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2022年09月26日

『弱ペダ』『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』キャスト登壇!TOHO animation 10周年大感謝祭レポート

『弱ペダ』『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』キャスト登壇!TOHO animation 10周年大感謝祭レポート


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今年で10周年を迎えた東宝株式会社のアニメーションレーベル【TOHO animation】が、9月25日(日)に、大型配信番組「TOHO animation 10周年大感謝祭」をTOHO animation公式YouTubeチャンネルで無料配信した。

司会進行をフリーアナウンサーの田口尚平、声優の黒沢ともよが務め、「10周年」にちなんで約10時間、多彩なコーナーや番組を生配信。その番組の最後を飾るフィナーレステージは、『弱虫ペダル LIMIT BREAK』『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』のキャストが登壇するなど、締めくくりにふさわしい貴重な時間となった。

『TOHO animation 10周年大感謝祭』の最後を飾る”フィナーレステージ”。まずは10月から放送開始となる注目アニメとして、「僕のヒーローアカデミア」第6期(10月1日(土)17:30から読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットで放送)、「SPY×FAMILY」第2クール(10月1日(土)23時からテレビ東京ほかにて放送)、「弱虫ペダル LIMIT BREAK」(10月9日(日)午前0時からNHK総合テレビにて放送予定)を紹介し、ステージは「弱虫ペダル LIMIT BREAK」からスタート。

「弱虫ペダル LIMIT BREAK」

©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会

黒沢ともよも思わず「かっこよ…」と漏らしてしまうほどのPVが明けると、山下大輝(小野田坂道役)、鳥海浩輔(今泉俊輔役)、福島潤(鳴子章吉役)、代永翼(真波山岳役)、内田雄馬(新開悠人役)が登壇。第4期から4年、ついに第5期を迎えるシリーズに対して今の気持ちを聞かれると、それぞれが嬉しさを表現。

山下:待ってたぜ!という気持ちがあって。久しぶりに彼らを演じることができて嬉しいです。

鳥海:相変わらず応援していただき、インターハイ3日目を迎えられたので本当に嬉しく思ってます。

福島:4年越しに演じられて幸せです。4期を全部見直して、気合を入れてアフレコに挑みました。

代永:早く演りたい!という気持ちがあったので、本当に嬉しいです。

内田:5期は、初心を思い出させてもらえるような熱い収録だったと感じています。



山下が「積み重ねを感じた」と思い返すアフレコ現場の裏側や、キャラクターへの想いなどを語りながら、話は今回の「弱虫ペダル LIMIT BREAK」のイチオシポイントに。各々が用意したフリップを披露し、内田は、自身が演じる悠人が所属する箱根学園の先輩の姿、そしてチームとしてどうあるべきかに注目して欲しいと「先輩」、代永は箱根学園が“王者”を奪還できるかに期待し「奪還?」の文字を発表した。

福島は最終日のドラマ・バトルを挙げ「派手」、そして「約束」をキーワードに。鳥海は自転車のイラストを描き、会場の笑いを誘い、「絆を繋いで行って、ゴールを届ける」という意味を込めたとコメントすると拍手も湧き上がった。山下はいよいよ決着がつくレース、どんなゴールを決めるのかを見届けて欲しいと「ゴール」と挙げ、放送開始への期待を高める内容となった。

「SPY×FAMILY」

©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

続いて、「弱虫ペダル」キャストたちのV振りで映し出されたのは、「SPY×FAMILY」第2クールから、江口拓也(ロイド・フォージャー役)、種﨑敦美(アーニャ・フォージャー役)、早見沙織(ヨル・フォージャー役)によるトーク映像。配役が発表された時の緊張感や先行上映会で舞台挨拶をしたときの心境、第1クールを放送した際の反響・お気に入りのシーンなどを3人で振り返った。

そして10月からの第2クールについてもそれぞれがコメント。

早見:とんでもない展開になっております。PVだけでも『どうなっちゃうの?』と思っていただけるかなと思うのですが、そういったシーンだけでなく 和やかなシーン、ファミリーのシーン、そして新キャラクターもたくさん登場して見どころ満載です

種﨑:PVにはいないけど、キービジュアルにいる女性は…一体…。アーニャが言ってる『いぬさん』もキーなんです。(あと1週間という)あっという間のあいだですが、ワクワクしながら待っていていただけたらと

