「持続可能な恋ですか?」第3話:田中圭、磯村勇斗、そして松重豊らの愛おしさが大爆発!恋泥棒を成就するのは一体誰?


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上野樹里主演のドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」が2022年4月19日にスタートした。

本作は、上野演じるヨガインストラクターと松重豊演じる妻に先立たれた父がともに婚活にチャレンジするオリジナルラブストーリー。「ダメな私に恋してください」「初めて恋をした日に読む話」などを手掛けてきた吉澤智子が脚本を担当する。共演は田中圭、磯村勇斗、井川遥ら。

本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。


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「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」第3話レビュー


晴太
(田中圭)と親しげに歩いていた謎な女性・安奈(瀧内公美)。
彼女の正体は、晴太の元奥さんだった。

ここで、先週のレビューを振り返っておこう。

安奈は、晴太の恋人なの?いやいや「息子第一」と公言している晴太に恋人がいるだなんて。恋人と匂わせておいて、姉か妹?もしくは……元奥さんだったりして?

著者の予想は的中。視聴者のみなさん、いかがでしたか?

なにもかも、晴太より一枚上手な安奈。
安奈の「だって前はゴミは自動的に消えると思ってたでしょ」という台詞には痺れた。
家事に仕事に育児に、器用に両立しているように見える晴太にも、苦い過去があったのだ。

しかし、息子・虹朗(鈴木楽)のためを思って同じマンションの別部屋に住んでいるとは、新しい夫婦、いや親子の在り方かもしれない。


晴太に思いを寄せる杏花(上野樹里)の元に、またもや予期せぬ出来事が訪れる。
杏花に思いを寄せる(磯村勇斗)と、突如のごとく同居生活がスタートしたのだ。

杏花の好きな人を颯だと勘違いしている林太郎(松重豊)は、部屋が漏水してしまったという颯をよかれと思い自宅に住まわせることを決めてしまった、という訳だ。

自ら進んで掃除をしたり料理を振る舞ったりと、ここぞとばかりに杏花にアピールする颯。誰がどう見ても愛おしい。

颯の同居をキッカケに、晴太の杏花への思いは加速。
恋って、なにか障害がある方が燃え盛るものなのだ。

「不破さんと、お付き合いされているのですか?」
事実を知り安堵の表情を浮かべる晴太、「こんな田中圭を見たかった!」な田中圭らしさが満点すぎて愛おしい。


一方、明里(井川遥)に思いを寄せる林太郎は、明里のお見合い話に軽くショックを受けながらも"聞き上手になるためのさしすせそ"を活用しながら明里の背中を着実に後押しする。

突然の明里からの電話に、ギックリ腰の痛みをもふっとばして明里の元へと向かう林太郎、あまりにもお茶目で愛おしい。
「そうですか」の同調だけでなく、「そうで…しょうか」と意見した林太郎に拍手を送りたい。

「大事なのは、心に誰が住んでいるかということではないでしょうか」

林太郎、さすがは長年辞書の編纂という仕事をされているだけあって、言葉の選び方が非常に秀逸で好き。


さて、第3話で注目したいのは、"泥棒"というキーワード。

人の時間を奪うという意味で使われた"泥棒"ーー時間泥棒。
人の心を奪うという意味で使われた"泥棒"ーー恋泥棒。

好きな人に好きな人がいることがわかっている場合、好きな人を振り向かせることはある種”泥棒”になってしまうのかもしれない。

だがしかし、恋愛においての泥棒は上等。やったもん勝ちだ。

本格的に始動しはじめた杏花、晴太、颯のいじらしくもむず痒い三角関係。そして、ますます気になる林太郎と明里の関係性の変化。

今後どのようにして二つの恋模様がこじれていくのか、見どころは深まるばかりだ。


(文:桐本絵梨花)


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