続・朝ドライフ

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2022年05月23日

「ちむどんどん」第31回:未経験の暢子を10日連続で重労働させる大城房子の真意は?

「ちむどんどん」第31回:未経験の暢子を10日連続で重労働させる大城房子の真意は?


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2022年4月11日より放映スタートしたNHK朝ドラ「ちむどんどん」。

沖縄の本土復帰50年に合わせて放映される本作は、復帰前の沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかける主人公と支え合う兄妹たちの絆を描くストーリー。「やんばる地域」で生まれ育ち、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見出していくヒロイン・比嘉暢子を黒島結菜が演じる。

本記事では、その第31回をライター・木俣冬が紐解いていく。


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朝8時から深夜11時まで連続10日間働く暢子


「ちむどんどん」第6週「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」(演出:松園武大)は華麗な劇伴ではじまりました。

イタリアンレストラン〈アッラ・フォンターナ〉で雇ってもらえた暢子(黒島結菜)ですがオーナー・大城房子(原田美枝子)はスパルタ。朝8時から深夜11時まで連続10日間働くことを命じます。新人だからと手加減なし。

慣れない仕事にすっかり疲れきってしまう暢子。失敗して怒られたり寝坊して遅刻したりしますがへこたれません。

暢子の発する沖縄の言葉がどれも明るいトーンなので暗い感じにならないのがいいですね。

厨房の先輩たちは暢子を「まさかやー」とあだ名をつけ、彼女がいつ辞めるか賭け始めます。

職人の修業の道は厳しいものとはいえ、いくらなんでも房子は厳しいと思って観ていると、二ツ橋(高嶋政伸〈たかははしごだか〉が視聴者の気持ちを代弁してくれました。すると房子が「因縁がある」と意味深な言葉を……。

房子の思惑を知る由もない暢子はどんなに疲れても、沖縄に電話するときは弱音を吐きません。「うちは元気もりもり」と「職場も下宿もみんないい人で何も心配ないよ」とけろっとした言い方をします。それが彼女らしさなのでしょう。

10日連続出勤してやっと休める日も、下宿の店の手伝いをする暢子。えらい!

暢子からの電話を受けた良子(川口春奈)も悩みを抱えていますが、心配させないように明るく振る舞っています。

比嘉家はみんな弱音を吐かない人たちばかりです。

良子は相変わらず金吾(渡辺大知)に追いかけまわされています。今回は
山本リンダの「どうにもとまらない」の曲に合わせて、お店のなかをくるくる追いかけ回されたすえ、指輪を差し出されるという流れがテンポよく楽しく観ることができました。

理屈ばかりで煮え切らない石川(山田裕貴)よりもお金持ちで人がよさそうな金吾のほうが良いと考える視聴者が増えているようです。

最初は、しつこく追いかけ回す金吾がうざく、知的で紳士的な石川のほうが
素敵に見えていたのですが、人間ってわからないものですね。表面的な印象だけで判断してはいけない気がします。

「ちむどんどん」の魅力ももしかして金吾のようなものかもしれません。

ちなみに、神奈川県・鶴見から銀座って遠くないの? と思って調べたら、
2022年の時点では3、40分で行けるようです。70年代だともうちょっとかかるかもしれませんね。

深夜11時まで働いて帰宅するのは0時過ぎてしまうのではないでしょうか。暢子は気力と体力は人一倍ありそうなので、きっと大丈夫。


(文:木俣冬)


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