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We Love ザ・ビートルズ!珠玉の音楽ドキュメンタリー3選
We Love ザ・ビートルズ!珠玉の音楽ドキュメンタリー3選
1968年、全世界で最も有名なグループ、ザ・ビートルズはガンジス川のほとりにいた。自分たちは何者で、どこに向かえば良いのか。人生の豊かさとは何かを求めるジョージの発案で、4人は超越瞑想運動の創始者マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと出会い、インド北部のリシケシュにある、ガンジス川を臨む丘の上のアシュラム(僧院)に招待される。
この時、心の声の導きでこの地を訪れていたひとりの青年がいた。現在、映像制作者として活躍するポール・サルツマン監督だ。『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、ザ・ビートルズと運命的に出会い、共に過ごした奇跡の8日間を描くドキュメンタリーだ。
メンバーの知られざる素顔に迫る本作を見れば、ザ・ビートルズの魅力に引き込まれること間違いなし。さらにザ・ビートルズのことを知りたいという方へ、あわせてチェックしておきたいおススメ映画3作品を紹介する。
『ザ・ビートルズ:Get Back』(2021年)
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手掛けたピーター・ジャクソンが監督を務め、およそ60時間にも及ぶ未公開映像と150時間以上の未発表音源を3年の歳月をかけて復元・編集した長編ドキュメンタリー。ラストライブとなった1969年1月30日に行われた「ルーフトップ・コンサート」が収録され、最後のアルバム「レット・イット・ビー」制作の裏側が明かされる。
特にIMAX劇場で公開されると熱烈なファンが劇場に殺到、限定公開にもかかわらず大ヒットを記録した。50年以上経過したフィルムから音声を復元するため、AIを用いた新たなシステム“MAL”を開発。楽器やメンバーの声をそれぞれ切り出すことに成功した。この技術は10月28日にリリースされる『リボルバー』スペシャル・エディションにも活かされたという。
『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』(2016年)
リバプール時代、1962年のキャヴァーン・クラブでのライブから、63年に始まった15か国90都市166公演を行ったツアー期のザ・ビートルズを追ったドキュメンタリー。特に観客を入れてのラストライブとなった66年8月のサンフランシスコのキャンドルスティック・パーク公演の熱狂を伝える。映像には66年の日本武道館公演も収められ、更に一部のモノクロ映像がカラー化されて再現されており、ファン垂涎の内容でリピーター続出の大ヒットとなった。
ポール・マッカートニー、リンゴ・スターに加え、オノ・ヨーコや亡きジョージ・ハリスンの妻オリヴィアらが全面協力した、アカデミー賞®受賞のロン・ハワード監督作品。
『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』(2011年)
58歳の若さで逝去した最年少のメンバー、ジョージ・ハリスンの没後10年に、巨匠マーティン・スコセッシ監督が手掛けた彼の生涯に迫る長編ドキュメンタリー。ザ・ビートルズ時代だけではなく、製作もつとめたジョージの妻オリヴィア・ハリスンから提供されたプライベート映像を交え、子供時代からソロ活動時代までの貴重な未公開映像が多数収録されている。ジョージが生きた時代と数多くの名曲に加え、リンゴやポール、エリック・クラプトンらも登場、ジョージの素顔と彼が残した普遍のメッセージを伝える必見作である。
インド滞在期のザ・ビートルズの素顔に迫る『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、全国劇場にて大ヒット公開中!
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