江口:PVで涙が出ました。そんなグッとくるくらい、全部見たらどうなっちゃうんだろうって。個人的な話をすると、BUMP OF CHICKENさんが大好きで、青春が詰まってるんです…!上京してくる時も音楽プレイヤーにBUMP OF CHICKENさんの曲を詰め込んで、不安な心と共に寄り添ってもらっていました。色んな意味でPVを見て涙が出ました。本当に第2クールめちゃくちゃ良いんですよ、毎回泣かされると思います。

「僕のヒーローアカデミア」

©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

「僕のヒーローアカデミア」第6期のステージには、山下大輝(緑谷出久(通称 デク)役)、内山昂輝(死柄木弔役)が登壇。両キャラらくたーを中心としたヒーローvs敵<ヴィラン>の「全面戦争編」が描かれる本作。山下も「情報量がすごい、気になるところが多かった」という6期のPVから、話は1期の時から随分と雰囲気が変わったデク・死柄木の演じ方について、それぞれがキャラクターを演じていく中で感じた変化を語った。

内山:自分の声が変わったなと思いました。回想シーンでは幼めだなと思ったり、死柄木も背負っているものがどんどん大きくなってきた6年間でした。味方も少ない中から仲間を増やして行って、大変な勢力になり、そして全面戦争編までたどり着いたからだと思います。

山下:デクはすごく成長していくキャラクターなので、身体の変化もありつつ、メンタルも強くなっている部分も大きいんですけど、没頭してしまう危うさみたいなところは変わらずあるのかなと。死柄木の1期のときとデク1期のときの幼さは共通してあるのかなと思っています。



2人は今回の第6期について注目ポイントを「とにかくずっと戦ってる!」と、戦闘シーンやその熱量だと言い、最後には留まることのない作品の魅力と、6期への想いを語った。

山下:皆さんのその目でまずは確認して欲しい、見て欲しい、見届けて欲しい…情報を入れずに見て欲しいのが正直な感想です。そのくらい一話一話に見どころしかない、見逃してしまうともう後戻りができないようなスピードで進んでいきます。毎話、隅から隅まで見ていただけたら。

内山:どっちが勝つかわからないし、どっちにも共感できてしまう部分があって心が揺さぶられるストーリーになっていると思います。

今後公開予定の注目の映画作品は?

ここでコーナーは、今後公開予定の注目の映画作品を紹介するムービーラインナップへ。11月11日(金)全国ロードショーの新海誠監督最新作である映画『すずめの戸締まり』では、『言の葉の庭』から始まり『君の名は。』『天気の子』と続く新海誠監督とTOHO animationの歴史を振り返る場面も。

そのほか、2023年公開予定のスタジオTRIGGER制作、雨宮哲監督による『GRIDMAN UNIVERSE』や、石塚真一による大人気ジャズ漫画を立川譲監督やスタジオ・NUT制作で贈る『BLUE GIANT』(2023年2月17日(金)公開)、2012年10月の第1期放送以来3期にわたるTVシリーズを届けてきた大人気アニメの最新作となる『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』、そしてこれまでテレビで4期にわたって放送されたアニメシリーズ待望の続編となる完全新作劇場版『ハイキュー!!FINAL』など公開が待ち遠しくなるラインナップが一挙に並んだ。

23年TVアニメラインナップでは、1月放送開始の「お兄ちゃんはおしまい!」、23年春に放送予定の「Dr.STONE NEW WORLD」のほか、「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」、TV第2期となる「呪術廻戦」、「TRIGUN STAMPEDE」、「無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~」の6作品を紹介。

「お兄ちゃんはおしまい!」

©ねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会

その中からは、まず「お兄ちゃんはおしまい!」より高野麻里佳(緒山まひろ役)、石原夏織(緒山みはり役)がVTRで登場。

オープニングテーマを人気コスプレイヤーえなこ、そしてYouTubeやTikTokで活躍中のP様丸。が、エンディングテーマを高野麻里佳と石原夏織、金元寿子(穂月かえで役)、津田美波(穂月もみじ役)にて結成したユニット・ONIMAI SISTERSが担当することが発表された。

