「合理的にあり得ない」第1話:開始5分「思っていた以上に面白い」天海祐希の代表作になるか!?
本記事では、第1話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
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「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明」第1話レビュー
天海祐希が主演を務めるドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」がはじまった。原作は「孤狼の血」など多くのミステリーを手掛ける作家の柚月裕子。
天海と言えばこれまで「離婚弁護士」、「BOSS」、(ともにフジテレビ系)、「緊急取調室」(テレビ朝日系)など弁護士や警察官の役を多く演じてきている。
今回の役どころは元弁護士で現在は探偵をしている、上水流涼子。
涼子の助手、貴山伸彦を務めるのは俳優の松下洸平だ。
恋愛経験ゼロで少しとっつきにくい貴山だが、IQ140と涼子の相棒にはもってこいの存在。
この2人がさまざまな変装をしながら、難事件を解決していく。
「あり得ないことに満ちている。だからこの世は面白い」
と、あっけらかんと言うものの、10か月前にはある傷害事件がきっかけで弁護士資格をはく奪されている涼子。
過去にいったい何があったのかはまだわからない。
***
ある日、涼子の探偵事務所「上水流エージェンシー」に不動産ブローカーの神崎恭一郎(髙嶋政伸)に2000万円騙し取られたという女性が相談にくる。
涼子と貴山は神崎の妻、朱美(戸田菜穂)に近づき、神崎から2000万円を取り返すことができるか。
「思ってた通り、いやそれ以上に面白い」、「息する間がない展開」、「程よいコミカル具合がいいな」など、天海祐希の真骨頂と言えるべき内容に視聴者も大きく反応。
これまで天海が演じてきた役と少し似ているかもしれないが、正義感が強く、かっこいい天海を筆者も待っていた。
初回、天海と対峙した相手は髙嶋政伸。
髙嶋といえば、かつて「HOTEL」(TBS系)で「姉さん、事件です」と初々しいホテルマンを演じていたが、今ではすっかり悪役が板についている。
わなわなと体を震わせ怒る姿はどうしてもコント感があるが、痛快だ。
滑舌良い天海に対して、ぼそぼそと話す松下。
この2人のバディ、なかなか癖になりそう……。
次回はどんな変装姿を見せてくれるか、毎話楽しみだ。
(文:駒子)
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