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ドラマ好きライターが選ぶ、2023年冬ドラマ注目作8選
ドラマ好きライターが選ぶ、2023年冬ドラマ注目作8選
冬は上質な恋愛ドラマで温まりたい
◾︎ヒロインの恋の相手を魅力的に描く大石静脚本「星降る夜に」
まずは「知らなくていいコト」でもタッグを組んだ、大石静脚本×吉高由里子主演で贈る「星降る夜に」から。二人は2024年に放送予定の大河ドラマ「光る君へ」でもタッグを組むため、注目が集まっている。本作はのどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医の雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村匠海)が織りなすピュアラブストーリーだ。
“音のない世界”というワードでピンと来るかもしれないが、「silent」と同様に本作でも聴者とろう者の恋が描かれる。「silent」の想(目黒蓮)は中途失聴者であったのに対し、本作の一星は生まれつき耳が聞こえない。だからこそ「逆にのびやかで、感情豊かで、自由な魂の持ち主」と大石静は公式コメントを出していた。そんな一星の生き様が、10歳年上の鈴にも影響を与えていくという。
ラブストーリーの名手と呼ばれる大石の作品は何と言ってもヒロインの恋の相手が非常に魅力的。「大恋愛〜僕を忘れる君と」の真司(ムロツヨシ)、「知らなくていいコト」の尾高(柄本佑)、「あのときキスしておけば」の桃地(松坂桃李)など、心奪われた男性キャラは数知れず。だから彼らに惹かれるヒロインに自然と共鳴し、物語に没頭できる。一星のキャラクターも視聴者から愛されそうな予感。
(2023年1月17日から毎週火曜よる9:00〜/テレビ朝日系)
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— 【公式】「星降る夜に」2023年1月スタート🌠テレビ朝日火曜9時ドラマ (@Hoshifuru_ex) December 25, 2022
1月17日/Start
『#星降る夜に』
第1弾予告映像🌌
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命の"はじまり"と"おわり"を
つかさどる《対照的な2人》
星が降る夜に出会い
"運命の恋"がはじまる。
✵産婦人科医・雪宮鈴(#吉高由里子)
✵遺品整理士・柊一星(#北村匠海) pic.twitter.com/w3t42XgkQc
◾︎北川悦吏子が19年ぶりに描く青春ラブストーリー「夕暮れに、手をつなぐ」
TBS系火曜ドラマ枠で放送されるのは広瀬すずが主演を務め、永瀬廉が共演する青春ラブストーリー「夕暮れに、手をつなぐ」。婚約者を追って上京した片田舎出身のヒロイン・浅葱空豆(広瀬)が音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と出会うところから始まり、ひょんなことから一つ屋根の下で暮らすことになった2人がそれぞれの夢を追っていく。
本作には映画「流浪の月」での重厚な演技でその実力が再認識された広瀬や、「おかえりモネ」の“りょーちん”こと、亮の複雑な心情を見事に表現した永瀬はもちろん、田辺桃子や黒羽麻璃央ら演技派の若手が勢ぞろい。その脇を「君の花になる」に引き続いて出演する夏木マリや、遠藤憲一などの名優たちが固める。
また、脚本を北川悦吏子が担当している点にも注目したい。青春ドラマの金字塔「オレンジデイズ」の生みの親である北川。妻夫木聡、柴咲コウ、成宮寛貴、瑛太、白石美帆という豪華面々が体現する甘酸っぱい青春に誰もが憧れた。そんな作品を手がけた北川が19年ぶりに描く青春ラブストーリー、しかも“集大成”ときた。北川脚本の特徴である愛おしいまでにナイーブな青年や少し詩的で心に残る台詞に期待したい。
(2023年1月17日から毎週火曜よる10:00〜/TBS系)
⋰ ⠔
— 火ドラ『夕暮れに、手をつなぐ』【公式】 (@yugure_tbs) December 20, 2022
2023年1月𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃火曜ドラマ
『夕暮れに、手をつなぐ』
第1話予告動画公開🎥
⋱⠢
本編初公開の予告動画はいかがでしたか?
TikTokでは縦型予告動画を公開中🫶🏻
ぜひチェックしてくださいね︎︎︎︎✓https://t.co/lzyIIrNIWe#夕暮れに手をつなぐ#広瀬すず #永瀬廉(#KingandPrince) pic.twitter.com/NZdboG5kES
◾︎ハンカチ必須。井上真央主演で贈るラブファンタジー「100万回 言えばよかった」
井上真央が16年ぶりにTBS連続ドラマの主演を務める。それだけでもテンションがあがるのに、その脇を固めるのが佐藤健と松山ケンイチときた。意外にも初共演となる3人が贈る「100万回 言えばよかった」は普通の恋愛ドラマではなく、ファンタジー作品であることがポイントだ。
あらすじを簡単に紹介する。相馬悠依(井上)と鳥野直木(佐藤)は元々幼なじみだったが、大人になって偶然再会。お互いを運命の相手だと確信するも、直木は悠依にプロポーズしようとした矢先に不可解な事故に巻き込まれて命を落としてしまう。そのまま魂となって現世をさまよっていた直木の前に現れるのが、霊媒体質の家系に生まれた刑事の魚住譲(松山ケンイチ)。
そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えるとともに、“その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか”を改めて訴えかけるオリジナルストーリーだという。脚本を手がける安達奈緒子は、「きのう何食べた?」「おかえりモネ」でもそうだったように、人の繊細な心の機微を丁寧に紡ぐ人。それを目に見える形で表現する井上、佐藤、松山も複雑な心理表現が上手い役者だ。心を大きく揺さぶられることは間違いないので、ハンカチを用意して挑みたい。
(2023年1月13日から毎週金曜よる10:00〜/TBS系)
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— 【公式】TBS金ドラ「100万回言えばよかった」23年1月13日スタート✨ (@hyakumankai_tbs) December 16, 2022
🎞予告第2弾公開🎞
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金曜ドラマ「100万回言えばよかった」
2023/1/13(金)よる10時スタート
初回15分拡大でお届け!
そして放送日決定&主題歌もきけちゃいます🤍初回放送まであと1ヶ月お楽しみに👻#金ドラ100万回言えばよかった pic.twitter.com/d6dh2h0hZ5
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