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2023年03月10日

「インフォーマ」第8話:真相の、一歩手前。続く緊迫。

「インフォーマ」第8話:真相の、一歩手前。続く緊迫。


桐谷健太主演のドラマ「インフォーマ」が2023年1月19日深夜にスタートした。

沖田臥竜の同名小説を映像化した本作は、情報屋のカリスマが週刊誌記者とともに連続殺人事件の謎を追うクライムサスペンス。情報屋・木原慶次郎を演じるのは初の連続ドラマ単独主演となる桐谷健太。共演は佐野玲於、森田剛ら。

本記事では、第8話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。

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「インフォーマ」第8話レビュー

瀧澤(千葉哲也)が岡林(田島亮)、キム(一ノ瀬ワタル)に連れ去られた。
木原(桐谷健太)は六車連合と瀧澤組と共に救出作戦を決行。三島(佐野玲於)も再び木原と行動を共にし始める。

木原は瀧澤の居場所を掴むが、木原も謎の男(森田剛)らに対して正攻法でどうにかなるとは思っていない。それに、謎の男たちがいる場所は中国マフィアのアジトでもある。
万全を期すために、木原は警察OBも巻き込み、準備を進めていく。
そんな中、三島は木原がどうやって瀧澤の居場所を知ったのか、情報元が気になって仕方がない。
が、もちろん木原が言うはずがない。

どうにかして阻止したいところだが、元・国土交通大臣の石上(石橋蓮司)にとって瀧澤は最後のターゲット。逃がすつもりはないだろう。

デバイス越しに、瀧澤と対面する石上。
半裸で椅子に縛り付けられた状態で。瀧澤組の組長としてはあまりにも辛い状態だ。瀧澤は腹がくくれない。瀧澤は「自分は裏切っていないはずだ」と叫ぶ。
しかし、石上は「あのとき笑ったろ?」と言う。
あのときとは、建基法違反を組織的に隠ぺいしている疑惑が報道されたときのこと。
もしかして、それが理由で? だとしたら……。
石上がそう言ったときの秘書の川俣(宮川一朗太)と謎の男の表情も気になる。

瀧澤はガスマスクをつけられ、火を放たれる。建物の外にまで響く絶叫。

これに瀧澤組の若頭・相田(般若)らがじっとしていられるはずがない。建物の中へと飛び込んでいく。
そして六車連合も瀧澤組が動き出したというのに、自分たちがじっとしているわけにはいかない。
建物内では乱闘が繰り広げられていく。

鉄棒を振り回し、突き進んでいく相田。
相手は人数も多い。倒れ、動けなくなっている相田に六車連合のクズオ(二ノ宮隆太郎)が肩を貸す。
「てめえの体借りるぐれぇなら死んだほうがマシだぁ!」と叫ぶ相田にクズオは「一緒に死のうじゃねぇか」と返す。しょ、少年漫画的展開……!

不利に見えた相田たちだったが、中国マフィアたちの動きが鈍くなる。
謎の男の協力者・竹森(濱津隆之)が中国語でけしかけるが、マフィアたちはボスから連絡があった、お前たちはうそつきだといって帰っていく。

その様子をカメラに収めていく三島。撮られていることに気がついた竹森は「カメラを止めろぉ!」と絶叫。まさかのここで『カメラを止めるな』のオマージュ……。

しかし、なごめる展開ではない。

瀧澤は殺され、怒りに涙する相田は、木原によって動けなくなっていたキムに留めをさす。岡林は逃げるが、木原に指示されていた三島が車にGPSを取り付けていた。

長回しで撮られている乱闘シーンは臨場感たっぷりである。ポンコツ2号と呼ばれている三島も奮闘。

一方、週刊タイムズ編集部では、有村(大島涼花)が石上について調べていた。
彼女がコピーをとっている記事には、石上と並んで写真に写る幼い木原の写真が……?

そしてそこになぜか刑事・水越(西村元貴)の姿が。え、なに? 怖い……。


(文:ふくだりょうこ)

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