えなこからは「私とP丸様。がかわるがわる交代しながら歌っていくスピード感たっぷりでとっても可愛らしい曲になっています。アップテンポなオープニング曲で、本編への高まりとか盛り上がりとかそう言ったところにつなげていけたらと思っています。」という映像コメントも到着し、高野・石原が「お・に・ま・い」にちなんだあいうえお作文を披露するなど作品の見どころをアピールする充実の内容となった。

「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」

©佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会

「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」からも坂泰斗(藤宮周役)、石見舞菜香(椎名真昼役)がVTRで登場。 

石見:魅力は、真昼ちゃんの天使のような可愛さです。学校での天使のような姿だけでなく、周くんの前でのそっけないけれど可愛い真昼ちゃんに注目してください!

坂:お互いに興味ないと言いながら、ゆっくりと確実に距離を縮めていく二人の恋模様をお楽しみください!

とコメント。来週10月4日の「天使の日」に重大な発表があることも告知され、ますます目が離せないお知らせとなった。

「TRIGUN STAMPEDE」

©2023 内藤泰弘・少年画報社 「TRIGUN STAMPEDE」製作委員会

そして「TRIGUN STAMPEDE」より、松岡禎丞(ヴァッシュ役)、池田純矢(ナイヴズ役)がVTRに登場。PVを見て、池田は「ご飯軽く100杯はおかわりできる!」とコメントし、対するも「一俵はいける!」と大盛り上がり。

さらに「もう充分クオリティは伝わったかと思いますが、もっとすごい」(池田)、「覚悟しとけよ!ってくらい自信があります」(松岡)という期待を煽るコメントも。また、会場で司会進行を担当している黒沢がヴァッシュの幼少期を演じており、『宝石の国』に続いて、制作スタジオのOrangeとタッグを組めたことへの喜びを語った。

「呪術廻戦」

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

その後、会場のステージには「呪術廻戦」より、榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)が登場。すでに解禁されていた五条悟と夏油傑の高専時代が描かれる「懐玉・玉折」について、ビジュアルを見ながらのトークを展開し、2人の過去への期待感をあらわに。

そして、今回自身ら“1年ズ”が登壇している訳を問われると……なんと、TVアニメ「呪術廻戦」第2期では、五条・夏油らの過去を描く「懐玉・玉折」編だけでなく、原作でも大人気のエピソードであり第1期の時系列から続く物語「渋谷事変」も連続2クール内で描かれることを発表!会場からは大きな拍手が巻き起こった。



さらに、なんとその「渋谷事変」編のビジュアルも解禁!1年ズと五条悟が暗い電車に乗車する様子が描かれた、考察欲を煽るようなビジュアルが映し出された。注目して欲しいポイントを問われると、

内田:やっぱり単純に「呪術廻戦」の続編として、スピーディーな戦闘や重力まで描く作画、その続きが見られるのが楽しみですし、原作を読んでいる感じだと、むちゃくちゃ強い奴がいる…どうなるんだろう?!どう描かれるんだろう?!というワクワク感があります。

瀬戸:とにかく登場人物が多くなり、一箇所だけでなく色んなところで巻き起こる戦いを、どれだけ凄まじいアニメーションで描かれていくのか、楽しみです。

榎木:「懐玉・玉折」のビジュアルと似たような構図で・・見比べてみてどうなんだろう?って考察も楽しい作品なので。新キャラクターも出てくると思うので、キャストが誰になるのか、予想して盛り上がってもらっても楽しいのではないかと思います。

とコメント。「懐玉・玉折」と「渋谷事変」を並べると1枚のビジュアルになる演出と、まだまだ謎が隠されているようなそのビジュアルに、ステージ上と客席は興味津々。まだまだ加速していく物語から目が離せない発表となった。


「呪術廻戦」ステージの後は、先日TOHO animation作品として発表するも、まだ詳細が明らかになっていない2作品、「少年ジャンプ+」で連載中の松本直也による「怪獣8号」、そして「週刊少年サンデー」で連載中の山田鐘人・アベツカサによる「葬送のフリーレン」という、大人気コミックを原作とした2作品のアニメ化も改めて紹介された。

「TOHO animation 10周年大感謝祭」の番組の模様は、後日期間限定でアーカイブ配信予定(※一部除く)。

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