映画コラム

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「死ぬまでに観たい映画1001本」全作品鑑賞者による注目作品“7選”

「死ぬまでに観たい映画1001本」という本がある。これはスティーヴン・ジェイ・シュナイダーが欧米の批評家・映画研究者を集めて、映画史を語る上で重要な映画を1001本選出し解説した本である。『ショーシャンクの空に』『七人の侍』といった有名作品...
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『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』を読み解く“10”の視点

▶︎『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』画像を全て見るこれほどありのままの日常を覗いてみたくなる殺し屋がかつていただろうか。2021年にスマッシュヒットを記録した『ベイビーわるきゅーれ』の殺し屋コンビ、ちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織...
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映画『わたしの幸せな結婚』見逃さないでほしい“7つ”の魅力

小説・コミックのシリーズ累計発行部数650万部突破、Snow Manの目黒蓮が初の単独主演を務める『わたしの幸せな結婚』。2023年3月17日(金)に公開し、週末の全国映画動員ランキングで1位となった。公開日にスクリーンで観た作品は、期待し...
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『シング・フォー・ミー、ライル』の「3つ」の魅力!大泉洋の若々しい歌声に聴き惚れて!

2023年3月24日より『シング・フォー・ミー、ライル』 が公開されている。本作は絵本「ワニのライル」シリーズの実写映画化作品。そして、ワニが歌って踊るミュージカルであり、老若男女におすすめできる良質なファミリームービーだった。『でっかくな...
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<過去最高の津田健次郎>『長ぐつをはいたネコと9つの命』攻めた「生と死」の哲学とは?

お願いがある。2023年3月17日より上映中のアニメ映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』を観てくれ。いきなりお願いせざるを得ないほど素晴らしい作品であり、老若男女どころか生きとし生けるものすべてにおすすめできる理由が山ほどあるのだが、まず最...
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『シン・仮面ライダー』4DXで観るべき「5つ」の理由|特に「風」を感じてほしい!

『シン・仮面ライダー』が大いに盛り上がっている。賛否が極端に分かれている印象が強いが、作品を奥深く読み込んだ上での賞賛の意見もじわじわと増えてきており、それをもって「何か言いたくなる」作品のパワーを証明したとも言えるだろう。百聞は一見にしか...
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【祝!アカデミー賞】ミシェル・ヨーってどんな人?

© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.▶︎『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』画像を全て見る第95回アカデミー賞で、アカデミー主演女優賞を『エブリシング・エブリ...
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『シン・仮面ライダー』賛否両論になる「5つ」の理由|PG12指定だが子どもが観てもいいか?

『シン・仮面ライダー』が2023年3月17日(金)18時より最速公開、18日より全国公開された。まずはネタバレなしの前置きとして、本作の特徴と魅力をたっぷり記していこう。【関連記事】『シン・仮面ライダー』4DXで観るべき「5つ」の理由|特に...
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『零落』圧倒的な“孤独”の中で“色気”を放つ斎藤工という稀有な存在

▶︎『零落』画像を全て見る胃の調子が悪い。浅野いにお原作、竹中直人監督の『零落』を観たせいだと思われる。創作に携わる人間の奥底でぐるぐると攪拌された“業”のようなものを、延々と見せつけられた。胃がきゅーっとなった。心臓を直接鷲掴みにされた気...
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『フェイブルマンズ』から考える、スピルバーグと宮崎駿の共通点・相違点

▶︎『フェイブルマンズ』画像を全て見る昨今、名だたる映画作家による半自伝的な作品が数多く作られている。グレタ・ガーウィグの『レディ・バード』(2017年)、アルフォンソ・キュアロンの『ROMA/ローマ』(2018年)、ケネス・ブラナーの『ベ...