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2022年05月22日

アニメ「呪術廻戦」第8話:「どんな女がタイプだ?」クセが強いよ京都校

アニメ「呪術廻戦」第8話:「どんな女がタイプだ?」クセが強いよ京都校



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テレビアニメ「呪術廻戦」第1期「呪胎戴天編」が2022年4月3日(日)より放送スタート。

『劇場版 呪術廻戦 0』は大ヒットし、2023年にはテレビアニメ第2期の放送が予定されている。

本記事では、第8話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

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「呪術廻戦」呪胎戴天編 第8話「退屈」レビュー



東京と京都、呪術高専の一部の面々のキャラがいろいろと分かった回だった。
というか一話でいろんなことが起こりすぎて収拾がつかない。

2年にパシられ、自販機の前にいた伏黒と野薔薇の前に現れたのは、京都校のガタイのいい男とボブヘアの女。

真希と雰囲気が似ているその女は、真希の双子の妹・真依だった。
この女、虎杖が死んだことにわざと触れてきたり虎杖を化け物呼ばわりしてきて、かなり性格が悪い。

もう1人の男は真依をたしなめるかと思いきや「どうでもいい話をするな」という。興味がないだけだった。

大男の名は東堂葵。彼が興味を持っているのは、伏黒に折骨の代わりを務めるくらいの価値があるかどうかだけらしい。

そして繰り出した質問は「どんな女がタイプだ?」だ。



……??? 伏黒と野薔薇の頭にも、観ているこちらにも「?」が浮かぶ。
そんなことはお構いなしに、東堂の持論は繰り広げられるのだった。

「因みに俺は、身長(タッパ)と尻(ケツ)がデカイ女がタイプです」

「性癖にはそいつのすべてが反映される。女の趣味がつまらんやつはそいつ自身もつまらん。俺はつまらん奴が大嫌いだ!」

ほう……伏黒はいささか呆れている。

「釘崎は丸腰だ、揉め事は避けたい」

「別に、好みとかありませんよ。その人に揺るがない人間性があれば、それ以上は何も求めません」



伏黒の答えに真依も野薔薇もまんざらでもなさそうだが、東堂は涙を流す。

「退屈だよ伏黒……!」

次の瞬間、東堂は伏黒に攻撃を仕掛ける。野薔薇が加勢しようとするが、真依が抱きついて止める。



さらに挑発しようとする真依に対する、野薔薇の答えがサイコーだった。

「似てるって思ったけど全然だわ。真希さんのほうが100倍美人」
「寝不足か? 毛穴開いてんぞ」

相手が先輩だろうが格上だろうが気に入らないやつには噛みついていく野薔薇のスタイル、好きー!!!

「口の利き方、教えてあげる」

キレた真依が野薔薇の腹に当てたのは銃だった。


伏黒の記憶によると、東堂は昨年夏油が起こした新宿・京都百鬼夜行(劇場版呪術廻戦0で上映された部分)で一級呪霊5体・特級呪霊1体を一人で倒したという噂だった。

一級術が特級を倒すことはたまにあるらしいが、東堂は術式を使っていなかったという。そう尋ねると、「特級相手には使ったぞ」という。「一級相手には使ってないのかよ」とツッコミを入れる伏黒。とにかく規格外に強そうだ。

バキバキ倒れていく建物に押し込まれる伏黒。なんかいっつもボロボロだな……。しかし、高専生同士でここまで戦う意味がどこにあるのだろうか。



一方、倒れた野薔薇にととどめを刺そうとする真依を止めに入ったのは真希。双子が揃ったわけだが、全然仲が良くなさそうだ。

落ちこぼれ呼ばわりしてくる真依に「落ちこぼれはお互い様だろ」という真希。真希は呪力がなく、真依は物に呪力は込められるが術式は使えないらしい。





ちょうどパンダと棘に止められた東堂がやってきて、戦いはお開きに。

東堂はこれから長身アイドル高田ちゃんの個握(個別握手会)に行くらしい。
電車に乗り間違えないようにするため、真依に付き添いを頼むようだ。
京都が当たらなかったから東京に……アイドルオタクあるあるだ。

真希にさっきの呪力がないという話は本当か尋ねる野薔薇。なのに呪術師になったのは「嫌がらせだよ。(呪力がなくて)見下されてた私が大物術師になってみろ。家の連中どんな面(ツラ)すっかな、楽しみだ」と笑顔で言う真希に心が動く野薔薇。「私は真希さん尊敬してますよ」「あっそ」というやり取りがいい。男前な女子二人、好きだな。

一方、京都の学長・楽厳寺が来るところ、夜蛾学長に嘘の時間を教えた(伊地知に教えさせた)五条はサシで話す。

虎杖の死を招いた件に楽厳寺が絡んでいるらしく、五条にしては珍しく怒りをあらわにしている。

「とぼけるなよジジイ」「ハナから敬う気がねーんだよ 最近の老人は主語がデカくて困るよホント(「最近の若者は敬語もろくに使えんのか」に対して)」

口の悪い五条先生もイイな!!!

特級呪霊2体に襲われた件を「勘違いすんなよ、僕にとっては町でアンケート取られたくらいのハプニングさ」と言ってのける五条先生、カッッケ――!



楽厳寺と一緒にいた京都校の三輪は、ぱっと見品行方正だが、内心かなりのミーハーで五条先生の大ファンのようだ。


最後に虎杖が訪れた高校生が変死した映画館も気になるし、盛りだくさんな回だったな……!

「呪術廻戦」呪胎戴天編 第8話「退屈」ストーリー

交流会に向けた特訓の合間。釘崎と伏黒の前に、呪術高専京都校の禪院真依と東堂が現れ、二人にケンカを吹っ掛ける。伏黒を腕っぷしで押していく東堂。一方、真依の言葉に嫌悪を抱き、釘崎は真依を挑発するが――。

(文:ぐみ)

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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