映画コラム 『映画監督・佐藤純彌 映画よ憤怒の河を渉れ』が示唆する大作請負人の美学とは? 映画には超大作からプログラムピクチュアまでさまざまな形態がありますが、そのどちらも職人(アルチザン)的にこなしつつ、その中にさりげなく実験的手法を駆使することを怠らず、さらには自分なりのメッセージをひそかに盛り込みながら映画を作り続けてきた... 2018.12.08 映画コラム
映画コラム マジに5億人の女性を救った男『パッドマン』に男は頭が上がらない! 「アメリカにはスーパーマンがいる。スパイダーマンがいる。だがインドには…パッドマンがいる!」何ともシャレの効いた予告編だなあ、などとニマニマしつつ、いざ映画を見始めたら、このキャッチコピー以外に本作の感動を伝える言葉は存在しないかも! とま... 2018.12.08 映画コラム
映画コラム 『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』正月映画の大穴として、ハロー! (C)MEDIAPRO - RTV Commercial - ICAIC 2018年も間もなく終わり、2019年がやってきます。と同時に12月からは正月映画シーズン到来!例によって華やかで大仕掛けな作品がずらりと公開されていくわけですが、そ... 2018.12.01 映画コラム
映画コラム 映画『さらば青春の新宿JAM』は、1980年代ノスタルジーを否定する! (C)2018 The Collectors Film Partners 1980年代から90年代にかけての音楽ファンはもとより、東京で青春期を過ごしていた人ならば、新宿JAM(当初はSTUDIO JAM)の存在は多くの人が知るところではな... 2018.11.24 映画コラム
映画コラム 『母さんがどんなに僕を嫌いでも』愛してやまない親子の絆 (C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会『母さんがどんなに僕を嫌いでも』とは、いきなりドキッとさせられるタイトルです。原作は人気ブロガーの歌川たいじによる同名コミックエッセイで、何と自身の壮絶な過去をつづった実話とのこと。そ... 2018.11.17 映画コラム
映画コラム 映画の可能性を示唆したシンプルかつ芳醇な傑作『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー 』 (C)2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.最初に申しておきますと、この作品はいわゆるホラー映画ではありません。ただし主人公はゴーストです。それも、実に哀しく、切ない……《キネマニア... 2018.11.17 映画コラム
俳優・映画人コラム 『熱狂宣言』&『銃』で奥山和由、復活宣言! (C)2018 吉本興業/チームオクヤマ 奥山和由といえば『ハチ公物語』(87)『226』(89)『RAMPO』(94)などの大ヒット作や、『海燕ジョーの奇跡』(84)『いつかギラギラする日』(92)『SCORE』(95)『GONIN』(9... 2018.11.10 俳優・映画人コラム
映画コラム 『華氏119』がマジに訴える、世界そのものの危機! (C)Paul Morigi / gettyimages(C)2018 Midwestern Films LLC 2018 マイケル・ムーア監督といえば、アポなし取材も辞さない姿勢で、これまでアメリカの闇を赤裸々に暴いたジャーナリストであり... 2018.11.03 映画コラム
アニメ 賛否の嵐に決着つくか!?『宇宙戦艦ヤマト2202第六章』最速上映ルポ! (C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 1974年にTVシリーズ第1作が作られて以来、今に至る空前の国産アニメーション・ブームを築き上げた大きな牽引力としてリスペクトされ続けている『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ。2013年からは当時の... 2018.10.27 アニメ
映画コラム 見逃し厳禁!今秋の大穴的秀作!『ごっこ』の魅力! (C)小路啓之/集英社 (C)2017楽映舎/タイムズ イン/WAJA今回はこの秋の大穴的秀作、いや2018年全体を見渡してもかなりのハイレベル、熊澤尚人監督、千原ジュニア主演の『ごっこ』を紹介したいと思います。正直、今の日本では邦洋合わせ... 2018.10.20 映画コラム