村松健太郎

映画コラム

『映画 えんとつ町のプペル』レビュー:壮大な物語の真の姿とは?

人気漫才コンビ・キングコングの西野亮廣が手掛けたベストセラー絵本『えんとつ町のプペル』。5000部で大ヒット呼ばれる絵本の中で総売り上げで50万部を突破するベストセラーに。しかし、絵本『えんとつ町のプペル』は西野による壮大な物語のほんの入り...
映画コラム

『ワンダーウーマン1984』レビュー/解説/考察「15」のポイント

現在大ヒット上映中の『鬼滅の刃無限列車編』。歴代新記録もすぐそこ。そんな勢いを止めそうな存在がアメリカに先駆けて公開されるアクション大作『ワンダーウーマン1984』です。今回、公開直前のタイミングで特別試写を見る機会に恵まれましたので、ネタ...
映画コラム

『約束のネバーランド』レビュー:ダークファンタジー禁断の実写映画化

週刊少年ジャンプで連載され最もジャンプらしくないと言われたダークファンタジー『約束のネバーランド』が禁断の実写映画化。主演には浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、そして裏主役ともいうべき北川景子が強烈な存在感を発揮します。浜辺美波と北川...
国内ドラマ

Netflix『今際の国のアリス』レビュー:世界基準を目指す破格のスケール邦画

Netflixは2019年のアカデミー賞で『ROMA/ローマ』が監督賞含む3冠を獲得、2020年のアカデミー賞ではさらに勢力を拡大、合計24ノミネートを記録。配給会社別に見たとき、この数字はディズニーの23ノミネートを抑えて堂々の一位となり...
映画コラム

『新解釈・三國志』レビュー:無駄に豪華な今までと全然違う三國志

コロナ禍での制限中の公開にもかかわらず、今年の実写邦画ナンバーワンとなる興行収入50憶円の大ヒットを記録した『今日から俺は!!劇場版』の福田雄一監督。長年温めてきた三國志の企画を過去の福田作品に出演してきたオールスターキャストを迎えて完成さ...
映画コラム

『真・鮫島事件』レビュー:リモートで呪われるコロナ禍型のホラーが誕生

2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から端を発した都市伝説“鮫島事件”を現代的にアップデートした映画『真・鮫島事件』が公開されます。映画はコロナ渦ならではリモート分割画面方式とスマホやPCのインカメラの映像を意識した、手持ち感あふれる映像で進み、...
映画コラム

『STAND BY MEドラえもん2』レビュー:描くのは男性のマリッジブルー?

2014年に公開され、興行収入83.3億円の大ヒットを記録した、シリーズ初の3DCG作品『STAND BY MEドラえもん』。『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴と『friendsもののけ島のナキ』の八木竜一が共同監督を務め、原作シリーズ...
映画コラム

『罪の声』5つの必見ポイント|逃げ恥、MIUの野木亜紀子が未解決事件に挑む

(C)2020「罪の声」製作委員会塩田武史が実際に起きた企業恐喝事件に独自の“真相”を提示した『罪の声』を『いま、会いにいきます』『麒麟の翼』の土井裕泰監督が映画化。脚本を担当したのは『逃げるは恥だが役に立つ』で土井監督と組み、『アンナチュ...
映画コラム

『劇場版 鬼滅の刃』興収100億確実で記録ずくめ!「コナン」『天気の子』と状況を比較する

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable新型コロナウィルスの影響をもろに受けた映画界の復活のカギを握るだろうとされてきた『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開されました。映画館の観客入場に関しては、未だ制限が残っている劇場...
映画コラム

黒沢清監作『スパイの妻』5つの魅力|キャストの魅力を最大限に活かした秀作

©2020 NHK, NEP, Incline, C&I 2020年・第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(=監督賞)を獲得した黒沢清監督の『スパイの妻』がいよいよ公開されました。日本人監督の銀獅子賞の受賞は2003年の北野武監督『座頭市...