映画『バイオレンスアクション』橋本環奈の華麗すぎるアクションが爽快&痛快!



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2022年8月19日公開の映画『バイオレンスアクション』は、橋本環奈主演の爽快で痛快なエンターテインメント作品。まさにこの暑い夏に見てスッキリしたい皆さまにおすすめのアクション映画となっている。

とくにおすすめしたいポイントは「橋本環奈のアクション」と「コメディ要素とのギャップ」だ。原作の既読 or 未読を問わず楽しめる構成になっている。幅広い層に見てもらいたい。

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思ったよりも本格派!橋本環奈のアクション

小学館「やわらかスピリッツ」で大人気連載中の「バイオレンスアクション」が実写化。主人公のヒットガール・菊野ケイを演じる橋本環奈のビジュアルを見て、すでに期待値が高まった方も多いのではないだろうか。



実写作品における橋本環奈の”裏切らなさ”は折り紙付き。映画『銀魂』の神楽、『かぐや様は告らせたい』の四宮など、原作リスペクトの再現度を見せてくれていた。今回も、ピンクボブの髪型やファッションが似合いすぎている。眼福以外の言葉が見つからない。



ビジュアルだけではなく、アクションも本格的だ。とてもそうとは思えない見た目でありながら、指名ナンバーワンの殺し屋であるケイ。自分より何倍も体が大きい男たち相手に、小柄な体躯と素早い動きを駆使して立ち向かっていく。流れるような動きの美しさと華麗さに、ため息が出てしまう。


橋本環奈は、アクションもできる。私たちの橋本環奈ヒストリーに、また新たな1ページが増えた。

コメディとアクションのギャップに注目

原作を未読 or 既読どちらでも楽しめる理由は、原作の物語を軸に再構成した映画だからである。原作の冒頭で描かれているエピソードに登場人物を足し、深く、濃くしたイメージだ。ところどころに施されたコメディのエッセンスと、映画の土台を支えるアクションのギャップが素晴らしい相関関係を作り上げている。



橋本環奈をはじめ、キャストも素晴らしい。とある事件をきっかけにケイと共闘することになる暴力団組員・テラノ役に杉野遥亮、暴力団組長役に佐藤二朗、ケイの友人・渡辺役に鈴鹿央士、ケイが所属する殺し屋派遣業のスタッフ役に岡村隆史や馬場ふみかなどなど、ジャンルを幅広く飛び越えたキャスティングはバラエティに富んでいる。



多様なキャストが、各々の強みをぶつからせ、そのまんまの勢いがスクリーン上に表現されている。「化学反応」といった手垢にまみれた言葉は使いたくないが、この作品を見ていて真っ先に「プロの仕事」を感じた。

映画『バイオレンスアクション』は、スクリーンだからこそ映える作品である。その真価をぜひ劇場で確かめてもらいたい。

(文・北村有)

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(C)浅井蓮次・沢田新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会

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