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『仮面ライダーBLACK SUN』に高まる期待!「BLACK」の代名詞と言っても過言ではないあのシーンまで…

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

昨年のライダー50周年の際に発表されたものの輪郭がまだ見えていない、しかし陽炎程度には何か見えてきた『仮面ライダーBLACK SUN』。

この秋にAmazon Prime Videoで配信されることが先日発表され、同タイミングで流された特報は30秒という短い動画ですが、そこから汲み取れる微かな、しかし確かな情報は、期待を膨らませるには十分でした。



主人公、南光太郎を演じる西島秀俊さんがゆっくりと歩くのは荒廃感漂う世界。

デモ隊なのでしょうか、後ろには「怪人皆殺し」「怪人に居場所はない」「一生恨み続ける」と書かれてるであろうプラカードやのぼり。

人間と怪人の対立をリアルに描くあたりは『仮面ライダーアマゾンズ』みたいなことになるのか、はたまた。

現在放送中の『仮面ライダーリバイス』や昨年末公開の『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』の未来、そしてこれまでの仮面ライダー作品でも荒廃感は度々描かれています。

僕はこの荒廃感というものが本当に大好きだったりするんですが、「BLACK SUN」の世界感はさらに世紀末感というか、この世の終わりっぽい感じが見受けられて、たった数秒のあのカットからハードな内容なんだろうということが伝わってきました。

87年のテレビ放送でも、そして漫画版の「BLACK」でもこのセカオワ状態が描かれてるんですが、あの数秒を見る限り、白石和彌監督はそれを踏襲するというより独自の映像を演出されている。それは一見、仮面ライダーということを忘れるほどの白石監督テイストが出ているように感じました。

さらに驚くのは、この後に映った変身シーン。

南光太郎が変身前に両手の拳を握る、「BLACK」の代名詞と言っても過言ではないあのシーンを西島秀俊さんがやっているではありませんか。

しかも指が出る革手袋もはめて、しっかりギュギュギュっと音を鳴らしている。

そしてシャドームーンに変身する秋月信彦役の中村倫也さんもなんと同じポーズを。

かっこよすぎる。

何回でも見られる。

ポーズの後には二人の変身の声。

西島秀俊さんはオリジナルの南光太郎のように「変、身っ!」。

中村倫也さんは平成ライダーのような「変身…」。

変身の言い方がかっこいいこともさることながら、ちゃんと変身ってフレーズを言ってくれるんだという感動もありました。

ウルトラマンシリーズで何作も監督、演出をされ、「BLACK SUN」では特撮監督を務められている田口清隆さんが先日、「プレバンラボZ」というバンダイのYouTube番組にゲストで来てくださり、色々とお話を伺いました。

当然言えないことだらけではあったんですが、先程の変身シーンをはじめとした「それやってくれるの?」というポイントが散りばめられてるそうで、田口さんが言うには白石監督は元の「BLACK」に対して愛を持って分析し、丁寧に再構築をされてるとのこと。

そして、その白石監督を特撮面で今回サポートされてるのが田口さんという布陣。

また大ヒット中の『シン・ウルトラマン』の監督を、そして「BLACK SUN」ではコンセプトビジュアルを担当されている樋口真嗣さんは、ライダーの目が何故赤いのかというところや何故バッタがモチーフなのかというところまで考えた末に黒い目というところに行きついたそうです。

さらに、まだ判明してないところにもかなりのこだわりが詰まっているとのこと。

数秒だけであっと言わせてくれる『仮面ライダーBLACK SUN』。

配信されるのが楽しみで仕方ありません。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】

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