ヒナタカ

映画コラム

映画『空白』古田新太と松坂桃李が限界突破した、胃がちぎれそうな大傑作になった理由

→『空白』画像ギャラリーへ2021年9月23日(祝・木)より映画『空白』が公開される。本作は『さんかく』(10)や『BLUE』(21)など映画ファンから絶大な支持を得る作品を続々と世に送り出す吉田恵輔監督の最新作。そして『由宇子の天秤』に続...
映画コラム

『クーリエ:最高機密の運び屋』平凡なセールスマンのスパイ活動そのものよりも、さらにハラハラする理由があった

→『クーリエ:最高機密の運び屋』画像ギャラリーへ2021年9月23日(祝・木)より映画『クーリエ:最高機密の運び屋』が公開される。本作の目玉は、ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』で絶大な人気を得たほか、アメコミ映画『ドクター・ストレ...
デフォルト

傑作エンタメ生き地獄映画『由宇子の天秤』のプロデュースを『この世界の片隅に』の片渕須直監督が務めた意義

2021年9月17日より映画『由宇子の天秤』が公開される。まず、本作は絶対にネタバレを踏まないまま、なるべく予備知識を入れずに観た方がいい。何しろ、2時間32分という長めの上映時間があっという間に感じられる、予想外の展開に翻弄されまくりの、...
アニメ

『アーヤと魔女』はなぜ厳しい評価がされるのか?見方を変えてみてほしい「5つ」の理由

→『アーヤと魔女』画像ギャラリー『劇場版 アーヤと魔女』は厳しい評価にさらされている。Filmarksでは3.1点、映画.comでは2.9点と、ジブリ映画という枠組みでは低い。Google検索の他のキーワードには「つまらない」「ひどい」とい...
デフォルト

社会で生きる、全ての人へ希望を与える映画8選

2021年8月、メンタリストのDaiGoの発言が大炎上し、生活困窮者支援団体から緊急の声明が出され、有識者による多数の批判意見が寄せられていた。筆者個人としても、差別や迫害を扇動してしまいかねない発言に、激しい憤りを覚えていた。ここでは、あ...
デフォルト

『孤狼の血 LEVEL2』鈴木亮平演じる悪役がなぜこんなにも恐ろしいのか?その理由を語る

2021年8月20日より『孤狼の血 LEVEL2』が公開された。前作は同名小説を原作としていたが、今回は前作から3年後となるオリジナルストーリーとなっている。原作には『凶犬の眼』という続編が存在するものの、前作が続編を意識せずに原作と違う結...
デフォルト

映画『子供はわかってあげない』の上白石萌歌が宇宙一かわいい理由を語る

→『子供はわかってあげない』画像ギャラリーへ2021年8月20日より、田島列島の同名マンガを原作とした映画『子供はわかってあげない』が全国公開される。本作で何より訴えておかなければならないのは、上白石萌歌が宇宙一かわいいことである。これは断...
デフォルト

映画『うみべの女の子』が「中学生同士の性描写」に説得力を持たせられた理由

2021年8月20日より、浅野いにおの同名マンガを原作とした映画『うみべの女の子』が公開される。原作は中学生同士の性描写が満載という点で、センセーショナルな内容だった。だが、その過激さはもとより、「傷つけ合う少年少女たち」の関係性が、その「...
映画コラム

『千と千尋の神隠し』より深く楽しめる「8つ」のポイント

▶︎『千と千尋の神隠し』画像を全て見る(50点)宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠し』。日本の累計興行収入は308億円を突破して歴代1位、国内外で数々の賞を受賞、地上波放送では圧倒的な高視聴率になり、2016年に企画された“ジブリ総選挙”で本作...
映画コラム

『すべてが変わった日』レビュー|「掘り出し物」という言葉でももったいない秀作の理由

2021年8月6日より、『すべてが変わった日』が公開される。本作は「『マン・オブ・スティール』(13)でも夫婦役だったダイアン・レインとケビン・コスナーが再共演している映画」以外の情報は、なるべく入れずに観るのがいいだろう。なぜなら「思って...